Japanese
QUATTRO
2009.10.23 @新宿MARZ
Writer 遠藤 孝行
20時頃会場に到着すると、すでにフロアはVeni Veni Viciousの二人によるDJでかなり盛り上がっている。新宿MARZで行われた今回のリリース・パーティー。フロアには早くも人、人、人。観客はもちろん、関係者のやスタッフの熱気も伝わってくるようだった。 QUATTROの今回のリリースに当たり豪華なGUEST DJが集まり、そしてFREE THROW DJ’Sもフロアを暖める。ライヴが始まる前から雰囲気はまるでお祭りだった。
20時半を過ぎた頃、客電が落とされメンバーが登場。一曲目は「STONE」。ロックンロールは出音の一発目で決まるんだなんて考えさせられるほど理想的なオープニング・チューン。
そして5人がステージから醸し出すその佇まいにやられる。ただカッコつけているんじゃなくあくまでも自然体。だけどカッコイイ。こういうものが若い子達をバンドに走らせるんだろうなと思いながら、憧れにも似た感情を抱きながらライヴを眺める。
さて、この日のライヴは終始暖かいものだった。ロックンロール・バンドのライヴで暖かいなんてあまり思わないかも知れないが、この日は笑顔に溢れとても気持ちをゆっくりと上げてくれる様なライヴだったと思う。ライヴの中盤、ヴォーカル岩本岳士の「ここから静かな曲が続きます」というMCからの流れに、特にそれが表れていた。リラックスした演奏から繰り出される楽曲はとても心地の良いものだった。そしてカントリー・ソングの様な軽快な新曲「Question #7」もここで披露され、彼らの新たな一面を覗かせてくれた。
この日一番印象に残ったのがボーカル岩本岳士の歌声。60年代のブルース・ロックを下敷きに、今の2000年代以降のロックンロール・リバイバルの疾走感をプラスしたその演奏に負けない、そしてその演奏に良く馴染んだ声がすんなりと耳に入ってくる。演奏とのバランスがとても心地いい。やっぱりそのバランスは難しいなとライヴでは感じるのだけれど、その演奏と一体のなった声が素晴らしかった。
さていよいよライヴは終盤。新作からの「Joy Of A Toy」でフロアは一気にヒート・アップ。音源よりもへヴィーになった演奏が一気に観客の気持ちを持ち上げて行く。その後は圧巻だった。代表曲を織り交ぜ本編ラストはグル?ヴィーな「Magic J」。この曲は個人的にこの日のベスト・トラック。新たな新機軸を打つ出したこの曲でQUATTROは一皮剥けた印象。とにかくこの曲は踊れて楽しい。こういう路線をこのまま続けてほしいなと個人的には思ったり。
そしてアンコール。お約束のテキーラもアンコール前に振る舞われ5人が登場。大円団の中最後に披露されたのはお馴染み「Hey!」。ゲストDJ’Sもステージに登場しステージは総勢10名以上のお祭り騒ぎ、QUATTROらしい壮絶な幕切れ。素敵な仲間達に囲まれた彼らの笑顔がこの日のライブの充実感を物語っていた。
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