PILLS EMPIRE
Psysalia psysalis psyche
Veni Vidi Vicious
The John's Guerrilla

今の日本の次世代のシーンを担うバンドがズラリ。
この日は2日目で前日はThe New House、99Radio Service、sister jet、QUATTROとこちらも豪華。
開演10分前に到着すると、会場はすぐにフルハウス状態。この日はDJの神さんがライヴに向け徐々にフロアを暖めてました。
まずは、The John's GuerrillaがワルキューレのSEに乗せて登場。ハード・ロックとガレージ・サウンドを合わせた荒々しくも熱いライヴ。ボーカルの存在感が圧倒的。
もうすぐアルバムが発売になるそう。楽しみ。

続いてPsysalia psysalis psyche。
THE HORRORSを彷彿とさせるサウンドにエモーショナルなボーカルが乗るスタイル。
ルックスを含めて、醸し出す危険な香りがカッコ良かった。
キャッチーな曲もあって、この日もオーディエンスをしっかりと沸かせていた。

そしてPILLS EMPIREの登場。
僕は前身バンドのライヴを観た事があるんですが、新体制になってからの彼らを観るのは初めて。この日個人的に一番楽しみでした。
KASABIANの様な特大のグルーヴを持った一曲目でフロアは爆発。一気に観客を飲み込む。
ダンス・ビートと生の演奏を合わせるスタイルで、疾走感溢れる楽曲から、腰に来るグルーヴのあるダンス・チューンまで様々。そして、ボーカルのパフォーマンスも凄かった。
フロアまで降りてきて観客を煽る煽る。そして最後はドラムセットにダイヴ。
いやースカッとしました。また観たい。

最後はVeni Vidi Vicious。
キレのあるガレージ・ロック・サウンド。4人の並んだ佇まいも良くてグッと来ました。
ガチャガチャしてるんだけど、それだけじゃなくて踊れる感じもあって、とても魅力的。
最後は出演者がステージに揃って大円団。

DJも含めて、みんなでいいイベントを作っていこうという思いを感じて良かった。
とにかく楽しかったです。魅力的な4バンドをぜひ皆さんも注目してみて下さい。

(遠藤孝行)