Japanese
Wisteria
Skream! マガジン 2025年04月号掲載
2025.03.13 @下北沢SHELTER
Writer : フジジュン Photographer:かわどう
"全員で最高のピースしよう!"
ミイ(Vo)がとびきりの笑顔で呼び掛けると、オープニング・ナンバーである「ピース」に合わせてフロアにたくさんのピース・マークが上がる、最高にピースフルな光景で始まった、Wisteriaのワンマン・ライヴ。"Peaceful Days With You..."をバンド・コンセプトに掲げる彼女等が、"Peaceful days!〜No peace No life〜"と銘打ったこの日のライヴは終始笑顔に溢れた、その名に相応しいものだった。
「HELLO ANTIWORLD」、「No way」と続いた序盤戦、観客がタオル回しやジャンプを合わせて、"楽しい"が連鎖していくのが分かる。"今日、ソールド・アウトさせていただきました。ありがとうございます!"と、超満員の観客にミイが感謝を告げると、「THE FLAME」、未発表曲「Dead or Cryout!」を激しくポップに披露。
"Wisteriaのライヴは楽しんだもん勝ちだから。全員で一緒に踊って歌って騒いで、ここ(下北沢)SHELTERを熱く熱くしていきましょう!"の言葉に応えるように、「ラブトレイター」では会場中が手を振り、フロアに熱気が上がる。続いて"Wisteriaの始まりの曲やります"と始まった曲は「Elysium」。拳を上げて掛け声を合わせる観客に、ミイが嬉しそうな笑顔を浮かべる。
昨年の10月にミイ、龍星(Gt)、コウメ(Ba)の新体制となり、この日はサポートにSORA(Dr)を迎えてのワンマンだったが、パワフルで正確なプレイがWisteriaサウンドにばっちりハマってたし、4人の呼吸もぴったり。ミイがギターを背負って披露した未発表曲「ジェネミー」、「White」としっとり聴かせる曲が続くと、「シグナス」の骨太なサウンドと凛とした歌声が希望の光を射し、「スイム」に観客がクラップを合わせて会場に一体感が生まれる。
"ここから先、困難もたくさんあると思いますが、みんなと一緒に冒険をしていけたらいいなと思います"と、Wisteriaのこれからについて触れたMCでは、夏に新しいEPをリリースすること、EPを掲げたリリース・ツアー"月の道"を開催すること。そして、9月20日にツアー・ファイナルとして、Shibuya eggmanでワンマンを行うことを発表。続いて、"一緒に夢を叶えていきたい"と願うように歌った最新曲「ゆめ」には、輝く未来を見据えたバンドの熱い想いがしっかり込められていた。
さらに未発表曲「NEW START」、3月21日にデジタル・リリースされた「加速」の初披露とエネルギッシュで勢いのある曲が続き、現在のモチベーションの高さや絶好調っぷりを見せた彼女たち。新たな決意表明とも取れる楽曲にフロアから拍手と歓声が起きるなか、"どこまでも、もっともっと止まることなく加速し続けていくから!"と力強く宣言するミイは実に頼もしくカッコ良かった。
「インベーダー」、「ハレノヒ」と人気曲が続くと、ライヴもいよいよクライマックス。"昨年の10月に新体制になって、楽しいこともあれば、悲しいこともたくさんありました"と振り返ったミイは、"それも全部糧にして自分たちが強くなっていけるし、それを皆さんに思ってもらえるように私はここで歌い続けます"と覚悟を告げ、始まった本編ラスト「kotoba」で感謝と愛を伝える。"『あなたがいて、僕がいる』/それだけでこの世界は希望だ"の歌詞を再確認するように、丁寧な歌と演奏を一人一人に届けたこの曲。"最高の笑顔でピースしよう!"とピースを合わせて本編をフィニッシュ。
「Sign」で始まったアンコールのラストは、"やっぱりこの曲!"と「ピース」を再び披露。ピースで始まり、ピースで終わる。"ピース! ピース!"と会場中が笑顔でピースする、こんな明るく賑やかなエンディングはWisteriaならではだし、日常のイヤなことも一旦忘れて、明日からまた頑張ろうと思わせてくれるハッピーな空間をもっとたくさんの人に体感してほしいと思った。あぁ、楽しかった!

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