SPECIAL

吉羽 さおり
BEST DISC
-
No.1
-
多くのエモ/ハードコア・バンドがルーツに上げるスウェーデンのREFUSEDが2012年に再結成。"FUJI ROCK FESTIVAL '12"で来日公演を果たして、「New Noise」で絶叫していたときにはまさか、その先に新作が聴けるとは思ってもみなかった。『Freedom』は1998年以来(!)のアルバムとなるも、以前からのファンの心を掴みつつ、"ポスト"ハードコア・バンドとしての心意気を見せ、ちゃっかり旬のプロデューサーとも組みながら今にコミットしていたのもよかった。また土屋昌巳氏をプロデューサーに迎えたTHE NOVEMBERSの『Elegance』は、彼らの思うポップの形を、耽美的に且つエレガントに表現した。アートワークへのこだわりや仕掛けも、注目。今回はこうした試行錯誤、探求や模索――それが決してネガティヴな意味合いではなく、深く音楽に潜り込んだ作品を選びました。
BEST ART WORK
BEST LIVE
SHELLAC MONO JAPAN TOUR 2015(2015.11.24 @代官山UNIT)
BEST NEWCOMER
Mrs. GREEN APPLE
BEST MUSIC VIDEO
レキシ「SHIKIBU feat. 阿波の踊り子」
石角 友香
BEST CHART 2015
-
-
ceroや星野源に顕著に現れた、全世界的なソウル/ファンクと共振するオリジナルへの昇華は、"シティ・ポップ"とひと括りにされるカテゴリを軽く一蹴した感。何より今年は"何がこのバンド/曲にとって必要なサウンドやリフ、リズムであり、どんな録音が時代を表現しているのか?"がさらに重要になったと思う。そのことを強烈に認識させてくれたのがALABAMA SHAKESの2ndだった。本作後、来日してないなんて日本はどうかしていると言わざるを得ないんじゃないだろうか? また、"抜く"美学とは対極のところでバンドの力学をギリギリのセンで保ちながらポップ・バンドの容量を更新してみせたクラムボン、情報量とその整理にかけてはニューカマーであるMrs. GREEN APPLEにも瞠目したし、同じくフロントマン(ぼくりりはソロだが)が10代という新世代の登場も。言葉に対する鋭利な感性にも驚かされた2組。
チャートを見る >>
岡本 貴之
BEST CHART 2015
-
-
楽器演奏の面白さ、歌の良さを感じることができた作品を中心に10枚選びました。もはや"音楽シーンってなんだね?"と文太兄ィばりに問いかけたくなるほどプロもアマもない玉石混淆状態だけに、おのずと本物のプロ・ミュージシャンの価値が浮かび上がってきました。仲井戸麗市『CHABO』は13年ぶりのオリジナル・アルバムとはいえ、その間立ち止まることなく精力的なライヴ活動を行っていたCHABOの集大成的な作品。偶然にも同時期にKeith Richardsの23年ぶりのソロ・アルバム『Crosseyed Heart』が発表されたのもロック・ファンには嬉しいトピックでした。忘れらんねえよ『犬にしてくれ』は下ネタやバカバカしさの中にあるさみしさや悔しさ、虚しさをリスナーと共有できる彼らならではの楽曲の魅力がグランジ・サウンドを導入したことでより切実に響いた傑作でした。
チャートを見る >>
沖 さやこ
BEST CHART 2015
-
-
2015年はキャリアのある洋楽アーティストのリリースが盛んでした。DEATH CAB FOR CUTIEのアルバムを聴きロック・バンドの生き様と音楽は直結するのだなと改めて思い涙したり、MARILYN MANSONのアクトを観るためにSUMMER SONICに行くべきだったと今も3日に1回後悔したり。FOALS、METZ、WAVVESなどなど大好きなバンドのリリースもありリスナー目線で選ぶと全部海外勢になりそうでしたが、意識的に国内勢を多めに選出。今年はいろんなタイプの音楽が目に入る機会が増えました。とても良いこと。もっと自由に音楽生まれろ~という想いを込めての10枚です。ご紹介したいアーティストや作品はまだまだたくさんありますが、時間はあるのでこれから丁寧にゆっくりと。2016年も何卒よろしくお願いいたします。
チャートを見る >>
白崎 未穂
BEST CHART 2015
-
-
2015年は目まぐるしく、出会いもあれば別れもありました。新生活もスタートしちゃうしで、しっちゃかめっちゃかな状況。それでも音楽は私の日常に寄り添ってくれていました。ということで、自分のライブラリに残したいなと思える2015年リリースの作品をピックアップ。1位とベスト・ライヴにあげたモーサムは言わずもがな。地獄盤と天国盤と年2作もリリースする体力にも驚いたが、特にライヴはすべてをぶっ飛ばすパワーに助けられたなと。2位は別れた人を思い出すときに聴いて、3位は季節の変わり目のお供に。4位は自分を奮い立たせるときによく聴き、5位はオーディエンスに強く語りかける彼らの鬼気迫るライヴに背中をおされ、購入。2015年もたくさんのライヴと音楽に出会えました。あなたはどんな音楽生活を送りましたか? 自分で振り返ってみるのも面白いものです。2016年もあなたと私に良質な音楽生活を!
チャートを見る >>
蜂須賀 ちなみ
BEST CHART 2015
-
-
"良いCDを10枚"と言われてもなかなか選べずかなり悩みましたが、選んでいくうちに、演奏者の意志の強さに胸を打たれる機会がたくさんあったと実感。紆余曲折を経て手に入れた自分らしさを輝かせていたり、ここから変わるんだと野心をギラつかせていたり。色は違えど、今回掲載させていただいた10枚は"強い意志"という共通点がある作品ばかりです。ベスト・ライヴにWEAVERを選んだのも同様の理由でした。今回挙げたフレデリック以外にもgo!go!vanillasやLAMP IN TERRENはメンバーが変わり、THE ORAL CIGARETTESはヴォーカリストが手術そして復活......と、自分と同世代のバンドに転機が訪れた年でもあった2015年。来年はそれらを越えたあとの彼らが生み出す作品を楽しみにしています。
チャートを見る >>
増田 思織
BEST CHART 2015
-
-
学生生活に終わりを告げ、勢いだけで東京に出てきた2015年。もちろん転びまくりの躓きまくりだったけど、今までにないほど濃密な1年でした。そんな私のベスト・チャートには、心を揺さぶられた作品を選びました。THE BACK HORNも女王蜂も、そしてベスト・ライヴに選んだBRAHMANのあの日のライヴも。彼らに共通するのは、自分の決めた方向に振り切る覚悟と潔さ。そしてそんな彼らの血の通った音と生きた言葉、まっすぐな想いと深い愛は本当に美しくて、めちゃくちゃカッコよかったです。また、そんな彼らの姿を見て背筋が伸びるとともに、負けてられないなぁと思ったり。あとベスト・アートワークは即決でした。初見のインパクトはもちろんですが、曲の良さも相まって、このワンちゃんが愛おしくて仕方ないです!
チャートを見る >>
山口 智男
BEST CHART 2015
-
-
個人的には邦楽/洋楽ともにオルタナなロック・サウンドに胸が躍った2015年。洋楽に関して言えば、もうひとつALABAMA SHAKESに代表されるロックにおけるR&B熱の高まりというトピックもあったが、Skream!の読者には渋すぎるかもと考え、ベスト・ディスクは(広義の)オルタナというテーマを設け、邦楽/洋楽ともに5枚ずつリリース順に選ばせていただいた。来日もしたWOLF ALICEやCourtney Barnettはあえて選ばず、SLEATER-KINNEY以外の洋楽4枚は日本ではまだまだこれからのアーティストを選んだ。ちなみにアメリカで人気上昇中のナッシュビルの4人組、BULLYのフロント・ウーマン、Alicia BognannoはシカゴにあるSteve Albiniのスタジオ"Electrical Audio"でレコーディング・エンジニアとして修業を積んだ経歴の持ち主だ。
チャートを見る >>
山元 翔一
BEST CHART 2015
-
-
"選ばなければならない"ということを今年は最重要事項とした。テーマなんてしゃらくさいエクスキューズは不要ということで、"時代性"と"普遍的な価値"というシンプルな視点でベスト・ディスクをセレクト。まずは何より、時代における意義と説得力、そして作品性、そのすべて有無を言わせぬ形で打ち立てるというウルトラCを成し遂げたBase Ball Bearに最大の賛辞を送りたい。2015年に彼らがいて本当によかった。そして、近年にわかに盛り上がりを見せたシティ・ポップ・ムーヴメントに終止符を打つほどに決定的な作品を作り上げたcero。彼らと同質の天才性を遺憾なく発揮した星野源の存在も2015年を語るうえでは欠かせない。クラムボンやアジカンの作品の時代における必然性は言うに及ばず。とはいえ時代性や意義なんかぶっ飛ばすエモーションがあった田我流とカイザーソゼやSAKEROCKの作品は最高だった。
チャートを見る >>
LIVE INFO
- 2025.08.11
-
KING BROTHERS
ビレッジマンズストア
なきごと
セックスマシーン!!
PK shampoo
HY
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Hakubi
KALMA
reGretGirl
PEDRO
レイラ
"LuckyFes'25"
shallm
Creepy Nuts
UVERworld / 羊文学 / WANIMA / アイナ・ジ・エンド ほか
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01