Japanese
POPPiNG EMO
Skream! マガジン 2023年07月号掲載
2023.06.13 @KT Zepp Yokohama
Writer : フジジュン Photographer:柴正明
2020年7月より、現メンバーで本格始動。ポップな世界観に"激エモ"爆裂サウンドを武器に活動する、POPPiNG EMO(以下、ポピエモ)が、6月13日にKT Zepp Yokohamaにて、[POPPiNG EMO 9thワンマンライブ"ZEPPiNG EMO"]を開催した。
オープニングSEが鳴り、"森の奥に潜む秘密基地"といった雰囲気の山小屋風のセットが組まれたステージに、メンバーがひとりずつ登場。タータンチェックの衣装で揃えた4人がステージ前方に並ぶと、フロアの観客に手拍子を煽り、「覚醒サテライト」でライヴがスタート。突き上げるビートに会場中が手拍子を合わせ、エネルギッシュな歌とパフォーマンスでど頭からぶっ飛ばす4人。「神様なんていないよ」、「残響ロック」とロックなナンバーが続いた序盤戦、ポピエモのライヴを観るのは初めてだった僕はその勢いに圧倒されながら、序盤から全力で攻めまくる彼女らのステージにドキドキしていた。
"みんな一緒に歌って踊ってね!"と始まった、ポップな曲調な「Lovin' Lovin' Lovin'」で山小屋風のセットに駆け上がって手を振り、キュートな面も見せて会場の空気を変えると、ナーナ・ポップの伸びやかな歌声が胸を締めつける「ミラクルラブストーリー」から、3曲を畳み込む。MCなし、歌とパフォーマンスの力だけで観客を惹きつけるステージは実に潔く、ここまで積み上げたライヴ・キャリアから生まれる自信と気概に満ちた4人は実にカッコいい。
ピアノの旋律にひとりひとりが華麗に舞い、幻想的且つドラマチックに始まった「Fairy Tale」は、山小屋風セットを生かした演出で、観客を楽曲世界へと深く誘う。焦燥感のある「Serendipity」から、"調子はどうですか? もっと気持ち良くなっていきましょう"とエモーショナ・ル・ルカが煽り始まった「GIRLS BE AMBITIOUS」と続き、クラップと掛け声で会場をひとつにすると、再び畳み込むように楽曲を連投した中盤戦。サヤカロスの美しい独唱で始まった「夢幻の如く時が嘲笑う」は、和テイストの曲調に勇ましく艶やかな歌とパフォーマンスで会場中を魅了した。
193R(イクミライダー)のしなやかなダンスで魅せたダンス・パートから、突き上げる拳と気合い十分の掛け声で「感傷リグレット」が始まると、ライヴは後半戦へと突入。激しくエモーショナルな「Goodbye My Dear」でフロアの熱を上げると、「ステレオタイプ フューチャー」でグッと胸に迫り、壮大なバラード・ソング「DAYS」が温かく切なく会場を包み込む。ワンマンならではの構成や演出、楽曲の持つ力、そして個々の高いスキルとグループの強い結束力で大舞台のワンマンを作り上げた4人。たっぷり気持ちを込めた「イノセント」を歌い上げると、"いつだって最後まで最後まで攻め続けんだ"と歌う「喝采」で全身全霊のステージを魅せて、本編を全力で走り抜けた。
ワンマン開催前、7月9日をもって現体制での活動を終了することを発表。公演終了後の6月15日に、エモーショナ・ル・ルカの卒業と2名の新メンバー加入を発表したPOPPiNG EMO。この体制での活動は残りわずかで、4人にとってすごく重要な意味を持つワンマンだったはずだが、湿っぽい雰囲気は一切出さず、ここまでの集大成と言える、悔いのないステージを作ることに徹底していたのも実に良かった。アンコールでは新曲「Evergreen」を初披露して、ポピエモの明るい未来を想像させると、"みんな笑顔で、ひとつになりましょう"と「Okey-Dokey」を披露。ここまであまり見せなかった笑顔を見せ、幸福感溢れるなかでライヴを締めくくった。
POPPiNG EMOの現体制終了ライヴ"Thank you for 3 years"は、7月9日に渋谷近未来会館にて。そして、新体制始動ライヴ"Beginning of the end"は、7月10日に渋谷スターラウンジにて開催。ポピエモの現体制をしっかり見届けて、新体制でのさらなる飛躍に期待したい。
- 1
LIVE INFO
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.24
-
水曜日のカンパネラ
THE SMASHING PUMPKINS
ドミコ
UVERworld
Kroi
a flood of circle
Hump Back
shallm × sajou no hana
- 2025.09.26
-
This is LAST
the cabs
ドミコ
Age Factory
Aooo
Keishi Tanaka
MONO NO AWARE
トンボコープ
Base Ball Bear × ダウ90000
DYGL
OKAMOTO'S
SUPER BEAVER
otsumami feat.mikan
セックスマシーン!!
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.09.27
-
TOKYOてふてふ
amazarashi
アーバンギャルド
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
Academic BANANA
The Birthday / 甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) / 志磨遼平(ドレスコーズ) / GLIM SPANKY / TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
センチミリメンタル
LAUSBUB
Awesome City Club
NEE × CLAN QUEEN
Plastic Tree
This is LAST
LOCAL CONNECT
YOASOBI
TOOBOE
MONO NO AWARE
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
豆柴の大群
reGretGirl
cowolo
コレサワ
ExWHYZ
レイラ
INORAN
MAPA
LiSA
mudy on the 昨晩
WtB
キタニタツヤ
"ベリテンライブ2025 Special"
藤巻亮太
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.28
-
ナナヲアカリ
NEE × CLAN QUEEN/サイダーガール × トンボコープ
SCOOBIE DO
LACCO TOWER
TOKYOてふてふ
SUPER BEAVER
"いしがきMUSIC FESTIVAL"
cinema staff
ぜんぶ君のせいだ。
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
SPRISE
Plastic Tree
YOASOBI
リュックと添い寝ごはん
EGO-WRAPPIN' × 大橋トリオ
Age Factory
WtB
TOOBOE
mzsrz
Broken my toybox
古墳シスターズ
RAY
"ベリテンライブ2025 Special"
"TOKYO CALLING 2025"
- 2025.09.30
-
打首獄門同好会
Hedigan's
緑黄色社会
MONOEYES
Mirror,Mirror
ヨルシカ
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~YOU MAY DREAM~"
- 2025.10.02
-
オレンジスパイニクラブ
THE ORAL CIGARETTES
感覚ピエロ
緑黄色社会
打首獄門同好会
Hump Back
たかはしほのか(リーガルリリー)
キュウソネコカミ
大森靖子
SHE'S
- 2025.10.03
-
INORAN
アイナ・ジ・エンド
reGretGirl
キタニタツヤ
挫・人間
ナナヲアカリ
Aooo
MONOEYES
eastern youth
Laura day romance
Kroi
KING BROTHERS
moon drop
すなお / TELLECHO
藤森元生(SAKANAMON)
OKAMOTO'S
Omoinotake
鋭児
Amber's
ぜんぶ君のせいだ。
WtB
- 2025.10.04
-
Appare!
水曜日のカンパネラ
フレデリック
reGretGirl
KANA-BOON
wacci
優里
YONA YONA WEEKENDERS
Cody・Lee(李)
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
ART-SCHOOL
irienchy × no more
藤森元生(SAKANAMON)
ExWHYZ
w.o.d. / ガガガSP / モーモールルギャバン / ZAZEN BOYS / 浪漫革命 ほか
LiSA
LACCO TOWER
ASP
終活クラブ
a flood of circle
トンボコープ
WtB
TOKYOてふてふ
僕には通じない
Rei
cinema staff
brainchild's
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
indigo la End
- 2025.10.05
-
岸田教団&THE明星ロケッツ
水曜日のカンパネラ
ビレッジマンズストア
Omoinotake
LONGMAN
ExWHYZ
INORAN
フレデリック
優里
TOKYOてふてふ
アイナ・ジ・エンド
PIGGS
挫・人間
I Don't Like Mondays.
Hump Back / FIVE NEW OLD / 儀間建太(愛はズボーン) / 髭 / 石野卓球 ほか
WtB
キタニタツヤ
ザ・ダービーズ
Rei
a flood of circle
秋山黄色
PEDRO
セックスマシーン!!
LACCO TOWER
chilldspot
YONA YONA WEEKENDERS
moon drop
the telephones
東京初期衝動
LEGO BIG MORL
シド
羽深創太(GIOVANNI)
Cody・Lee(李)
"PIA MUSIC COMPLEX 2025"
Bye-Bye-Handの方程式
TOOBOE
indigo la End
the cabs
Czecho No Republic
RELEASE INFO
- 2025.09.22
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.22
- 2025.10.24
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号