Japanese
パピプペポは難しい / 秘密結社ニルヴァージュ∀ / 9DayzGlitchClubTokyo / 15GERM
Skream! マガジン 2021年09月号掲載
2021.08.06 @下北沢LIVEHOLIC
Writer 宮﨑 大樹 Photo by 小山田祐介
下北沢LIVEHOLICの6周年を記念して開催中の"LIVEHOLIC 6th Anniversary series"。その一環として邦ロック/ボカロ/アニソンDJとして活躍するエボリューション大沢によるイベント"エボリューション大沢 presents エボロックvol.1"が行われた。
本イベントは、LIVEHOLICだけでなく同じビルの4階に店を構えるミュージック・バー"ROCKAHOLIC"も使用し、ツーフロアでの開催。オープンと共にエボリューション大沢がDJとしてROCKAHOLICに登場することもあって、平日の17時という早めの時間にもかかわらずフロアを賑やかせた。
LIVEHOLICでの一番手は、赤と黒のツートン・カラーの衣装が目を引く"15歳で発症する音楽ウイルス BEAT POPを標榜するアイドル"15GERM。四つ打ちのエレクトリックなサウンドにラップやユニゾンを絡める1曲「ストロベリージャム」で、怪しげで危険な香りを漂わせると、そのまま「ラム」、「PARADISE」と続けてオーディエンスへ容赦なく重低音を浴びせる姿は実に痛快だ。ボカロ曲的なエッセンスも感じさせる「ラブレター」から「21CENTURYBOY」へ繋げ、ラストに披露したのは「フラウ」。ステージ上を飛び跳ねてフロアをアゲていき、トップバッターとして場をヒートアップさせた。
続いて登場したのは3人組ガールズ・グループの9DayzGlitchClubTokyoだ。ピコピコ・サウンドのSEとカラフルな照明が彩るステージに、メンバーがひとりずつ登場。静かな夜が情景として浮かぶ「題名のない不完全な夜に」で幕を開けると、和のニュアンスを取り入れたカオティックな「Brand new Stimulate」で手拍子を沸き起こす。3曲目の「myサイケ」をパフォーマンスするころには振りコピをして楽しむ女性の姿も増えていて、このグループのガール・クラッシュ的な魅力を感じさせた。そのまま「M/E」、「修羅の傀儡」と続け、デジタル・ハードコアとEDMが融合したかのような「FirE」で駆け抜けた。
3組目は、メンズ・アイドル・グループの秘密結社ニルヴァージュ∀。デジタル・ロックの「逆襲論」でいきなりステージを乗り出して観客を煽り、勢いそのまま「轟音舞」になだれ込むと、お祭り感のあるサウンドに乗せて"コン! コン!"の声で場を盛り上げる。続いてGOING STEADYの名曲「BABY BABY」をカバーすると、MC後にダンサブルな「LOVEDISCO」を挟んでから再びカバー曲へ。ライヴを強烈に盛り上げるBiSの「nerve」で問答無用にLIVEHOLICを加熱させた秘密結社ニルヴァージュ∀は、ダメ押しに「少年の唄」を投下して、次のアーティストへバトンを繋げた。
トリを務めた"パピプペポは難しい"は、ガールズ・ポップなサウンドに乗せたかわいらしいメロディで"牛丼つゆだくだく"と歌い上げる(いい意味での)アンバランスさで、1曲目から"パピムズワールド"を作り上げる。ここからジャンルにとらわれない変幻自在な曲を繰り出していくと、「ラブげっちゅ-お誕生日のお歌-」では、パピムズ(パピプペポは難しい)とLIVEHOLICで恒例になりつつあるコラボ(罰ゲーム)ドリンクがファンからお客さんへ振る舞われ、あまりの酸っぱさにむせる人が続出。最後は特撮戦隊モノを彷彿とさせる「スーパーSAMURAI忍者・カラテマン」で締めくくった。見慣れすぎていて触れ忘れていたが、この日唯一のキリン"ドン・グリ"は、初見の観客に大きなインパクトを残したことだろう。
LIVEHOLICでの終演後もROCKAHOLICでのDJステージは続き、こうしてエボリューション大沢による"エボロック"の初回は、大成功を収めたのであった。
[Setlist]
■15GERM
1. ストロベリージャム
2. ラム
3. PARADISE
4. ラブレター
5. 21CENTURYBOY
6. フラウ
■9DayzGlitchClubTokyo
1. 題名のない不完全な夜に
2. Brand new Stimulate
3. myサイケ
4. M/E
5. 修羅の傀儡
6. FirE
■秘密結社ニルヴァージュ∀
1. 逆襲論
2. 轟音舞
3. BABY BABY
4. LOVEDISCO
5. nerve
6. 少年の唄
■パピプペポは難しい
1. 世界の終わりには牛丼つゆだくをあなたと食べたい
2. 神様のきまぐれ
3. バーサーク
4. ラブげっちゅ-お誕生日のお歌-
5. シャニムニ
6. スーパーSAMURAI忍者・カラテマン
- 1
LIVE INFO
- 2025.04.18
-
超☆社会的サンダル
THE KEBABS
藤巻亮太
Maki
Omoinotake
THE LAST DINNER PARTY
緑黄色社会
THE ORAL CIGARETTES
yama
never young beach
EASTOKLAB
曽我部恵一
FUNKIST
androp
indigo la End
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
あっこゴリラ
THE BACK HORN
- 2025.04.19
-
"ジゴロック2025"
MAN WITH A MISSION
フラワーカンパニーズ
GANG PARADE
ねぐせ。
サカナクション
"IMPACT! XXII"
WANIMA
眉村ちあき
ヤバイTシャツ屋さん / SUPER BEAVER / ストレイテナー / アルカラ ほか
THE YELLOW MONKEY / UVERworld / シンガーズハイ / yutori ほか
never young beach
原因は自分にある。
THE ORAL CIGARETTES
古墳シスターズ
THE BAWDIES
FINLANDS
sumika
ずっと真夜中でいいのに。
ゴキゲン帝国
太田家
Base Ball Bear × ART-SCHOOL
FUNKIST
HY
PIGGS
BRADIO
須田景凪
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
- 2025.04.20
-
片平里菜
"ジゴロック2025"
chef's
眉村ちあき
緑黄色社会
サカナクション
ビレッジマンズストア
fox capture plan
This is LAST
NOT WONK
古墳シスターズ
10-FEET / フラワーカンパニーズ / 四星球 / くるり / Hakubi ほか
UVERworld / Novelbright / TOOBOE ほか
原因は自分にある。
藤巻亮太
go!go!vanillas
NakamuraEmi
HY
sumika
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
THE LAST DINNER PARTY
SCOOBIE DO
BRADIO
吉澤嘉代子
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
moon drop
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
Czecho No Republic
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
Cloudy
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
豆柴の大群
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
- 2025.05.01
-
PEDRO
ラブリーサマーちゃん
Hump Back
ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / マキシマム ザ ホルモン
詩羽×崎山蒼志
Rhythmic Toy World
Maki
RELEASE INFO
- 2025.04.18
- 2025.04.21
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号