
Overseas
GYPSY & THE CAT|SUMMER SONIC 2011

2011.08.14 @QVCマリンフィールド&幕張メッセ
Writer 島根 希実
SUMMER SONIC 2日目、MOUNTAIN STAGEのオープニングを飾ったのは、8月発売のアルバム『Gilgamesh』で日本デビューを飾ったばかりのオートラリアの新星GYPSY&THE CAT。
こんなに心地良い目覚めがあっていいのだろうか。小鳥のさえずりのように愛らしく、耳をくすぐる優しい「The Piper's Song」のイントロ。次にやってくるのは、美しくドリーミーなメロディとヴォーカル&コーラス。なめらかなツイン・ヴォーカル、ネオンのように華やかなステージ。だだっ広いがらんどうの空間に、一気に色が、音が溢れてきた。そして、更なる目覚めを呼び起こすのは、新曲「Lady Bird」。透明感のある七色に輝くハイトーン・ボイスによって、日が差し込んでいく。起きたばかりの僕らの前に、ゆっくりとカーテンが開かれていくようだ。フロアには穏やかで、なだらかなウェーブも巻き起こっていく。
目覚めた僕らの前に広がっていくのは、美しくもメランコリック、そしてちょっぴりサイケデリックな極彩色のドリーミー・ワールドだ。真っ赤なライトに照らされて、暗く重い幕開けするも、やがては解放の色へと姿を変えていった「Parallel Universe」。そこから更に浮き上がり、穏やかに盛り上げていく「Sight of A Tear」。胸をキュンとさせるメロディが、頬を染めるような静かな高揚を呼び起こす。少し懐かしく、日本人の琴線にも触れるこの切ないメロディは、まだ彼らを知らず、偶然この場に居合せた人の胸をも締めつけたことだろう。
“Ready?”の声かけ直後、泡がパチンと弾けるように始まった「Jona Vark」。そのイントロが鳴った瞬間に、フロアは一斉にジャンプ!そう、ここからが、光溢れる美しき盛り上がりタイムの始まりだったのだ。キラキラと、輝くようなキーボードの音色。そしてサビのメロディの瑞々しいこと!みるみるうちに、MOUNTAIN STAGEは潤っていく。そこへやってくるのは「Time to Wander」による歓喜の波。芳潤な音とメロディが寄せては返す。そして、ラスト「Running Romeo」の、極上のコーラス、喝采のようなメロディにより、幕張メッセは、やがて満水を迎える。
“ジプシート、ネコデス”というMCでは笑いを誘い、きっちりウェーブやクラップを煽るパフォーマンスによって盛り上がりパートを作り、「Time to Wander」では、曲中にビデオ・カメラを回したり……。ライヴ・パフォーマンスはもとより、ユーモアでオーディエンスの心を掴むことも忘れていなかったGYPSY & THE CAT。きっちりと“見せるところは見せて”、“魅せるところは魅せて”くれた。
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