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DISC REVIEW

Japanese

2015年01月号掲載

CULTURE CLUB

"涙を拭きなよ男の子 下向いてる場合じゃないんだぜ"――かつておとぎ話は1stアルバム『SALE!』の中でこのように歌った。あれから7年以上の時が経ちリリースされる『CULTURE CLUB』は、これまでの愛と戦いの日々を音楽にした、おとぎ話の最重要作品だ。ここまでの道のりは、決して無難なものでも順風満帆なものでもなかった。だからこそ、もはやロックやオルタナやフォークの範疇では捉えきれない「光の涙」と「COSMOS」の懐かしさを掴まえたメロディと優しく力強い言葉は、泥まみれで光り輝き、胸を締め付ける。"おとぎ話"という言葉をそのまま音楽にしたような彼らの音楽には"音楽の魔法"が宿っている。それはこれまでずっと変わることのなかった、僕たちとおとぎ話の愛の魔法だ。(山元 翔一)