つばき、一色德保（Vo/Gt）の脳の病気による活動休止より4年、ついに完全復活。9/10にニュー・アルバム『真夜中の僕、フクロウと嘘』リリース＆11月より全国ツアー開催決定

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つばき、一色德保（Vo/Gt）の脳の病気による活動休止より4年、ついに完全復活。9/10にニュー・アルバム『真夜中の僕、フクロウと嘘』リリース＆11月より全国ツアー開催決定

2014.06.30 23:00

2010年12月、一色德保（Vo/Gt）に脳の病気が発覚し活動休止を発表したつばき。一色が不在の間も、仲間のアーティストたちがつばきの楽曲をカバーする"つばきフレンズ"を結成し、多くのファン、アーティストがつばきの復帰を心待ちにしていた。その後、2013年6月のライヴを機に、つばきは活動を再開。"自分でもここに立っているのが信じられない"とMCで語るように、つばきは奇跡の復活を果たした。

そして、つばきは9月10日にニュー・アルバム『真夜中の僕、フクロウと嘘』をリリースし、11月より全国ツアーを開催することを発表。ついに完全復活を遂げる。

今作は、ギターが弾けなくなってしまった一色に代わって、a flood of circleなどで活躍する曽根巧と、e-sound speakerの大迫章弘がギタリストとして参加。これまでになかった試みもいくつも施され、彩り豊かな楽曲は、壮大で情感豊かな音空間を作り上げているとのこと。

アルバム・タイトル『真夜中の僕、フクロウと嘘』について一色は以下のようにコメントしている。

普段は楽観的な僕も夜になると
時々心配性で、ネガティヴなもう1人の自分が顔を出す。
夜行性のそいつにも、もちろん良い所はある。
だけど、この嘘で溢れた社会やこんな自分を思うとなんだかとてもやりきれない暗い気持ちになる。
でも、嘘にも色々な嘘がある。
君がついた優しい嘘に涙を流したり、僕がついた酷い嘘に後悔したりする。
そして、折れそうな心を繋止めるために自分についた嘘もある。
あげれば切りがない。
そんな嘘ともう1人の自分に向き合って出来たタイトルが『真夜中の僕、フクロウと嘘』。

いつもそうですが、特に今回のアルバムは本当にたくさんの人に助けてもらって作り上げることが出来た。
音源だけじゃなくMVやアーティスト写真、アルバムジャケット、そして、この後始まるツアーもそう。
僕が今までなら1人でできたことができなくなって迷惑をかけることも増えたけど、
おかげで色んな人のアイディアや想いを受けることが出来て、新しいつばきの音楽を鳴らす糧になっている。
色んなことがあって色んな人の想いを受けてできたこのアルバムは、本当に素晴らしい作品になったので、
とにかく、たくさんの人に聴いて欲しい。
そして、感謝の気持ちを持って、これからまたつばきの音楽を鳴らして行こうと思う。

―― つばき一色德保

"自分の想いを言葉にするのに色々迷って歌詞が書けない時期が続いた"という一色。じっくりと自分と向き合い、探求し、丁寧な言葉で紡いだ歌は、痛みや不安など、様々な葛藤と心象風景を綴りながらも、希望のメッセージが全編を貫いている。

そして、待望のリリースツアーも決定。本日よりチケットの先行予約も行われるのでお見逃しなく。なお、リリース＆ツアーのトレーラー映像も公開されたので要チェック。

つばき new album「真夜中の僕フクロウと嘘」2014.09.10 Release