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紅一点激情Vo率いる愛知岡崎発の4人組 九十九、3月をもって活動休止。3/31に岡崎にて休止前最後のライヴを実施

2019.03.01 18:00

紅一点激情Vo率いる愛知岡崎発の4人組 九十九、3月をもって活動休止。3/31に岡崎にて休止前最後のライヴを実施

愛知県岡崎市発、女性ヴォーカルを携えた4ピース・バンド 九十九(読み:つくも)が、3月31日をもって活動休止することを発表した。
 
併せて、3月31日に九十九のホームである岡崎CAM HALLにて、活動休止前最後のライヴを実施することも発表された。
 
今回の発表に伴い、メンバーよりコメントが到着している。
 

この度は、突然の活動休止の発表で今まで九十九を応援してくださった皆様、
並びに関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまい誠に申し訳ありません。
先日のワンマンライブはたくさんの方に足を運んでいただき、その直後にこのような発表をする形となってしまい、大変心苦しく思います。
私から誠意を込めて、自分の言葉でご説明出来たらと思いますので、どうか最後まで目を通していただけると幸いです。
 
九十九が結成して早5年。
たくさんの方々のご協力のおかげで充実した道を歩んでいました。
メンバーや支えてくれる皆様の期待に応えたい一心で、時には身を削りバンド活動に専念していた日々。
苦しくもありましたが、自分にはこれしかないんだと信じ、初めの頃は正直盲信的になりながら活動をしておりました。
 
ですが、活動を続ける中で、フロントマンとしてバンドの在り方や方向性をより深く考えるようになったときに、
求められているバンド像と自分のやりたいことにズレを感じるようになってしまい、
いつしか自分にはボーカルなんて向いていないのではないか、と思うようになっていきました。
 
こんな中途半端な気持ちのままステージに立って音楽を届けることは、来てくれた方に失礼だと思いながら、
だんだんとライブをするときにも自分の気持ちが追いつかなくなり、歌うことにも自信をなくしていき、
暫くは心身ともにボロボロな状態で活動を続けておりました。
 
そんな状態がピークに達した時に正直にメンバーに気持ちを打ち明け、
今の気持ちのままで九十九を続けていくのも、音楽を続けていくのも厳しいということを話しました。
 
ガムシャラに活動し続けた5年間。
「カッコいいバンドがやりたい。」
最初はそんなシンプルで青臭い気持ちで動いたものだったのに、
いつの間にか全員が進むべき道がわからない状態になっていたことに気付きました。
何度も話し合いを重ねた結果、バンドで音楽をすることから離れて、
今後のことをメンバーそれぞれで考えようということになり、今回の活動休止という決断に至りました。
 
今これを書きながらも熱心に足を運んでいただき応援の言葉をかけてくださった皆様のお顔を思い出して胸が引き裂かれそうな気持ちでいっぱいです。
ですが、今の私には「必ず戻ってくる!」とお約束することも正直出来ません。
中途半端な期待と不安を残したまま、こんな形でお休みをいただくことは大変勝手なことだとはわかっていますが、
これ以上音楽を嫌いにならない為にも今の私には時間と休息が必要です。
 
残り少ない時間ではありますが、自分の心と体と相談しながら、3/31まで最大限にパフォーマンスしていきたいと思います。
どうかご理解いただきますよう何卒よろしくお願い致します。

―― まめ子(Vo/Gt)
 

牧です。まずは、突然の活動休止の発表で驚かせてしまったと思います。本当にすみません。
九十九を応援してくれている皆様、そしてメンバーのことを第一に考えて、この決断に至りました。
必ずまたこのステージにこの4人で戻ってくることを今ここでは断言できませんが、
音楽と生活の在り方について今一度メンバーそれぞれ見つめ直そうという気持ちです。
そのために、少し、もしかしたら、長くなるかもしれませんが、九十九をお休みさせていただきます。
 
2014年3月15日の初ライブから、来月でちょうど5年間。
お世話になった先輩、後輩、同期の仲間たち、対バンしてくれたバンド、各地のライブハウス、家族、友人、恋人、
そして何よりライブハウスに足を運んで同じ時間と同じ空間と同じ空気を共有してくれたお客さん。
臭いセリフですが、そのどれもがかけがえのない人生の宝物であると胸を張って誇れます。
本当に本当に本当に、ありがとうございました。また九十九でライブするときは必ず伝えます。
またライブハウスで会う日まで。九十九のギターの牧でした。
 
―― 牧 孝奎(Gt)
 

結成して今年で5年。九十九が始まってから今日までの日々は短かったかもしれないけど、とても充実した生活でした。
バンドを続けていく中で辛いことも嫌なことも沢山ありました。でも、それ以上に楽しいこともめちゃくちゃ沢山ありました。
それは間違いなく支えてくれた沢山の人達がいてくれたからだと本心で思います。
九十九の活動を一旦止めると決めたのは事実。
 
とにかくたくさんの方々に支えられて、ここまでなんとかやってこられたから、ちゃんと感謝の気持ちだけは直接伝えなきゃと。
3/31にワンマンをやろうとみんなで決めました。
今やることやるべきことは全力でやります。前のめりすぎて思いっきりスッ転んだりもするでしょう。
今以上に今以上にって強く思いながらも、全然今まで通りかもしれません。
それも含めて活動休止までのライブはクソ楽しもうと思っています。残り数少ないライブ。
 
九十九が活動を止めるその日まで精一杯やります。5年間の思いを全身全霊でブッかまします。
よろしくお願いします。
 
―― 酒井健太郎(Ba)
 

活動休止が決まっていろいろと思い返していたのですが、僕が九十九に加入してちょうど2年、それはそれはもの凄く濃い2年でした。
 
打ち上げでアホほどお酒を飲んだり、メンバーと喧嘩したり、痩せろと怒られたり、最高の景色でライブが出来たり、
そんな九十九というバンドでドラムを叩く毎日がとても幸せでしたし、九十九が僕の人生を豊かにしてくれました。
 
全てはいつも熱く応援してくれていた皆様のおかげです。心からありがとうございます。
今回、突然の報告になってしまい、申し訳ない気持ちしかありませんが、いろいろな気持ち全て残りのライブと特に3月31日のワンマンでブチかまします。
まずはそこまでよろしくお願いします。
 
―― 野村卓馬(Dr)

 

▼ライヴ情報
"はじめのいっぽ"
3月31日(日)岡崎CAM HALL
OPEN 18:00 / START 18:30
[チケット]
前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000

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