Japanese
u named (radica)
Skream! マガジン 2025年01月号掲載
2024.11.22 @仙台ROCKATERIA
Writer : 高橋 美穂 Photographer:和奏
宮城県石巻市出身のロック・バンド、u named (radica)が、11月13日にリリースした2ndミニ・アルバム『最愛の行方』のリリース・イベント"u named (radica) 2nd mini album 『最愛の行方』リリースイベント「最愛の在り処」"を、11月22日に仙台 ROCKATERIAで開催した。彼等が自身の主催するイベントを行うのも約1年ぶり。まずは対バンのアルヒとT.O.C.Aが熱演を繰り広げ、新作のリリースを祝福した。
いよいよu named (radica)の出番。拍手が巻き起こるなか、バンドのロゴが描かれたバックドロップを背に、新作でもオープニングを飾っている「partiality」を鳴らし始める。アンサンブルの抜き差しが見事で、令(Vo/Gt)の歌声が映えるナンバー。一気にライヴハウスを自分たちの世界観で染めた後は、令がギターを置いて、グッと開けた「独彩」へ。フロアも、どんどん手が上がっていく。よりアッパーな 「early, early intention」では、令が"仙台、こんなもんですか? 全員の手が上がるところが見たい"と煽り、冬に足を踏み入れかけた仙台の温度をグッと上げる。
最初のMCで、まず令は出演バンドに感謝。そして、会場の入口に飾られていたファン一同から届いた花についても、"ありがとうございます"と伝える。そして"このままずっと感謝の気持ちを述べ続けられるんだけど"と笑いながら、"僕等の今できることを注いだ"『最愛の行方』に収録されている「夢花火」をしっとりと歌い出す。そして、今の季節に似合う「愁花」へ。最後のささやくような"ありがとう"まで、聴き惚れる程美しい声だ。
"前ばかりずっと見て過ごせない。子供に戻りたくなる瞬間もある"という本音を曝け出した後に、ヘヴィな「アンファ」を披露。令が"俺等陰キャだから、バラードの後に暗い曲をやると落ち着くよね"と茶目っ気たっぷりに語ると、ヨシダ マサト(Ba)もMCに参加。演奏に集中していたからか? 令に"上の空?"なんて突っ込まれながらも、『最愛の行方』を"いろんな愛をパッケージした"とアピールしていた。
優しい歌と音に包まれた「ラヴソング」を経て、ラスト・ナンバー「リバースデイ」では、令に"よっぴー(ヨシダ)頑張れ"と言われつつ、イントロからヨシダがハンドクラップを先導。平 達彦(Gt)も前に出てきてギターを高々と掲げ、盛り上がりは最高潮に。ミラーボールが周り、ハンドクラップも最後方まで広がり、一体感のなかで大団円となった。
熱い拍手に迎えられてアンコール。まずヨシダが"1人だけ出てきて泳がされる"と苦笑いしつつ、"(「リバースデイ」)かっこ良かったよね"と自画自賛し、オーディエンスも頷く。メンバー全員が出てきて、始まったのは「Birthday」。生から動へと向かうようなダイナミックな展開に、拳も上がる。
この後、令が訥々と語り出す。長いこと音楽をやってきて、つらいときや苦しいときもあったこと。そして、そういうことは"誰にでもあると思うんです"とオーディエンスに寄り添い、"それでも、僕等の音楽を好きだと言ってくれる人がいる"、"生きてまたライヴハウスで会いましょう"と呼び掛け、本当のラスト「迷彩」を響かせた。言葉も歌も、少し震えているようだった。それほど感情のこもったパフォーマンス。全てはフロアにもしっかりと届いており、オーディエンスは光のようにたくさんの手をステージに向けた。まさに、ここが"最愛の在り処"だ――そう確信できる光景だった。どこまでもピュアな歌声も、繊細且つラウドな演奏も、全てが裏表のない美しさに満ちていた時間だった。
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