Japanese
DREAMCATCHER
Skream! マガジン 2019年10月号掲載
2019.09.12 @マイナビBLITZ赤坂
Writer 荒金 良介
2017年1月に"悪夢コンセプト"を掲げてデビューした7人組ガールズ・グループ、DREAMCATCHER。彼女たちは、メタル/ロック・サウンドとパワフルなパフォーマンスを武器に、二度のワールド・ツアーを行い、10月24日からはヨーロッパ・ツアーも決定。今や破竹の勢いで音楽シーンに存在感を知らしめている。そんなDREAMCATCHERが、9月11日に悪夢ストーリーの最終章となる日本1stアルバム『The Beginning Of The End』を発表。その発売を記念した"ショーケース・ライヴ"が、マイナビBLITZ赤坂で開催された。
開演前BGMにBABYMETALの「Elevator Girl」が流れたあと、場内は暗転。ステージ背面のスクリーンにメンバー紹介映像が映され、それからジユ、ユヒョン、シヨン、スア、ガヒョン、ダミ、ハンドンのメンバー7人が登場した。「YOU AND I-Japanese ver.-(以下:J ver.)」で幕を開けると、ヘヴィな音色をバックに彼女たちは、目まぐるしくヴォーカルをスイッチさせ、透明感溢れる歌声を存分に発揮。アップテンポな「What(J ver.)」に入ると、ダイナミックな音像に拍車がかかり、途中で一列になって時間差でグルグル回るダンスも織り込み、ショー・アップに長けたパフォーマンスで耳目を奪う。2曲終えたあと、ステージに女性司会者が現れ、今日のライヴの模様はLINE LIVEで生配信されており、すでに視聴者が9万人突破している(終盤には20万人を突破!)と報告。それから、メンバー7人とトークを繰り広げ、次に披露するアルバムのリード・トラック「Breaking Out」にちなんで、メンバーがブレイク・アウトしたいことを尋ねると、"愛するみなさんになかなか会えないこと"(スア)、"悪夢"(ハンドン)、"心配"(シヨン)、"暑さ"(ジユ)、"束縛"(ユヒョン)、"疲労"(ガヒョン)、"風邪気味"(ダミ)と7人7様の答えが返り、またメルボルンのコンサートが会場の火災発生により急遽キャンセルになった話を交え、観客も興味深く耳を傾けていた。
そして、「Breaking Out」のパフォーマンスに入ると、ラップ調のスタイルを取り入れ、エッジ漲る起伏激しい曲調で攻める。「また一人になった(J ver.)」においては、メンバー個々のソロ・パートをわかりやすく前に押し出した曲調が新鮮に映った。しかも、あえてこの曲ではダンスを封印し、時折フロア側にマイクを向ける仕草もあり、観客も参加する形で一体感をグッと高めていく。
ここでメンバー7人だけのMCタイムを挟み、目の前でタオルにサインを書いて抽選会を行うなど、ファン・サービスも忘れない。次の「Wonderland(J ver.)」ではクールな曲調も相まって、メンバーふたりが椅子に腰かける斬新なダンス・フォーメーションで楽曲の魅力を伝えてくる。彼女たちの繊細な歌声と大人っぽくもセクシーな音色が、うまくマッチし、ショーの流れにいいフックをもたらしていた。
後半の「Chase Me(J ver.)」で歓声が一段と大きくなると、本編ラストは、「PIRI~笛を吹け~(J ver.)」で締めくくった。イントロからオイ! オイ! と場内から声が上がり、大フィーバーを記録する。鳴り止まないアンコールに再び彼女たちが登場すると、事前に配られた、韓国語で"私たちを信じて、もっと高いところまで飛んでいって DREAMCATCHER!"と書かれたスローガン(メッセージ・ボード)を掲げる観客たち。その光景に感動していると、最終曲「I Miss You」を解き放ち、この日最大の一体感を作り上げて終了。メンバーが去ったあとスクリーンにはシアトリカルな映像が流れ、細部にこだわった演出も効果的であった。今後もDREAMCATCHERから目が離せない。そう思わせる激しくも華やかなパフォーマンスに魅了されっぱなしだった。
- 1
LIVE INFO
- 2025.09.01
-
打首獄門同好会
DIRTY LOOPS
とまとくらぶ
- 2025.09.02
-
Hump Back
とまとくらぶ
フラワーカンパニーズ / Conton Candy / ヒグチアイ / TOSHI-LOW
ずっと真夜中でいいのに。
打首獄門同好会
YOASOBI
め組 / ザ・チャレンジ / NaNoMoRaL / 宇宙団
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
RELEASE INFO
- 2025.09.01
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号