INTERVIEW
Japanese
blgtz
2011年11月号掲載
メンバー:田村昭太(Vo&Gt)
インタビュアー:沖 さやこ
-同時多発テロや脱原発についてなど、歌詞も非常に生々しく、言葉のひとつひとつが頭に刺さるようです。このように“日本語で他者に咆える”ことは、田村さんにとってどういう意味があるのでしょうか。
みんなが怖くて言えないことを、アーティストの立場から包み隠さず歌っているだけです。9.11から10年後の世界を歌った「イデオロギー」や「冷蔵庫」でも言っていますが、僕は“何かがおかしい”とみんなが気付くまで警鐘を鳴らし続けます。でも音楽は音楽、政治は政治、全くの別物。それを一緒にしたり、利用することは間違っていると思っています。僕のやっているのは音楽で、その中に現状への怒りや警告を詰め込んで“目を覚ませ”と他者に咆えている。正面からそれを伝えるためには、シンボリックで誰にでも分かる言葉で訴えかけなくては意味がない。そして、解釈が曖昧なJ-POPという土俵に真っ向から挑むつもりでいるので、日本人が日本語で歌う必要性が大いにあると考えています。
-では、そういうものがアルバムのコンセプトに繋がっているのでしょうか。
そうですね。“世の中が少しずつおかしくなってきている。このままでいいのか?”とリスナーに訴えかけるつもりで制作しました。ただ「冷蔵庫」以外は東日本大震災以前に曲と歌詞を書き上げていたので、震災以降の世界を歌ったものではないんです。あの日を境に色々な物の価値観や意味の捉え方が変わってしまったので、歌詞やコンセプトを変えようか悩みましたが、敢えてそのまま出すことにしました。
-「ソネット」は今年の5月に東日本大震災のチャリティー・ソングとして配信リリースされていますね。
「ソネット」は“過去の過ちや最低だった自分を経て、何も出来ずに座り続けていた椅子を捨てて、もう一度先に進もう”と自分自身に歌っている曲です。今回の東日本大震災で何が出来るのかと考えていたときに、自分のこの曲への思いと復興への願いを重ねて、チャリティー・ソングとしてリリースしようと決めました。今後も微弱ながら支援を続けていきます。そして、この先もこの曲を歌い続けるつもりです。
-楽曲アレンジはどのように行っているのでしょう?
各パートのアレンジをサポート・メンバーと現場で作っていきます。それを一旦持ち帰りまとめて“このフレーズをここに”という感じで注文して。この作業を繰り返し、全体の骨組みが決まればそこから細かい手直しをしていきます。時間と根気の必要な作業ですが、決められた構成やフレーズが毎回出来ていれば、メンバーに強く意見することは少ないです。
-blgtzは田村さんの“ソロ・ユニット”ということですよね。お1人でライヴを行う場合ヴォーカルとギター、同時に足元でバスドラムを操って。ですがライヴやレコーディングでは、サポート・メンバーとは言え “バンド”としてのスタイルも多く見られますよね。
blgtzは田村昭太の音楽を表現するソロ・ユニットなので。サポートを迎えたバンド形態でもソロ形態でも、僕のリスクは変わりません。良くも悪くも1人でやっていかなくてはいけない。いつかリスクを共有し合えるメンバーが揃えば、いわゆる“バンド”として打ち出してやっていく可能性はあると思います。
-なるほど。今回「フィクション」「ソネット」ではTHE NOVEMBERSの小林祐介さんがコーラスでゲスト参加してらっしゃいますね。
THE NOVEMBERSのデビュー前……6年くらい前に、あるレコード会社の人に彼らを紹介してもらったんです。そこまではよくある話ですが、僕のワンマンのオープニング・アクトに彼らを呼んだり、相談に乗ったりしているうちにプライベートで小林くんと仲良くなって、それで今回コーラスを頼もうと思いついて。彼は真面目で、信用出来る人です。楽曲もお互い納得のいく仕上がりで満足しています。
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