Overseas
Matthew Herbert
2011.09.22 @恵比寿LIQUIDROOM
Writer 中里 友
Matthew Herbertが昨年から今年にかけて制作した「One」シリーズの中で最も実験的な問題作『One Pig』は、豚の誕生から死、そして食されるまでをサンプリングして作られた。今回LIQUIDROOMで行われたスペシャル・ライヴは、その『One Pig』をライヴで再現するというもの。なんでもHostessのスタッフはMatthew本人の意向により、ライヴに扱う機材は勿論、豚肉、骨、ワラ……等の収集に奔走していた様子で、公演直前にはシェフを公募で呼びかけるなど、とにもかくにも“一体どんなライヴを見せてくれるのか……”かなり期待度の高いライヴであることは間違いなかった。
ステージ中央には何やらまるでリングの様に、四方に細い糸を張り巡らせた不思議な装置が(なんでも豚小屋ハープというらしい……)。その周囲には機材が置かれ、マイクにはそれぞれ白衣がかけられている。その元へMatthewを含めた5人のライヴ・メンバーが順々に現れ、白衣を着た彼らの姿はアーティストというよりはまるで研究者の様。ワラを擦る音をディレイで引き延ばし、リズムを構築しながら自然と収録1曲目の「August 2009」へ。メンバーのうちの一人が前述の妙な柵の中に入り込み、おもむろに新しい白衣に着替え始める。背には「SEP」とある。なるほど。つまり豚の一生におけるSeptember……つまりはここから9月編が始まるのだ。そしてその柵に張られた糸を引っ張るとPCにプログラミングしてあった様々な音が鳴るという仕組みが判明。彼はその狭い柵の中で音を鳴らし、さながら動き回る豚ということだ。
牧歌的で生命力の躍動を感じさせる10月、そして最も激しい11月を経て、12月にさしかかる頃には後ろでシェフが豚を調理し始める。最後の1月……時間にして半年という短い豚の一生の最後には不穏なアップ・テンポのパーカッションから、骨をギーギー擦る音が鳴り響く。それはまるで工業機械によって、豚から生肉へと加工していく様を表しているようで不気味に感じた。演奏を終え、完成した料理の傍らでMatthewが歌う「May 2011」は完全なる鎮魂歌だった。観客の関心はその後、料理を食すかどうかであったが、『One Pig』制作以降、豚肉は食べれなくなったというMatthewは料理には手をつけずにステージを後にし、クチャクチャという不快感を煽る食事音のSEと共に本編は幕切れとなった。その後、アンコールでは、Matthew一人で豚小屋ハープを用いたパフォーマンスを行い、拍手喝采の中、ライヴは終わった……。約一時間とはいえ、豚の短くも儚い人生をなぞる、かなり濃厚な音楽体験であった。
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