
”Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ”開催!

John Lennon(ジョン・レノン)を敬愛するアーティストが集い、世界の子供たちに学校をプレゼントする毎年恒例のチャリティ・コンサート「Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ」が、昨日8日ジョン・レノン29年目の命日に日本武道館で行われた。
日本武道館といえば、ジョンが唯一日本でライブを行ったゆかりのある地。
このライヴの提唱者で、ライヴにも出演したオノ・ヨーコの呼びかけで集まった出演者は14組20名。ミュージシャン、俳優、映像作家ほか、様々なジャンルのアーティストと観客1万1,000人が愛と平和を誓いあった。
ライヴのオープニングを飾るのは、奥田民生と吉井和哉のコラボ。
今年9回目を迎えるこのコンサートとジョンが好きだった「9」にちなんだ楽曲「Revolition 9」「#9Dream」「One After 909」をメドレーで披露!
ライヴも中盤にさしかかり盛り上がりを見せる中、突如ステージに忌野清志郎の姿が。
バーチャル映像で一夜限りの復活を遂げた清志郎に、会場からは「キヨシロー」コールが沸き起こる。
ビートルズ、ジョン・レノンに影響された清志郎は、名曲「Imagine」のメッセージを独自の日本語訳で歌い、涙を流す観客が目についた。
オノ・ヨーコもソロでパフォーマンスを4年ぶりに出演。
ジョンに捧げた「ユア・ハンズ」(収録アルバム『ミルク・アンド・ハニー』)を始めて日本語歌詞で披露し、「Give Peace A Chance
~平和を我等に」のダンス・ミックスを踊りながら歌った。
3年連続今年5回目の出演となる吉井和哉は、「Yer Blues」(収録アルバム『ホワイト・アルバム』! )に日本語の歌詞をつけ披露した。
「オノさんが凄すぎて、やりずらい」ともらしていた吉井和哉だが、観客全員総立ちとなった素晴らしいライヴパフォーマンスを魅せつける。
そして毎年恒例となっている光の芸術「オノコード」で、出演者、観客全員が一団となって「I LOVE YOU」のメッセージを送りだした。オノ・ヨーコも感動の面持ちで、ひとつになったオノコードを眺めていた。
フィナーレは、オノ・ヨーコを含む出演者全員で「ハッピークリスマス」、「Power To The People」に加え、今回は新たにビートルズの名曲「愛こそはすべて」が歌われた。ラストは「イマジン」を全員で熱唱。約3時間半のライヴが幕を閉じた。
このライヴは、売上金からアジア・アフリカの恵まれない子供たちへ学校をプレゼントしてきたチャリティ・コンサートであり、過去8回のライヴで、22カ国85校の学校が建設されてきた。今年からは中南米へ活動を広げ、計7カ国10校の建設支援を行う。
◆Dream Power ジョン・レノン スーパーライヴ 公式サイト
http://www.dreampower-jp.com/
◆ジョン・レノン オフィシャルサイト(PC/携帯共通)
http://emij.jp/john/
◆ビートルズ オフィシャルサイト(PC/携帯共通)
http://emij.jp/beatles/
【参加アーティスト及びセットリスト】 ※敬称略
★オープニング・メドレー 奥田民生/吉井和哉
「Revolution 9~#9 Dream~One After 909」
★松本素生(GOING UNDER GROUND)
「Don't Let Me Down」
「(Just Like)Starting Over」
★Leyona
「Mother」
「You Really Got A Hold On Me」
★BONNIE PINK
「Nobody Told Me」
「I Want To Hold Your Hand」
★ROCK'A'TRENCH
「Lucy In The Sky With Diamonds」
「Woman」
★LOVE PSYCHEDELICO
「Dear Yoko」
「Jealous Guy」
★浅井健一
「Love」
「Day Tripper」
★Cocco
「Out The Blue」
★奥田民生
「I'm So Tired」
「Polythene Pam」
★忌野清志郎(バーチャル出演)
「IMAGINE」
★泉谷しげる/LOVE PSYCHEDELICO
「Working Class Hero」
「You've Got A Hide Your Love Away」
★オノ・ヨーコ
「Your Hands(日本語バージョン)」
「Give Peace A Chance(ダンス・ミックス)」
★吉井和哉
「I'm Losing You」
「Yer Blues」
「Help!」
★ALLCAST
「Happy Xmas(War Is Over)」
メドレー「Power To The People~Give Peace A Chance」
「Imagine」
【7/17(金)今夜!】、忌野清志郎8時間特番放送!!

今夜23時から、CS放送、フジテレビNEXTで忌野清志郎デビュー39周年記念特番が8時間に渡って放映される。
RCサクセションが時代の頂点に登りつめた80年代初頭の貴重なライブの様子や、生放送中に起こった伝説の「夜ヒットガム事件」、さらに、あの!ザ・タイマーズのパフォーマンスなどなど「夜のヒット・スタジオ」「HEY!HEY!HEY!」「FACTORY」「僕らの音楽」を始め、フジテレビの歴代音楽番組に残された超貴重なパフォーマンスの数々。実に全22番組、全100曲という貴重な映像の全てが一夜限りで再放送される。
さらに、明日、7/18(土)には、フジテレビが保有する膨大なアーカイブ映像の中から厳選した貴重映像に新たに撮影した映像を織り交ぜ、バンドマン忌野清志郎の人生を紐解く、忌野清志郎デビュー39周年記念!「サンキュー!忌野清志郎!!愛してます!!!」も放映される。
永久保存版ものの2番組で、忌野清志郎という唯一無二のアーティストの魅力を目に刻み付けよう。
7月17日(金)23:00〜翌朝7:00
忌野清志郎フジテレビアーカイブス<完全版>
7月18日(土)22:00〜24:00
忌野清志郎デビュー39周年記念特番!
「サンキュー!忌野清志郎!!愛してます!!!」
詳細はコチラ
スペシャルLIVEと個展で偲ぶ忌野清志郎

新潟・苗場スキー場で行われるロックフェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '09」。この2日目となる7月25日のGREEN STAGEに、今年5月に逝去した忌野清志郎を追悼するスペシャルバンド“忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ NICE MIDDLE with New Blue Day Horns”が出演することが発表された。
このバンドが出演するのはフェスティバル2日目の7月25日GREEN STAGE。清志郎のバンド、NICE MIDDLE with New Blue Day Hornsのほか、仲井戸“CHABO”麗市、Leyona、Chara、甲本ヒロト、真島昌利、トータス松本、UA、Char、WILKO JOHNSON & NORMAN WATT-ROY、BOOKER T.、泉谷しげるといった豪華メンバーが参加。清志郎の偉大な足跡を振り返る。
「FUJI ROCK FESTIVAL」主催者の日高正博SMASH代表は、「皆さんと歌って踊って大騒ぎをして、清志郎君の久々の凱旋公演を楽しみましょう」とコメント。彼の名曲の数々を、豪華出演者とともに堪能できそうだ。チケットは現在一般発売中。
【FUJI ROCK FESTIVAL 09】7/25(土)GREEN Stage
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忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ
NICE MIDDLE with New Blue Day Horns 仲井戸“CHABO”麗市 /
Leyona / Chara / 甲本ヒロト / 真島昌利 /
トータス松本 / UA / Char / WILKO JOHNSON & NORMAN WATT-ROY /
BOOKER T. / 泉谷しげる
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そして、長年清志郎が開催を切望していた個展『忌野清志郎の世界』が、8月22日より東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催されることが決定した。
「個展、やろうよ」「個展かぁ。いいなぁ」――こんな会話から端を発し、8月の開催に向けて水面下で進行していたこの展覧会。会場では、忌野清志郎が描きためていた油彩、絵本の原画、イラスト、スケッチなど、未発表作を含む数多くの作品を展示するほか、忌野清志郎のポートレイト、愛用の自転車やヘルメットなどの私物、LPジャケット、ステージ衣装、楽器、ツアー・グッズ、ファンクラブ会報などを一挙公開。展覧会限定の希少性の高い秘蔵映像の上映や、新作のグッズ販売なども行なうとのこと。
本人が考案したタイトルそのままに、ロックな清志郎も、ド派手な清志郎も、過激な清志郎も、温かい清志郎も、『忌野清志郎の世界』を構成するすべてを集結させたイベントだ。ポスターやフライヤーなどの印刷物のデザインは、一緒に仕事をしたいとオファーを受けていた横尾忠則氏が手がけるとのこと。本展の開催を本当に楽しみにしていたという忌野清志郎。彼の世界を知りたいならば見逃すことのできない展覧会になりそう。
●会場:東京・ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
●日時:2009年8月22日(土)~9月13日(日) / 11:00~20:00
●料金:一般700円 / 学生500円
※忌野清志郎ふぁんくらぶっ会員は100円割引
※小学生以下およびラフォーレカード会員は無料
●問い合わせ:ラフォーレ原宿[Tel]03-3475-04
「本人」最新号に清志郎「ロックで独立する方法」掲載

雑誌「本人」最新号vol.10の巻頭特集は「忌野清志郎、本人。」。カメラマン佐内正史によるグラビアと、清志郎の“人生論”「ロックで独立する方法 ~独立は『自由』か『面倒』か?~」が掲載されている。
「テレビやスポーツ紙の報道の、あまりにもピント外れな紹介にいてもたってもいられなくなって」組まれたというこの特集。ここに掲載されている「ロックで独立する方法」は2000~2002年に雑誌「クイック・ジャパン」で発表されていたもの。今号ではその一部が再録されている。清志郎の独自の哲学とユーモアが込められた文章に、今一度目を通してみよう。
また今号には、やくしまるえつこ(相対性理論)も登場。「私の愛した音楽」と題されたテキストが、本人による挿絵付きで8ページにわたり掲載されている。
忌野清志郎の遺作「Oh! RADIO」がシングル化決定!

忌野清志郎が生前最後にレコーディングした遺作「Oh! RADIO」が、6月17日にCDシングルとしてリリースされることになった。
このシングルの表題曲は大阪のラジオ局・FM802の春のキャンペーンソングとして清志郎が作詞作曲し、阿部真央、HY、岸田繁(くるり)、スガシ カオ、 BONNIE PINK、山森大輔(ROCK'A'TRENCH)、和田唱(TRICERATOPS)からなるRADIO SOUL 20に提供したナンバー。
今回収録されるのは2月に清志郎のプライベートスタジオ「ロックンロール研究所」にてレコーディングされたデモバージョンで、ボーカルやギターのみならず、ベース、ドラム、ハープをすべて清志郎本人が演奏している。
9日に青山葬儀場にて執り行われた「青山ロックン・ロール・ショー」で出棺時のBGMとして一般に公開され、問い合わせが殺到した「Oh! RADIO」の清志郎バージョン。もう一度聴きたいというファンからの要望に応え、CD発売決定の運びとなった。
なお本作は、清志郎のソロシングルとしては2005年12月発表の「仕草」以来、3年半ぶり13枚目の作品。カップリングの有無や仕様などの詳細は後日発表となる。