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要は音楽最高ってこと。ちょっと私的だが、正直幸せな話し。
嬉しい。
嬉しいなぁ。
これ、別に加山雄三の「君といつまでも」を歌っているわけではありません。
って知らないか。若大将の代表曲「君といつまでも」は、こんな感じのしみじみとした語りが途中に入るのです。
ってそもそも“若大将”知らないか。
ちなみに巨人原監督の現役時代のニックネームも一緒です。
それはいいとして。そう、嬉しかったのです。
私がしみじみ嬉しかったのは、0.8秒と衝撃。の塔山さんが、Skream!3月号に掲載された、私の書いた彼らのレビューが好きだと言ってくれたこと。そして「ありがとう、島根ちゃん。」と言ってくれたこと。
何がどうとか、なんちゃらかんちゃらは置いておいて、とにかく嬉しかったのです。
うん。嬉しかった。それに尽きる。
“好き”と“ありがとう”。こんなにシンプルなのに。なんてステキで、なんて優しい、なんて誠実な言葉でしょう。
なんか、思わずこちらこそ“ありがとうございます”と口に出してしまいました。
塔山さん、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
そして、今後とも突っ込みどころ満載なブログを楽しみにしております。ちなみに今月って文字数少な…むにゃむにゃ。
そんな嬉しかった昨日は、その後下北沢DaisyBarへライヴを観に行って、
今年皆勤しそうな勢いで観ているVeni Vidi Viciousのライヴを観て、
これだけ観たらいい加減飽きないだろうかなんて考えていたら、
思わず泣かされてしまったという。
特別良いライヴだったというわけではないかもしれない。客観的に、冷静な目で見たら、演奏がぐずつくところもあったし。
ただ、冷静にみても、確実にライヴバンドとしての姿を取り戻しつつあるとは確実にいえます。徐々に高ぶる興奮というものをフロアに生み出してましたから。徐々に温度を上げていく、確実にライヴの熱を高めていくスキルというのは、やはり高いバンドです。
なんか、のっけの勢いからしてぐっときた。入江さんの振り切れたヴォーカルに、嬉しくなった。
ガレージ・ロックの破壊力、パンクなスピード感と切れ味、バンド全体や音楽そのものの乱暴な佇まい、
やばかったなぁ。かっこよかった。興奮した。
あまりに真っ正直なリアルなライヴで、
赤裸々で、
音楽によって放たれる現実に凌辱されたと思った。
その衝撃のあまり、自分を見失うほど重症だった失恋もふりきり、一気に目の前がクリアになり、長い間しまいこんでいた感受性が戻ってきたような感覚を覚えて、思わず涙してしまったわけです。
ここ1年ほどの私を取り巻いていたもの。世界の基準がただ一人になって、それまで強く揺るがなかった自分の価値観や視点まで全てが奪われていくほど相手に依存して、自分はどうやって一人で立っていたのか分からなくなる感覚、
それを全てすらとり払って、現実に引き戻してくれたのだ。
全身に血が通って、ようやく一人で立っていた頃の世界を取り戻せたと思った。その嬉しさと幸福のあまり涙が出てきたという。
音楽ってすごいね。
だって、私たちがどれほど見苦しくその醜態をさらしても、音楽はそれを否定しないのだから。
という訳で、最後の曲は若大将を…。は嘘。やっぱVeni Vidi Vicious。
(島根 希実)
Skream! Diskreview
