NANO-MUGEN COMPILATION 2013

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催するライヴ・サーキット“NANO-MUGEN CIRCUIT”が今年も開催決定。今年は“NANO-MUGEN FES.”としての開催はお休みとなったが、その分“NANO-MUGEN CIRCUIT”では京都、愛媛、熊本、新潟、宮城、東京の計6箇所7公演を予定している。アジカンが愛し、リスペクトするアーティストが国内外から集まった豪華サーキット。その全出演者の楽曲が収録されたコンピレーション・アルバム『NANO-MUGEN COMPILATION 2013』が6月5日にリリースされる。“リスナーに様々な音楽を楽しんでもらいたい”というバンドの思いから始まった“NANO-MUGEN”。今年のコンピレーション・アルバムは一癖あるアーティストたちの“現在”をパッケージした楽曲群を堪能できる作品になった。

1996年、大学の音楽サークルにて結成。2002年11月に初の正式音源『崩壊アンプリファー』をリリース。翌年同作がKi/oon Records（現Ki/oon Music）より異例の再リリースを果たす。同年8月に初のNANO-MUGEN FES.を新宿LOFTにて開催。主要フェスに多数出演し、2004年には2ndアルバム『ソルファ』でオリコン週間チャート初登場1位を獲得し、初の日本武道館ワンマン・ライヴを行う。今年9月にメジャー・デビュー10周年記念ライヴ“ファン感謝祭”“オールスター感謝祭”を横浜スタジアムにて2days開催する。

Contemporary Exotica Rock Orchestra、略してcero(セロ)。2004年に結成。様々な感情、情景を広く“エキゾチカ”と捉え、ポップミュージックへと昇華させる。2011年、初の流通音源『WORLD RECORD』をカクバリズムよりリリース。本秀康による印象的なジャケットのイラストも相まって好評を得る。現在、MC.sirafuとあだち麗三郎を迎えた編成でライヴを行っている。2012年10月、2ndアルバム『My Lost City』をリリース。今年は夏フェスやイベント出演も多数決定しており、9月8日にはLIQUIDROOM ebisuにてワンマン・ライヴを開催予定。
2003年にsimoryo（Vo/Key/Prog）を中心に結成。“Japanese domestic dramatic drastic pop band”という形容の通り、ポップスの枠に収まりきらないほどの様々なサウンドで聴くものを魅了する。2008年にミニ・アルバム『ライフスタイル・メイクスマイル　コンパクトディスク』でSME Recordsよりメジャー・デビュー。その翌年にSMEを離れ、自主レーベルflashic kitchenを設立。幾度かのメンバー・チェンジを経て、現在はsimoryo、neeche（Gt）、zimas（Dr/Prog）の3人組。現在後藤正文プロデュースのもと、アルバムを制作中。リリースは今秋頃の予定とのこと。
猪股ヨウスケを中心に2004年初頭より横須賀かぼちゃ屋と新宿WALLを中心に活動開始。数々の精力的なライヴ活動を経て、2010年に完全自主制作の4曲入りe.p.『さよならティーンエイジ』をonly in dreamsよりリリース。2011年夏に後藤正文のディレクションによる初の10曲入りオリジナル・アルバム『ライジング』をリリースする。その後、さらにライヴ活動も活発となり夏フェスにも続々と出演。現在全国各地のライヴハウス・イベントに参加中。2013年7月3日に、再び後藤正文をプロデューサーに迎えた2ndアルバム『幻想のマボロシ』をリリース予定。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔（Dr）、Dr.DOWNERの猪股ヨウスケ（Vo/Gt）（PHONO TONESではBa）、モーフの旅、あしのなかゆびなど多数のバンドで活動する宮下広輔（Pedal Steel Gt）、 UNDER LIFEの飯塚純（Key）の4人で2011年に結成。バンドのお披露目ライヴを同年10月にSHIBUYA LOOP ANNEXで行う。『The World Is Yours』の配信リリースを経て、2012年1月18日に初のCD音源『PHONO TONES has come!』をリリース。インストゥルメンタルの枠に留まらないキャッチーな楽曲と、ペダル・スチールの美しい響き、口ずさみやすいパワフルな旋律が聴くものの心を捕らえて話さない。

2008年、CLAP YOUR HANDS SAY YEAHのRobbie Guertin（Key）を中心に、ニューヨークはブルックリンで結成。Robbieはドラムを務め、2名のギタリストを加えたベースレスの3ピース・バンド。2011年6月、1stアルバム『Mega Rama』を発表。ノイジーなギターと、ポップなメロディとシャウトで彩られる楽曲がインディー・ファンの心を捉える。2013年6月、後藤正文が主宰するレーベルonly in dreamsより、2ndアルバム『Rapid Reality』に、1stアルバムとボーナス・トラックを併せた豪華2枚組仕様のアルバムで日本デビュー。
アメリカ、テキサス州サンアントニオ出身のシンガー・ソングライター。90年代後半より音楽活動を開始し、17歳で地元テキサスではバンドとソロ活動にて頭角を現す。2005年に、RENTALS再結成時に同バンドに参加。同年バンド・メンバーとしてNANO-MUGEN FES.にて来日。2008年にRENTALSを離れ、ソロ活動を再開。2012年に5thソロ・アルバム『Same Sun Shines』をリリースした。
1995年、高校の同級生だったメンバーで結成。2000年頃より東京、横浜を拠点に、クラブでのDJイベントやレストラン・バー、路上などで活動。数々のフェス出演を経て2006年6月にミニ・アルバム『IDOL』にてメジャー・デビュー。22012年3月にはバンド史上初の全米ツアーを成功させる。10月にリリースした5thアルバム『Have a Nice Day』ではオリコンチャート初登場8位を獲得し、4作連続初登場TOP10入りを果たす。2013年6月29日にはジャム・バンドとして初の日本武道館ワンマン・ライヴが決定している。
どこか影を持ちながらも清涼感のあるソングライティングとアンサンブルで評判を集める不健康ポップ・バンド。澤部渡（Vo/Gt）を中心にして、サポート・メンバーを迎え活動を行っている。発表作品に『エス・オー・エス』（2010年）『ストーリー』（2011年）がある。その他、昆虫キッズ、川本真琴、camera-styloなどの作品への参加経験を持つ。
上陽介（Gt）、谷健人（Ba）、田村夏季（Dr）による3ピース・バンド。地元京都でライヴ活動を重ねながら2008年に自主制作CD『Turntable Films』をリリースし、1000枚を完売させる。2010年2月にデビュー・ミニ・アルバム『Parables of Fe-Fum』をリリース。ボロフェスタ、京都大作戦、都音楽祭といった京都のフェスにも出演。同年11月にリリースしたライヴ会場限定アルバム『10 Days Plus One』のリリース・ツアーは初の全国ツアーながら東京公演がソールド・アウト。2012年4月18日に待望の1stフル・アルバム『Yellow Yesterday』をリリースした。

中学時代の同級生であったホリエアツシ（Vo/Gt）とナカヤマシンペイ（Dr）が1998年に結成。2003年、シングル『TRAVELING GARGOYLE』でメジャー・デビュー。2004年に日向秀和（B）が正式加入し、2008年に大山純（Gt）が加わり現在の編成に。2009年には初の日本武道館公演を行い成功を収める。メジャー・デビュー10周年を迎える2013年、2月に2度目の武道館公演を行い、5月には初のベスト･アルバム『21st CENTURY ROCK BAND』をリリース。
大阪出身のシンガー・ソングライター。兄であるセカイイチの岩崎慧の影響でアコースティック・ギターに出会い、高校在学時からライヴハウスで弾き語りを始めるなど音楽活動をスタート。2006年にミニ・アルバム『雨があがったら』、2008年に1stフル・アルバム『太陽になりたいお月様』発表。2009年から活動拠点を東京に。2011年3月、ストレイテナーの日向秀和を中心としたミュージシャン有志によるプロジェクト、HINATABOCCOに参加。同年12月にはセルフプロデュース・アルバム『いっせーのーで』をリリースする。
長野智(Vo/Gt)、中村大樹(Ba)、富川克憲(Dr)による3ピース・オルタナティヴ・ロック・バンド。2003年2月に活動を開始する。THE VELVET UNDERGROUND、SUICIDE、Syd Barrett、Andy Warholや、70～80年代のNYアンダーグラウンド・シーンの影響が色濃い。公式音源は2012年にライヴハウス限定でリリースした自主制作CD-Rのみ（現在廃盤）。下北沢、三軒茶屋を中心に活動中。
2010年初頭に、シンガー・ソングライター笹口騒音（Vo/Gt）の楽曲をバンドで演奏すべく結成されたロック・バンド。同年4月、新宿JAMにて初ライヴを開催。10月に無期限活動休止を発表するも、2011年1月に活動再開。2012年3月、竹内道宏×笹口騒音による映画「新しい戦争を始めよう」に出演。映画のオリジナル・サウンドトラックもリリースする。2013年3月にリリースした1stフル・アルバム『IN RAINBOW TOKYO』はAxSxE（NATSUMEN）をエンジニアに迎えている。
東京を中心に活動中の4人組ロック・バンド。2007年頃から活動開始。2009年4月に1stアルバム『はしけ』をリリース。2011年、3月9日に1stシングル『渚』、8月24日に2ndシングル『サマー・ハイ』、11月23日にミニ・アルバム『GUM』をリリース。2012年12月5日に約3年半ぶりのフル・アルバム『たからじま』をP-VINE RECORDSよりリリース。TOKYO CAMP 2013に出演するなど、どんどん頭角を現している。