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10月10日、アナログフィッシュ、日比谷野外音楽堂公演。
先ほど、某音楽サイトで、あるライヴレポートを見まして。それによって、湧き上がった感動と、緩みまくった涙腺がどうにも収まらないのでブログアップ。
アナログフィッシュの日比谷野外音楽堂公演。
そのライヴレポートを、私の最も尊敬しているライター、ロッキング・オンの兵庫慎司さんが書かれています。他の媒体のHPを紹介していいのかは分からないが、知ったこっちゃない。ダメなら誰かが消すだろう。精神年齢13歳の私に、ブログなんてやらせた方が悪いのだ。
そして、ブログの話。
もう、ありがとうございます、兵庫さん。
何がありがとうございますなのかと言いますと、
私が、以前書いたブログ(「2011年のアナログフィッシュに寄せて」 http://skream.jp/blog/2011/09/post_41.php)
その中で、書いたこと、
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この歌が東京の空へと撒かれる日、彼らの10月10日の日比谷野外音楽堂が待ちきれません。空と、音楽と、世界と、アナログフィッシュと。あらゆるもの が、ありのままの姿で、私たちの目の前にさらされることでしょう。それは、風に乗って、どのようなメッセージとして聴こえてくるのでしょう。
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こう書いておきながら、私はこの公演に行けませんでした。
だから、ずっと気になっていたこと、
彼らは東京の空に一体何を描いたのか。
今年最後のライヴで、何を残したのか。
アナログフィッシュが染めた空はどんな色だったのか。
後悔の念と一緒にこみ上げてくる、あげたらきりがないほどの沢山の想い、兵庫さんのレポートを読んで、それがようやく少し救われたのです。
あのライヴレポートを読んで、あの日の空の色を、あの公演の意味を知ったような気がしました。
『荒野/On the Wild Side』がリリースされてから、多くの人が、多くの媒体が、最上級の賛辞を捧げ、同時にいちリスナーとしての感動と興奮を交えた熱いレビューやインタビューを発表しています。そう、あれは、そういう作品でした。音楽作品の云々ではなく、“個々にとって特別”であった。そして、それは“個々に向けた投げかけであった”からです。生きて、日々の生活をおくっている者すべてに向けられた問題定義。それは、戦争、震災、原発、もっともっと…。あげたらきりがない。私たちのすぐ傍で、今も起きていることから目を背けるなと、日常の怠慢から目を覚ませと、不意に顔面に浴びせられた冷水のように、一瞬にして私たちの目を覚まさせました。誰にでも言えること、誰もが直面している問題、究極の普遍性を持ったアルバムだったのです。だからこそ、感情を交えて書かずにはいられなかった人ばかりだったのでしょう。
10月10日、野外音楽堂にいた、すべての方へ。あなたにとって、あの日の空は、うたは、どんなものでしたか?
Skream! Diskreview