EVERYTHING EVERYTHING|Skream!LISTEN UP! -LIVE REPORT FROM U.K.-

EVERYTHING EVERYTHING|Skream! LISTEN UP! -LIVE REPORT FROM U.K.-

2011.05.12 @Shepherd’s bush empire,London
Reported by Nami Inoue
EVERYTHING EVERYTHING : Official-Site myspace

英・マンチェスター発のオルタナティヴ・ロック・バンドEVERYTHING EVERYTHING。日本でも昨年のSUMMER SONIC 2010や、デビュー・アルバムの日本リリースに合わせて4月に行われた一夜限りの来日公演で、彼等のパフォーマンスを目の当たりにした人も多いはず。
本国UKでは、デビュー・アルバムのリリース前から注目が挙がっていたこの人達。BBC’s Sound of 2010(毎年BBCが注目の新人アーティストを数組発表する)にノミネートされていた事はもちろん、ロンドン1のメイン・ストリート、Oxford streetにあるHMVのビルの外壁には“Music and Fashion is the perfect fit for HMV”の一環でLee Jeansとのコラボに彼等が起用され巨大ポスターが掲げられていたのも記憶に新しい。他のバンドからも注目のニューカマーとして名前がよくあがったりと、かなり期待度が高い。

登場してきたメンバー4人、お揃いのジャンプスーツに身を包んでまるで彼等のPVから飛び出してきたような格好。ちなみにEVERYTHING EVERYTHINGのPV作品達の多くをバンドのフロントマン、Jonathan自身が監督しているという。
「Final Form」でスタートした今夜のギグ。しっとりとしながらも、繊細な音の波が押し寄せてくるような感覚。次の「Qwerty Finger」でアップビートな雰囲気に早変わり。曲中盤でスロウな感じに転調するさまも見事。それにしてもフロントマン、Jonathanの高音ファルセット・ヴォイスがいつも安定して曲に溶け込んでいくのが凄い。「Come Alive Diana」は故ダイアナ妃を回想させられるような(?)ブリティッシュらしい曲。ほんの数週間前に行われたロイヤル・ウェディングのフィーバーが覚めやらぬという感じで、この曲のパフォーマンスが終わると会場から大拍手が起こる。 お待ちかねの「MY KZ, UR BF」。この暗号のような曲名、実は「My Keys, Your Boyfriend」という意味。人気ナンバーだけあり、会場も今夜一番の盛り上がりに。難解なリズム、メロディ展開もさらりとプレイされ、それにコーラスが重なる。一クセあるきらきら感がEEの魅力のように思う。「Leave The Engine Room」, 「Tin」, 「NASA Is On Your Side」, 「Weights」でしっとりと綺麗な音の波に魅了され、「Suffragette Suffragette」, 「Schoolin’ 」, 「Photoshop Handsome」 ではきらきら感と高揚感が、巧みなリズムと迫力に共存するさまに圧倒されっぱなしだった。そしてこの夜、新曲の2曲「Kimosabe」と「H W Peaks」を披露してくれた。 特に「Kimosabe」は今までの作品よりも低音ビートが感じられて、よりエッジの利いたナンバー。

今から次回作が楽しみだ。こんなにハイテクニックと、新しいサウンド感を持ち合わせたニューカマーをみるのは久しぶりかも。昨年の夏から彼等のアルバムをずっと聴いていても飽きないのは、きっと私だけではないと思う。

Man Alive

Price:¥2380 → ¥2359  by Amazon

Release : 2010-12-08




Skream! Diskreview