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UK ROCKs, Japanease ROCKs ライブレポート

Skream! 2009年上半期BEST ALBUM

息は白く染まり、日が暮れるのも早くなり、街はクリスマスに彩られ、年賀状の文字が踊り……というわけで、あっという間にもう師走。怒涛の2011年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。日本にとっては東日本大震災、原発事故、放射能汚染など、今年は様々な問題が起こり、今もまだその渦中にいます。その中で音楽などの芸術、娯楽、文化の持つ意味や理由などを考えることも多かった1年だったのではないでしょうか。Skream!では今年も8人のライターによるベスト・アルバムTOP10を選出。各ライターの音楽に対する熱い想いが込められたランキングです。この1年、皆さんの生活にとって“音楽”はどんな存在でしたか?(沖 さやこ)

David Guetta『Nothing But The Beat』
David Guetta
『Nothing But The Beat』

洋楽の大物リリースが相次いだ本年。DIGITALISMもJUSTICEもSOUTH CENTRALもアクモンもレディヘも……と挙げればキリが無いですが、フランスのスーパーDJ、David Guettaのフル・アルバムは圧倒的! USHER、WILL.I.AMなどのビッグ・ネームからDEVなどの新進気鋭まで幅広くゴージャスなゲストも魅力的ですが、何と言っても彼の作る“踊らざるを得ないビート”。FLO RIDA とNICKI MINAJを招いたキラー・チューン「Where Them Girls At」のPVは、Davidがミックスした音が巨大スピーカーから流れ、その振動により膨らんだシャボン玉が街に溢れ、それに触った美女たちが音に乗り踊り狂う……という、エッヂが効きつつもとにかくハッピーな彼のトラックを具現化したようなコンセプトです。感情を揺さぶる音楽などの芸術、文化のパワー。いつの時代にも、それは必要不可欠なものですよね。

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YOUTH LAGOON
『The Year Of Hibernation』

“My mother said to me don’t stop imagining, the day that you do is the day that you die.”というフレーズが頭の中を何度も何度もリフレイン……栄えある第1位は名門FAT POSSUMの新進“奇”鋭、Trevor Powersのソロ・プロジェクトによるYOUTH LAGOONのデビュー・アルバムを挙げよう。なんでも幼少期からある“極度の不安”を克服するために作ったという本作。簡素なギター・メロディに静謐なシンセ、ドラム・マシーンそれらをシンプルに紡いだサウンドに、自身の経験に基づいて描かれた詩世界を儚げな歌声で吐き出す。まるで叫ばないKurt Cobain?もしくは穏やかすぎるの子?ヒリヒリとした内省感、そして甘く切ないノスタルジー、その不思議なバランス感覚に心底やられました。冒頭のフレーズは「17」にて。とても印象的で、なんだか時代ともシンクロしたようで深く沁み入る。2011年は多くの人にとって忘れ難い年となっただろう。この時代の空気が自ずと内的ベクトルへ導く中、YOUTH LAGOONとの出会いは必然だったのかもしれませんね。

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THE RAPTURE
『In The Grace Of Your Love』

例年に比べ新人アーティストが少な目。刺激的な新しい音楽が少なかったとは全く思わないが、個人的にはTHE RAPTUREの復活が嬉しかった。5年振りとなる新作はデビュー当時の勢いやその熱までとはいかないが、ソウルフルなヴォーカルと煌びやかなサウンドは彼らにしか作れない傑作だ。作品全体で聴き続けることが出来るのも素晴らしい。賛否両論の激しかったRADIOHEAD、完成度は前作に劣るが良く聴いたのは断然今作。新機軸を取り入れたTHE DRUMSは前作を凌ぎ、TUNE-YARDSやSMITH WESTERNSは新たな息吹を感じさせてくれた。同じくFOSTER THE PEOPLEもアルバムとしての完成度が高かった。最後にドラマー交代というアクシデントがありながらもストレートな傑作を届けてくれたandymoriには拍手を送りたい。

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アナログフィッシュ
『荒野 / On the Wild Side』

選んだ10枚は全て、この1年でよく聴いた作品。但し、上位5枚に関しては、1つの柱を元に選んでいます。それは “2011年を戦っていける、境遇に立ち向かえる強さを持った作品”。震災、そして原発問題の中でも、この5枚には、皆の心を奮い立たせ、未来を開拓していく、心の底力を呼び覚ますパワーがあります。“目を覚まして荒野を行け、現実から目を背けるな”という、アナログフィッシュのプロテスト・ソングたちの厳しさと誠実さ。ダーク・サイドから世の中を鋭く見通してきた踊ってばかりの国は過去最も痛烈な皮肉を歌い、SuiseiNoboAzの凄まじい危機感と飢餓感には世界に牙を剥くような迫力があります。そして、革命家として美しき目覚めを遂げたandymori と、家族を想う健気な愛で世の中と繋がろうとするVVV。私は、この5作の“時代を生き抜こうとする力”に2011年を背負わせることにしました。

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Mop of Head『RETRONIX』
Mop of Head
『RETRONIX』

今年はRADIOHEADやTHE STROKESらベテラン勢から、透明雑誌、FOSTER THE PEOPLEら勢いある若手までリリース・ラッシュに恵まれた。当然、日本の音楽シーンの変動も目覚ましく、八十八ケ所巡礼や東京カランコロン、WHITE ASHらがインディー界隈で大きく躍進。おかげでインディー・ギター・ロックに傾倒しがちな私も、(半ばこじ開けられるように)視野が広がったように思う。加えて“実体があり触れることのできる生きた音”から感じる体温にめぐり合うことが多かった。FRIENDLY FIRES「Live Those Days Tonight」は際限なく聴いているし、Veni Vidi Viciousの知能的確信犯な歌詞は今年の2作品とも突き刺さる。Mop of Head は、ライヴは勿論音源も聴く度に違う表情を見せるのだから脱帽だ。音一つ一つに肉体の動きがあり、暴力的な求心力すら感じる。すべてを消し去る血沸き肉躍る熱が、2011年の私のキーワードだ。

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cero『WORLD RECORD』
cero
『WORLD RECORD』

何とも変わったランキングが出来上がった……!まずは、筆者が昔からヒップホップを中心としたクラブ・ミュージックへどっぷり浸かっていることを告白しよう。ここ数年間の音楽シーンを見るに、ロックや他の畑のアーティストもそういったエッセンスを取り入れようとしているのが見てとれる。それは完全に意図されたアプローチなのだが、最近の……特に20代中盤のアーティストはちょっと違う。彼らはおそらく物心ついた時から、打ち込みを基本とした楽曲に馴染みがあり、何の抵抗も意識もなく感覚的にそれらを自分たちの音楽に取り入れているということ。この例に限らず、幅広くジャンル・ボーダーレスな作品を作ることにおいて、最も重要なことはそのアイデアを取捨選択できるだけのセンスがあるかどうかが鍵となる。そこに際立ったセンスとオリジナリティを感じたのが、James Blakeであり、TUNE-YARDS、YOUTH LAGOON、そして邦楽ではやはりceroであった。

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MUTEMATH『Odd Soul』
MUTEMATH
『Odd Soul』

2011年は殊にダンス/エレクトロニカが賑やかだったが、個人的には世間のムーヴメントなどはそっちのけ。新境地を開拓するよりも初心に戻って前から好きなバンドやアーティストの新譜を黙々と聴き続けた1年だった。結果、ランキングのうち過半数をオルタナティヴ・ロックが占め、読者の皆様には改めて説明する必要もないであろう名前がずらり。こういう場合は1番を決めるのが困難なものだが、今回に限っては違った。2011年のマイ・ベストは文句無しにMUTEMATHの『Odd Soul』に捧げたい。前作までのスタイリッシュなオルタナティヴ・ロックからガラリと雰囲気が変わり、70年代のブルースやプログレを根底に感じる今作は、聴けば聴くほどはまっていく“スルメ系”。誰もが認める名盤となった前作『Armistice』の次作というプレッシャー、そしてギタリストの脱退という困難を乗り越えて、スケールが大きくなり深みを増したMUTEMATHを存分に楽しめる秀作である。

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CAGE THE ELEPHANT『Thank You Happy Birthday』
CAGE THE ELEPHANT
『Thank You Happy Birthday』

iPod再生回数と客観的にみたアルバムとしての完成度を考慮して選出。CAGE THE ELEPHANTは前作よりも格段に楽曲の幅が広がり、様々なバンドの曲をシャッフルして聴いているのかと錯覚するほど、曲ごとに全く印象が違った。1曲聴いただけではアルバムを判断できず“次はどんな曲がくるのか?”とわくわくしながら聴き進めていく作品は久し振りだった。今年のSUMMER SONICでのライヴも素晴らしく、1年を通してずっと聴き続けていたけれど飽きることがなかった。2位は今年商業的に成功した数少ないロック・バンドの一つという事実にも頷ける、よくまとまったアルバム。踊れるポップな楽曲とダークな歌詞の不思議なマッチ具合が何とも言えず、中毒性がある。今年は個人的に期待していたバンドの新作が期待したほどではなかったのが残念だった。ロックの未来に期待する意味でも、若手のバンドをたくさん選ばせてもらいました。

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BEST ALBUM 2011 | Skream! SPECIAL




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