Overseas
KEANE
2009.04.24 @新木場STUDIO COAST
Writer 杉浦 薫
2004年のデビューアルバム『Hopes And Fear』は新人ながら初登場一位を獲得し、瞬く間にイギリスの国民的バンドとなったKEANE。最新作『Perfect Symmetry』は、デビュー当時のサウンドから一転し、80’sのエッセンスが随所に散りばめられ、大合唱出来るというよりは、ダンサブルな曲が中心のアルバムとなった。
2006年にSUMMER SONICに来日する予定だったものの、Tomのドラッグ問題により出演中止となり、ファンはとても悔しい思いをしたことだろう。しかし、この度念願の単独来日を果たし、SUMMER SONIC’09にも再び出演することが決定している。ライヴ前にRichardにインタビューをしたのだが、Tomの問題に決着がつき、現在バンドは健康的なメンタリティーの元に活動を行っているとの言葉を聞くことが出来、安心した。
ライヴ会場は、年齢層の幅広さが目立つ。いかにも会社帰りという感じのスーツの人も多くいた。KEANEの音楽性はボーダーレスな楽しみ方が出来るし、納得の客層だ。
『Perfect Symmetry』から「The Lovers Are Losing」から幕が上がる。Tomはとても健康そうで、大きな手振りで元気にステージを行き来する姿が頼もしい。声もよく伸び、安定た実力を見せてくれている。
この日のセットリストは、『Hopes And Fears』から6曲、『Under The Iron Sea』から5曲、『Perfect Symmetry』から7曲と、偏ることなく全ての作品からチョイスされていた。『Perfect Symmetry』は前2作と比べるといささか音の質感が違う作品だが、こうしてライヴで聴いていると、前2作の曲群と並べても違和感がないし、ダンサブルなリズムがうまい具合にアクセントとなっている。特にKEANE新機軸の最骨頂とも言える「Carry On」は、『ラビリンス~魔王の迷宮~』時のDAVID BOWIEを彷彿とさせ、フロアの反応はいまいち良いとは言えないものの、今までに見たことがないKEANEの新たな一面を十分に堪能することが出来た。「Somewhere Only We Know」では「待ってました!」とばかりの大大大合唱大会。後半はTomの声がだんだん息切れしてきたものの、エネルギッシュな演奏が彼を支え、Tomは自分を奮い立たせるように、最後の最後まで全力で歌い上げた。終始笑顔の絶えない、温かい雰囲気の中ライヴは終了。帰路に着き、眠る瞬間まで、ほっこりと穏やかな気分でいられたことは言うまでもない。
- 1
LIVE INFO
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
- 2025.01.09
-
OKAMOTO'S
ずっと真夜中でいいのに。
米津玄師
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
the paddles
四星球
NOIMAGE
reGretGirl
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.03
- 2025.01.05
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.16
- 2025.01.17
- 2025.01.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号