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EDITORSがGoogleストリートビューをハッキング!?

2009.10.28 15:37

UKバーミンガム出身の人気バンドEDITORS(エディターズ)が、ニュー・アルバム『In This Light and on This Evening』のプロモーションのために、アルバムの曲世界をインタラクティブに体験できるコンテンツ「EDITORS/Streetview」を公開した。


サイトの楽しみ方は、普通のストリートビューと同じようにロンドンの町並みを歩き、画面右下にマークされた地図をクリックすると、それぞれカムデン・タウンのプリムローズヒル・ロードやテムズ川沿いのサウスバンクなど、アルバム収録曲のインスピレーションの源となった場所にジャンプする。しかるべきポイントに行くと赤い矢印が出現するので、そちらへ進むと、ストリートビューの世界に入り込んだEDITORSのメンバーと仮装したファンに会うことができる、というもの。


撮影はJames Royall(ジェームズ・ロヤール)が180度撮影できる魚眼レンズを使用、「PTGui」というソフトウェアで張り合わされた。プログラムは GoogleマップとストリートビューのAPIをハッキングし、カスタマイズしたフラッシュとJavaスクリプトで処理されている。

さて、このサイトの仕掛け人はSONYミュージックのクリエイティブディレクターPhil Clandillon(フィル・クランディオン)。AC/DCのアスキーアートMV「Rocks the Office」やCalvin Harrisの女体シンセ・プロジェクト「Humanthesizer」を手がけた人物だ。Clandillonはこのプロジェクトについて「曲に関連したシュールなパフォーマンスをファンたちに仮装してもらって撮影したよ。この Googleストリートビューでは普通のストリートビューにはないロケーションに立ち入ることができるし、ロンドンの夜の雰囲気を味わってもらうことができるんだ」と語っている。


ロンドンの町並みを楽しみながら聴きたい今回のアルバム『In This Light and on This Evening』。
U2・NIN・スマパン・DEPECHE MODEとの仕事で知られるFloodをプロデューサーに向かえ、制作された意欲作となっている。日本盤は11月4日に発売。

「EDITORS/Streetview」

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