【2011年 Best Album 伊藤 洋輔】
YOUTH LAGOON
『The Year Of Hibernation』
“My mother said to me don’t stop imagining, the day that you do is the day that you die.”というフレーズが頭の中を何度も何度もリフレイン……栄えある第1位は名門FAT POSSUMの新進“奇”鋭、Trevor Powersのソロ・プロジェクトによるYOUTH LAGOONのデビュー・アルバムを挙げよう。なんでも幼少期からある“極度の不安”を克服するために作ったという本作。簡素なギター・メロディに静謐なシンセ、ドラム・マシーンそれらをシンプルに紡いだサウンドに、自身の経験に基づいて描かれた詩世界を儚げな歌声で吐き出す。まるで叫ばないKurt Cobain？もしくは穏やかすぎるの子？ヒリヒリとした内省感、そして甘く切ないノスタルジー、その不思議なバランス感覚に心底やられました。冒頭のフレーズは「17」にて。とても印象的で、なんだか時代ともシンクロしたようで深く沁み入る。2011年は多くの人にとって忘れ難い年となっただろう。この時代の空気が自ずと内的ベクトルへ導く中、YOUTH LAGOONとの出会いは必然だったのかもしれませんね。
『The Year Of Hibernation』
“My mother said to me don’t stop imagining, the day that you do is the day that you die.”というフレーズが頭の中を何度も何度もリフレイン……栄えある第1位は名門FAT POSSUMの新進“奇”鋭、Trevor Powersのソロ・プロジェクトによるYOUTH LAGOONのデビュー・アルバムを挙げよう。なんでも幼少期からある“極度の不安”を克服するために作ったという本作。簡素なギター・メロディに静謐なシンセ、ドラム・マシーンそれらをシンプルに紡いだサウンドに、自身の経験に基づいて描かれた詩世界を儚げな歌声で吐き出す。まるで叫ばないKurt Cobain？もしくは穏やかすぎるの子？ヒリヒリとした内省感、そして甘く切ないノスタルジー、その不思議なバランス感覚に心底やられました。冒頭のフレーズは「17」にて。とても印象的で、なんだか時代ともシンクロしたようで深く沁み入る。2011年は多くの人にとって忘れ難い年となっただろう。この時代の空気が自ずと内的ベクトルへ導く中、YOUTH LAGOONとの出会いは必然だったのかもしれませんね。
ICEAGE
『New Brigade』
RADIOHEAD
『The King of Limbs』
DIRTY BEACHES
『Badlands』
SPECTRALS
『Bad Penny』
ARCTIC MONKEYS
『Suck It & See』
Miaou
『The day will come before long』
THE GO! TEAM
『Rolling Blackouts』
GREEN TREES
『Green Trees』
BEADY EYE
『Different Gear, Still Speeding』
BEST ALBUM 2011 | Skream! SPECIAL
