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17歳の女性シンガー HARUHI、新曲「Lullaby」が映画"淵に立つ"の主題歌に抜擢

2016.08.03 17:00

17歳の女性シンガー HARUHI、新曲「Lullaby」が映画"淵に立つ"の主題歌に抜擢

弱冠17歳の女性シンガー HARUHIの新曲「Lullaby」が、映画"淵に立つ"の主題歌に起用されたことが明らかとなった。
 
同映画は、今年5月に第69回カンヌ国際映画祭"ある視点"部門審査員賞を受賞、約20年ぶりに日本の若手監督がカンヌ受賞を果たし大きな話題となっている作品。今回主題歌に抜擢された「Lullaby」は、楽曲デモを耳にした深田監督がHARUHIの声と世界観を見込んで主題歌を依頼した、書き下ろしのオリジナル楽曲となっている。ぜひチェックしてほしい。
 

また、今回の発表に寄せて、HARUHIと映画"淵に立つ"の監督を務めた深田晃司より以下のコメントが到着している。
 

人が人と生きることにはこんなにも痛みが伴うのか。この作品を観てからずっと考え続けています。
この曲は、生まれくるすべての人を思う子守唄です。
すべての生命を包みこむ、そういうぬくもりを感じてもらえたら嬉しいです。
―― HARUHI
 
いざこの映画の主題歌をどうすべきかと考えたとき、それが大変な難題であることに気づきました。必要な言葉はもうすべて映画の中にあるよ、と生意気にも考えていたからです。それに余韻も壊したくない。だから、私はこんなお願いをしました。"絶望も希望も歌いあげないで下さい。この映画は崖の淵から下を見るように人の心の闇、生きることの闇をできるだけ理性的に覗き込もうと試みてます。音楽もまたその闇をじっと見つめそこから滲み出る畏れのようなものをHARUHIさんなりに書き留めたものであって欲しいです"と。率直に主題歌らしくない主題歌にして欲しいとも伝えました。
 
出てきた曲を聴いて、驚きました。期待を軽々と越えていました。この映画は本当の意味で、映画と歌い手がコラボレーションできた稀有な例だと自負しています。聴き終わったときには、私はすっかりHARUHIさんのファンになっていました。この映画が、彼女の伸びやかで繊細な歌声とともに多くの人の元に届き、ともに成長していくのを楽しみにしています。
―― 深田晃司

 

▼映画情報
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映画"淵に立つ"
10月8日(土)全国ロードショー
監督/脚本/編集:深田晃司(『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』)
出演:浅野忠信 / 筒井真理子 / 太賀 / 三浦貴大 / 篠川桃音 / 真広佳奈 / 古舘寛治
主題歌:HARUHI「Lullaby」(Sony Music Labels Inc.)
配給:エレファントハウス、カルチャヴィル
オフィシャル・サイト:http://fuchi-movie.com
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS

 

▼リリース情報
HARUHI
デビュー・シングル
『ひずみ』
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【初回生産限定盤】CD+DVD
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[CD]
1. ひずみ(映画"世界から猫が消えたなら"主題歌)
2. あたたかい光(明光義塾CMソング)
3. Empty Motion
4. The Lion is Calling Me

[DVD]
「ひずみ」 MV収録

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