JOHNNY FOREIGNER|Skream! ライブレポート
Reported by 佐々木 健治
JOHNNY FOREIGNER : Official-Site myspace

バーミンガム出身の3ピース・バンドJOHNNY FOREIGNERのセカンド・アルバム『Grace And The Bigger Picture』は、緩急をつけながらも、JOHNNY FOREIGNERらしいパンキッシュなギター・ロックを掻き鳴らすエネルギッシュな作品だった。ファースト・アルバム『Waited Up til It Was Light』よりも腰の据わったこのアルバムで、バンドの成長を感じた人も多かっただろう。
ライヴ自体は、アルバム同様、Vo&GtのAlexeiと紅一点BのKelly Southernとのハーモニーが心地よく、疾走感の中にも、ポップな風通しの良さが気持ちよく響く。
そして、DrのJuniorがとにかく叩きまくっていて、迫力満点。他のバンドのドラマーがきちんと整理整頓されたリズムを叩くタイプだったり、緻密なフレーズを刻むタイプがほとんどだったメイン・ステージの中で、Juniorのダイナミックな野獣系のドラムは際立って印象に残るものだった。どちらが良いというわけではないけれど、Juniorのように感情を開放して手数多めで叩きまくるドラムを聴くと、やっぱり燃える。そして、会場もそのエネルギッシュなビートと二人の掛け合いが生み出す熱にヒートアップしていった。
曲によっては粗さが目立った部分もあったのだけれど、あれだけJuniorが叩きまくるので、そこにある種のズレが生まれるのは仕方がないことだし、そのヒヤヒヤしてしまいそうな緊張感もライヴでしか味わえないもの。

この日のライヴは、JOHNNY FOREIGNERの魅力を十分に楽しむことができるエネルギッシュなライヴだった。個人的には、JOHNNY FOREIGNERにもBOMBAY BICYCLE CLUBにも、THE PIXESの影を見ているのだけれど、その両者が生み出す音の対比を感じることができたのも、今回のBRITISH ANTHEMSでの収穫の一つだった。
Grace and the Bigger Picture
Price:¥2350 → ¥2232 by AmazonRelease : 2009-11-06
思春期性を帯びた“蒼い衝動”で駆け抜けたのがデビュー作であれば、本作の緩急をつけた疾走感は“ 第二次性微の葛藤” がもたらしたものだろうか。性急なビートにフックの効いたメロディーで90年代USオルタナティヴの憧憬を描く3ピース、JOHNNY FOREIGNERが帰ってきた。約1年という短いインターバルでのリリースが物語っているのは、ブレーキ知らずな勢いとPIXIESを彷彿としたギター・リフ+絶叫の嵐!愚直な姿勢は微笑ましいが、エレクトロを薄めより直球なバンド・アンサンブルで勝負した音響構築には確かな成長を感じます。しかし最大の飛躍は、紅一点ベーシストKellyの容姿だったりして!? アダルティーな匂いにドキリとしちゃいましたよ。12月のBRITISH ANTHEMSでの来日が俄然楽しみになってしまった訳です。
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