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赤坂まで、QUATTROやリリーズを。
ビックカップルの電撃結婚ですよ。
マツケン、結婚ですってね。押して押して小雪をゲットですってね。
そんな彼を見て、欲しいものは自分で取りに行こうと強く心に誓う25の春。
しかし、そう誓った直後に激しく雨が降ってきたのは何なのでしょう?
なんですか、お告げですか?
お前の人生は、こういう残念な演出をされる運命なのだよ、
サザエさんでいうところの早川さん(カツオのヒロイン「カオリちゃん」の親友。またはカオリちゃんの次にキープしている女とも言えます。)、
ちびまるこちゃんでいうところのとし子ちゃん(まる子の親友だが、たまちゃんよりはサブキャラ)、
つまり“主役の親友の更にサブ”という、なんだか残念なポジションが関の山なのだよという神からの啓示なのでしょうか。
もしそうならば、全知全能だかなんだか知らんが、まったくもって余計なお世話である。
仕方ない、せめて音楽だけでも聴きたいものは掴みいくぞっつーことで、一昨日は赤坂BLITZに行って参りました。
で、観てきました。
QUATTRO。
とりあえず、新メンバー(脱退はしていたが、事実上のオリジナルメンバーであるが)のギター・潮田さんがやはり何度見ても良いです。
QUATTROはベース、キーボードが抜けて、直後に彼が加わったわけではありますが、メンバー脱退加入に関してはやはりいろいろあるでしょう。現メンバー編成をあんまり良い良いとか言ったら、それにも賛否はあるでしょう。ぶっちゃけ私だって、QUATTROは何年も前から観に行っていましたから賛否あるのは分かる。が、しかしあえてポジティブにとりたい。
だから、言う。潮田さん加入後のQUATTROはめちゃめちゃ良い!!尖ってる!!さらにかっこよくなった!!
なんでしょう、私の中では、マット・シャープの入ったWEEZERみたいな感じといいましょうか。(マット・シャープはベースじゃん!!とかはまぁ置いといて下さい。)
マット・シャープのいた頃のWEEZERが好きって人多いじゃない?
あの、自己主張の強い、前へ前へいく感じが良かったとかよく聞きますし。
彼のいるQUATTROってそんな感じっていうのでしょうか。
なんか、潮田さんのいるQUATTROは“いびつ”なんです。
これまではメンバー全員がきれいな円を描いていたのに、彼はそこから大きくはみ出しているというか。
バンドメンバーというよりは、やはり彼はギタリストとしての主張がとても強い分、バランスの良かったバンドの中では浮くんです。良い意味で悪目立ち。目立つ上に、これまでのQUATTROカラーともまったく異なるため、なんか“アク”みたい。
アクってお前、それってムダな要素じゃん、鍋ならいちいちすくって取るものだよとか言われそうですが、
でもムダなもんがムダじゃないっつーのがロックの魔法ですから。
ロックでは、はみ出し者万歳!ですから。
これまでのQUATTROのあり方とは完全に違う、混ざり合わない要素、異質なものが加わった、それがとにかく刺激的で好きなんです。毒気が加わったというか。
また、「積極的にフロアとコミュニケーションをとっていく“陽”のパフォーマンスの岩本さん」と、「気のむくまま、ギターの鳴くままに、ステージの三分の二以上を使い好きにやる潮田さん」という対照的な縮図も非常に好きです。
あと観たのは、Lillies and Remains。
この日のライヴは、正直、切れ味よくなかったです。
しかし今月発売されたニュー・アルバムの切れ味は危険なほど鋭い。
数段増した切れ味に鳥肌立ちますぜ。
本気で鼻血出すほどかっこ良い。
(島根 希実)
Skream! Diskreview
