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DISC REVIEW

Japanese

2016年01月号掲載

Humanizer

JAWEYE

『Humanizer』

Release Date : 2016-01-20
Label : Active-Standby Records

前作『ALTERNATIVE WORLD』から2年を経た。この間にメンバー交代やレーベルを離れるといったことがあったが、音楽性を磨き上げていくことは継続しながら、新たに自身のレーベルを立ち上げて、今作のリリースに至っている。エレクトロなサウンドとロックでへヴィなバンド・サウンド、そのミックスの比重を変えるのではなく、いずれの濃度も量も増量する方法で、JAWEYEは進化を遂げている。フロントマン上田浩平(Vo/Gt)のキャッチーなメロディと、過ぎ行く時へのセンチメンタルがありながらもしっかり前を向いているエモさ満点の歌詞も磨きがかって、バキバキのEDMサウンドとともに爆走していく。キャリアを推し進めながらも、音やバンドに対するピュアな衝動感をエンジンにしていることだけはどうやら不変のようだ。(吉羽 さおり)


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epsilon

エレクトロ・サウンドとロック・サウンドを掛け合わせたスタイルを確立し、それを歌詞やライヴなどから溢れ出る"人間味"と組み合わせた"ヒューマナイズ・エレクトロ・ロック"を標榜する5人組が、およそ2年半ぶりの新作となる5thミニ・アルバムをリリース。オープニング・チューンの「selfolic」をはじめ、パワーアップしたヘヴィでバキバキな楽曲が続く中で、新たな始まりを告げるかのような、ピュアに突き抜けた楽曲「On the ice」も顔を出す。ジャケットは盟友SEPTALUCKのJunichi Uchino(Dr/Cho)が担当し、トライアンパサンディのG-YUN(Vo/Gt)が「FIREWORKS」に参加するなど、仲間たちと作り上げた1枚には、バンドが一歩一歩積み重ねてきた歴史も封じ込められている。(稲垣 遥)


Humanizer

前作『ALTERNATIVE WORLD』から2年を経た。この間にメンバー交代やレーベルを離れるといったことがあったが、音楽性を磨き上げていくことは継続しながら、新たに自身のレーベルを立ち上げて、今作のリリースに至っている。エレクトロなサウンドとロックでへヴィなバンド・サウンド、そのミックスの比重を変えるのではなく、いずれの濃度も量も増量する方法で、JAWEYEは進化を遂げている。フロントマン上田浩平(Vo/Gt)のキャッチーなメロディと、過ぎ行く時へのセンチメンタルがありながらもしっかり前を向いているエモさ満点の歌詞も磨きがかって、バキバキのEDMサウンドとともに爆走していく。キャリアを推し進めながらも、音やバンドに対するピュアな衝動感をエンジンにしていることだけはどうやら不変のようだ。(吉羽 さおり)


ALTERNATIVE WORLD

前作『PULSE』のリリースから約1年、JAWEYEが3rdミニ・アルバムをリリース。近頃は、大型イベントへの出演やSiMのツアー・サポートが決定していたりとジャンルを超えた活動が目立つ彼らだが、今作はそのサウンド面での意欲が全面に表現された密の濃い作品に仕上がっている。なかでもタイトル・トラックである「Alternative World」は、ラウドロック・テイストの重厚なサウンドがプラスされつつも、JAWEYEらしいシャープなデジタル・サウンドがなんとも爽やかに交錯したダンサンブルなナンバーだ。進化した彼らの最新のサウンドを感じずにはいられない7曲。ライヴでどのように化けるのかも気になるところである。(大島 あゆみ)


PULSE

結成から2年、マニュピレーターを擁する5人組ロック・バンドJAWEYEの1stフル・アルバム。これまで培ってきたJAWEYE流エレクトロ・ロックは瞬発力を増し、バンド・サウンドとデジタル・サウンドはより強く花火を撒き散らすようにぶつかり合う。ボーカロイドの手法を取り入れたヴォーカル・アプローチが衝撃的な「Lost Control」、JAWEYE流バラード「ASPIRIN」、サンバ調のリズムが新鮮な「MINUS」、等身大の歌詞が光る「オートメーター」と、バンドの新たな側面を多角的に見せる。メンバー自身が体を動かして作ったというだけあり、踊れるという要素もより強くなっている。“自分たちがやるべき音楽”が追求された、非常に素直で頼もしい作品だ。(沖 さやこ)


STARGAZER

全国各地で精力的なライヴ活動を続ける5人組ロック・バンドJAWEYE。2010年の結成以来、2枚のミニ・アルバムを経てリリースされるシングルは、3曲入りミニ・アルバムと言っていい充実のボリューム感。瞬発力のあるデジタル・サウンドと、パンクやエモ、メロコア、ギター・ロックを取り込んだ生々しいバンド・サウンドが交錯する。そして、どの曲にも共通するのは華やかでキャッチーなメロディ。上田浩平(Vo&Gt)のハイトーン・ヴォイスが、そのラインを美しくなぞる。巧妙でドラマティックな展開はよりメロディを際立て、そのスケール感は謎多き宇宙に解き放たれるようにスリリングだ。膨らみのある鋭さが特徴的なTrack.3「MURAKUMO」は、詞曲共に日本のバンドならではの感性で彩られている。(沖 さやこ)



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