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THE BIG PINK|Skream! LISTEN UP! -LIVE REPORT FROM U.K.-
Reported by Nami Inoue
THE BIG PINK : Official-Site myspace
昨年のSUMMER SONICで既に来日を果たしているTHE BIG PINK。
日本での注目もさることながら、本国イギリスでもNME誌が毎年最も期待の新人アーティストに贈る“NME Rader賞 2009”を受賞するなど、今期待のロンドン出身のユニットだ。メンバーはヴォーカル&ギターのRobbieとプログラミング&シンセサイザーのMiloの二人。
MiloはKLAXONS、CRYSTAL CASTLESなどを一早く輩出したインディ・レーベルMerok Recordsを主宰しており、そんな彼自身がTHE BIG PINKのメンバーとしてアーティスト活動を開始したことは非常に興味深い。それに加えサポート・ドラマーとしてCOMANECHIというバンドでも活躍中の、ロンドン在住日本人アーティスト・Akikoも参加し、バンド形式でのパフォーマンスになっている。
会場のForumは20代中心のやや若めのオーディエンスで埋め尽くされた。
ステージにはスモークがたかれ、ゆったりとしたノイズ音のBGMの中、メンバーが登場。
オープニング曲は彼等のデビュー・シングル「Too Young To Love」が披露された。プログラミングされた打ちこみのリズムと、ドラムとベースの音が重なり合った、エレクトロで重厚な音に驚く。続いて「At War With The Sun」は少しポップな要素も加わったエレクトロ・ナンバーで、楽しい一曲だった。「Velvet」では雰囲気が一変。低音の打ちこみサウンドとシューゲナイズっぽいノイズ音が絡み合い、クールな印象。観客からも拍手がこぼれた。「Frisk」はイントロからAkikoのコーラスのメロディが頭から離れない感じで、エフェクトの効いたギター・サウンドもクールだった。「Crystal Visions」では幻想的なサウンドに合わせて、夜空に満天の星が輝いているような照明セットが素敵で、音の世界観に引き込まれるようだった。「Count Backwards From Ten」では、今までの打ちこみノイズ・サウンドとは一変の、シンプルなギター・サウンドを披露。こちらもゆったりとした曲で、音に酔わせられるという感覚。
そして新曲の「Twilight」も披露。低音のエレクトロなリズムがクールで、観客を沸かせた。続いて「Tonight」ではサビの部分で大盛り上がりに。曲が終了すると観客から歓声が上がった。次にBeyonceのカヴァー曲(!)「Sweet Dreams」をプレイ。原曲は、日本ではBeyonce自身が出演するミネラルウォーターのCMでお馴染みのポップなナンバーだが、彼等の手にかかるとムーディなサウンドに引き込まれる様な、全く違った雰囲気の曲にカヴァーされていた。すっかり彼等色に染められていたのが見事。
アンコールでは、イギリスのみならず、アメリカでも大ヒットの「Dominos」でライヴが締めくくられた。イントロが始まるやいなや、この夜一番の盛り上がりで、フロアではモッシュとダイヴが起こるほど。サビでは大合唱で、既に名曲ダンス・ナンバーといった感じ。私も観客に混じって踊りだしたくなるほど、楽しいひと時だった。
この夏THE BIG PINKはGlastonbury festival始めReading festivalなどイギリスのロック・フェスティバルの他、ヨーロッパやアメリカのフェスにも出演予定。彼等のエレクトロニックでありながら、幻想的なサウンドは一度聴いたら病みつきになりそうな感じ。
今後のTHE BIG PINKの活動が楽しみだ。
This Is Our Time
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Release :
近年のUKインディ・ロックにおいて重要な役割を担ったレーベルMerokを主宰するMilo Cordellと、Robbie FurzeによるユニットTHE BIG PINK。エレクトロ・ビートと乱反射するノイズ、引き込まれるようなメロディがかけ合わさって生まれる耽美的な音像の中で、憂いを帯びた声で彼らは絶対的な美や愛とそれ以外について歌う。当然ながら、世の中はそれ以外のことばかり。どうせ心は唯一絶対の愛しか求めていないから、誰と寝ても同じだと。唯一絶対のことだけを信じようとすることの憂鬱や空虚感。彼らは、そうした人間の感情に仄かにスポットライトを当てる。このメランコリックな世界観をライヴではどのように再現するのか。初来日となるSUMMER SONICを楽しみに待ちたい。
(佐々木 健治)Warning: include(/home/gekirock/www/skream2/artist/overseas/the_big_pink/interview.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/gekirock2/www/skream/uk_report/2010/06/the_big_pink.php on line 219
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Skream! Diskreview