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現在に至る過熱したUSインディの口火となったのは、前作『Wincing The Night Away』が全米初登場2位を記録した要因が大きかっただろう。まさにエポック・メイキングな出来事。それから約5年、首を長~くして待っていた新作がついに到着した。今回はDANGER MOUSEとの課外活動も注目されるフロントマン、James Mercerがほぼすべての楽器を演奏しレコーディングを行なったという。アルバム・タイトルは“明日の港”だが、THE SHINSとして未来を見据えたリスタートの意味合いもありそうだ。派手さのないシンプルで牧歌的なサウンドだが、エモーショナルな歌声が優しく抱きしめるように響き渡る。やはり彼らのポップ・マジックは5年の空白を経ても色褪せない。日本ではやや地味なポジションに甘んじているので、本作でさらなるブレイクを祈る!(伊藤 洋輔)

THE SHINS インタビュー
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時代を、世代を超える美しきピュア・ポップ
2008年以降、MGMTやVAMPIRE WEEKENDといったスターたちが市民権を得て飛躍するまでのUSインディ・シーンを耕し続けてきた重要バンドの1つ、THE SHINS。GAPのコマーシャルや映画サウンドトラック(Natalie Portman主演「終わりで始まりの4日間」2004年)の楽曲制作、最高のプロデューサーの1人に数えられるDANGER MOUSEとユニット“BROKEN BELLS”を結成するなど、今最も信頼度の高いグラミー受賞音楽家 James Mercerを核とする5人組。これまでにSub Popよりアルバム3枚をリリース。前作『Wincing The Night Away』は、NIRVANAでも成しえなかったSub Pop史上初となるビルボード初登場TOP10入りで全米2位を記録し、本国で大ブレイク。そして、5年振り4作目となる注目の移籍第1弾アルバムは、プロデューサーにRED HOT CHILI PEPPERSやFOSTER THE PEOPLEなどを手掛けているGreg Kurstinを迎え制作された。

LINE UP : AGORIA / ANTHONY JOSEPH & THE SPASM BAND / ARAAB MUZIK / AT THE DRIVE-IN / THE BACK HORN / BEADY EYE / BUDDY GUY / BUSY P / CARIBOU / チャットモンチー / CHE SUDAKA / 電気グルーヴ / THE DIRTY DOZEN BRASS BAND / eli walks / ELVIN BISHOP / ELVIS COSTELLO AND THE IMPOSTERS / ERNEST RANGLIN / EXPLOSIONS IN THE SKY / FACTORY FLOOR / FUCKED UP / GALACTIC with Special Guests Corey Glover (of Living Colour), and Corey Henry (Rebirth Brass Band) / GOSSIP / THE HEARTBREAKS / HIROMI THE TRIO PROJECT featuring Anthony Jackson &Simon Phillips / HOWLER / JACK WHITE / JAMES BLAKE / JAMES IHA / JUSTICE / 加藤登紀子 / THE KOOKS / LOS LONELY BOYS / MICHAEL KIWANUKA / MIMI MAURA feat. 石川道久セッション / MORITZ VON OSWALD TRIO / MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO / MY BEST FIEND / NEW COOL COLLECTIVE / OCEAN COLOUR SCENE / OL Killer / ONDA VAGA / OWL CITY / REFUSED / SAKANACTION / THE SHINS / SPECIAL OTHERS / THE SPECIALS / SPIRITUALIZED / STEVE KIMOCK / THE TROJANS ...and more
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