【2010年 Best Album 花塚 寿美礼】
モーモールルギャバン
『クロなら結構です』
京都を拠点に活動するギターレスの3ピースから発せられる、ぶっとんだライヴパフォーマンスと、自虐的かつ変態(?)の切実な想いが詰まった歌詞、どこか切ないさを感じさせるサウンドがたまらない! 「悲しみは地下鉄で」など泣きのメロディもあったりと、笑ったり泣いたり感情が忙しく揺さぶられる1枚。「パンティー泥棒の唄」は最後まで聴くとアルバムタイトルの意味はこれだったのか! とハッとさせられました。メジャー1stとしてお茶の間に届けられた今作。もっとたくさんの人に聴いて欲しいと切に願う。キャッチーなメロディーに変態要素……これぞ現代のJ-POPの新機軸となるのではないだろうか……?
『クロなら結構です』
京都を拠点に活動するギターレスの3ピースから発せられる、ぶっとんだライヴパフォーマンスと、自虐的かつ変態(?)の切実な想いが詰まった歌詞、どこか切ないさを感じさせるサウンドがたまらない! 「悲しみは地下鉄で」など泣きのメロディもあったりと、笑ったり泣いたり感情が忙しく揺さぶられる1枚。「パンティー泥棒の唄」は最後まで聴くとアルバムタイトルの意味はこれだったのか! とハッとさせられました。メジャー1stとしてお茶の間に届けられた今作。もっとたくさんの人に聴いて欲しいと切に願う。キャッチーなメロディーに変態要素……これぞ現代のJ-POPの新機軸となるのではないだろうか……?
オウガの新たな魅力を発見できた1枚。よりポップに、のびのびと独自のスタンスで突き進んでいる。これは生活環境を地元・長野へ移したことが影響しているのか。今年はこれでだいぶ、浮かれさせてもらいました。
全体を通して、気だるい夢のなかにいるようで、記憶を辿る旅に出かけているみたいなトリップ感。キラキラした感じは刹那的で物悲しい。明るさの中に怖さが見え隠れしていて、聴けば聴く程に危険な中毒性あり。
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疾走するギターサウンドの中に感じるノスタルジー。とにかく曲が短いけれど、その中に凝縮された情景が広がる。ドラマーの脱退に新ドラマーの加入と怒濤の2010年だったと思うが、2011年はどんな姿を見せてくれるのか楽しみ。
20年ぶりとなるリリースに、まず驚かされた。この人達、本当に還暦?と疑ってしまうくらいアグレッシヴ! カッコいいおっさんたちはいつまでも「FRESH」でした。青いエナジードームが印象的なジャケも最高!
1stがものすごいインパクトを残しただけに期待されていた今作。やりたいことをやっている印象を受ける。過度にメディアに期待されるのを、逆におもしろがっていたりする彼らのひねくれ精神。それがMGMTのおもしろさだと思う。
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彼らが鳴らすファニーな音は、本当に“音を楽しむと書いて音楽だ! ”と思わされる。ジャケも印象的(早くジャケット写真の揉め事が解決して欲しい!)でポップがポップにどこまでも昇華された耳なじみのいい名盤!
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サイケデリックな楽曲に、一度聴いたら耳に残るクセのあるヴォーカル……聴きこむ度に引き込まれていく1枚。ゆるく浮遊感のある雰囲気は懐かしくもある。こういう音を20歳前後の若い子達がやってるなんて本当おもしろい。
日々の出来事を歌っているのに、まるでミュージカルのような圧倒的なスケール。発声方法や曲調は今までのYUKIとは違っているが、間違いなく愛を唄う日本のミュージシャンの一人。なんでもない日常が愛おしく感じる。
さらに前作よりも毒っ気も優しさも増している。なんといっても刺さるようなリリックが痛快! ワンピース好きなら誰しも反応しただろう「ただいま、おかえり」の〈どんだけネタがあるんだ尾田先生〉の歌詞に心から共感。
BEST ALBUM 2010 | Skream! SPECIAL