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LIVE REPORT

Overseas

KEANE

2009.08.08 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

Writer 遠藤 孝行

 三日間合わせて初めてのMARINE STAGE。三日目という事で疲れもありつつも、やはり外で呑むビールは美味しい。晴天ではなかったが、直射日光をさけられるという部分でこの天候も悪くなかった。徐々にアリーナに人が集まり、数々のシンガ・ロング・ナンバーを持つKEANEが登場。
穏やかな表情で、フェスを楽しもうとしているメンバーの気持ちが伝わってくるよう。美しいピアノの音色が響き渡る。情感たっぷりに歌うヴォーカルのTom Chaplinは実に気持ち良さそう。序盤に披露された初期のヒット・ナンバー「Everybody's Changeng」でオーディエンスの心を掴んでいく。

 ボーカルTom Chaplinの問題でキャンセルになってしまった2006年のSUMMER SONICから待ちわびたファンも多いだろう。4月からの早いスパンでの来日にも関わらず、スタンド席も含め多くの観客が詰めかけていた。そこに答える様にバンドはスケールの大きな演奏で魅了していく。一曲一曲、丁寧にMCをはさみファンとコミュニーケーションを取っていく。昨年発売された3rdアルバム『Perfect Symmetry』のナンバーはダンサブルでこの日のライヴのアクセントになっていた。叙情的なバンドのイメージが強い彼らだが、グルーヴィで踊れる楽曲も多い。Tom Chaplinはステージを目いっぱい使い観客を煽っていく。

 終盤に披露された彼らの最大のヒット曲「Somewhere Only We Know」。オーディエンスは待ってましたとばかりに大合唱。サビの部分はマイクをアリーナに向け観客に歌わせる。大ヒットを記録した1stからヴォーカルTom Chaplinの問題で一時期は休止状態に陥ったバンドから奏でられる演奏は説得力があり感動的でもあった。QUEENの「Under Pressure」のカバーも披露。少し気持ちが暖かくなったが、天気は逆にこの辺りから怪しい雲行きを見せ始める。

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