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THE HIVES 5年振り5作目のスタジオ・アルバムは、構想1年半、レコーディングに3ヶ月という、じっくり練り込まれた濃厚な作品だ。"lex(法)"を掲げてセルフ・プロデュースされたサウンドは、バンド初期から貫かれているガレージ・ロックが炸裂。個性豊かなメンバー5人全員が"THE HIVESはこうあるべきだ"と大マジメにバンドと向き合い、衝突し合った末の結晶だ。ファッショナブルではないかもしれない。だが、自分たちが表現したいことを貫き通す彼らは、どこまでも勇敢だ。どれだけ時代が流れようと、THE HIVESはTHE HIVES。そう感じさせる彼らの芯の強さは聴く者にエネルギーを与え、笑顔を生む。真剣な熱いハートの衝突、これを青春と言わずして何と言おうか!(沖 さやこ)

[SONY MUSIC JAPAN]
SICP-3538 \2,310(税込)
2012.6.27 ON SALE

1993年、スウェーデンの工業都市ファゲルスタの5人の若者が、Randy Fitzsimmonsなる人物から日時と集合場所が書かれた手紙を受け取る。1年後、彼に導かれて地元でライヴを行うようになったバンドは、その破天荒なライヴで評判を呼び、Burning Heart Recordsと契約。まず傘下のSidekicks Recordsより1996年EP『Oh Lord! When? How?』でデビューするが、あまりの反響の大きさから即Burning Heart本体へ移り、1997年1stアルバム『Barely Legal』、2000年2ndアルバム『Veni Vidi Vicious』を発表。2001年秋、元Creation RecordsのAlan McGeeの新レーベルPoptonesよりイギリスでコンピレーション・アルバム『Your New Favourite Band』を発表し、イギリス音楽シーンに大旋風を巻き起こした。その勢いは日本にも飛び火し、2002年5月に『Your New Favourite Band』が日本リリース、夏にはSUMMER SONICに出演。
2004年にはメジャー第1弾アルバムとなる『Tyrannosaurus Hives』をリリース。夏には各国のフェスティヴァルに出演、2度目のSUMMER SONIC来日。その後欧米をツアーし、2005年2月にはスウェディッシュ・グラミー賞で5部門を受賞、スウェーデンの国営ラジオ局P3からGroup Of The Year金賞を受賞。秋には待望の初単独来日公演を実施し、全公演ソールド・アウト。2006年夏『FUJI ROCK FESTIVAL'06』へ参戦。新調したブラック&ホワイトの衣装で熱いステージングを繰り広げた。2007年には、Pharrell WilliamsにTIMBALAND、U2やSNOW PATROLを手掛けたJacknife Leeら意外な人選のプロデューサーたちを迎え、メジャー第2弾作品『The Black And White Album』を発表。豊潤で3次元的なサウンドを作り上げることに成功した。2012年6月、バンドのセルフ・プロデュースによる5年振り5作目のスタジオ・アルバム『Lex Hives』をリリースする。