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DISC REVIEW

運命に賭けたい論理

©東映アニメーション

東映アニメーションによる完全新作オリジナル・アニメ"ガールズバンドクライ"。同作の劇中に登場する5人編成のガールズ・バンド、トゲナシトゲアリが5thシングル『運命に賭けたい論理』をリリースした。アニメと連動するリアル・バンドは今やそう珍しく

Jewelry Fish

ネット発のラッパーとして活動するトップハムハット狂による、四季をテーマにしたコンセプトEP第3弾。朗らかな"春"の気配に淡い憂鬱を滲ませた『Sakuraful Palette』、"秋"の夜長に怪しげな狂騒が溶け合う『Watery Autum

DRIP OF RAMMY

至極痛快なり。始動から10年目での満を持した初フル・アルバムにおいて、彼女たちはその類まれなるケダモノぶりをフルに発揮しているのだ。ノークリックで録ったという激烈な「限界突破(2023ver.)」、パクチーに対するヘイトをファンキーに綴った

予期せぬ事態と必然の園

新たなベーシストを迎えて新体制となった4人組ガールズ・バンドの2年ぶりの新作。バンドマンとして生きていく楽しさも厳しさも同居した1枚で、ファンキーなアレンジに乗せて盛り上がる前代未聞のパクチーdisパーティー・ソング「ゲゲゲのパクチー」から

FLY HIGHER AGAIN

東京 鶯谷発のライヴ・アイドル、鶯籠のメジャー・デビュー・シングル。表題曲「FLY HIGHER AGAIN」は、作編曲をRENO(ex-ViViD)、ドラムのアレンジを淳士(ex-SIAM SHADE/BULL ZEICHEN 88)、ベ

A.C.E.2

2012年はコンスタントなリリースとライヴ活動、初恋の嵐のゲスト・ヴォーカルとして参加するなど、例年にも増し精力的な活動を繰り広げた堂島孝平。その勢いを示すように届けられた新作『A.C.E.2』は、前作『A.C.E.』から10ヶ月というイン

パラノイアン"X"

トライアンパサンディはもともとキャリアを重ねたメンバーで結成されているだけあって、これまでの作品はきれいに"デジタル×ロック"を遂行していたように思う。だが今作は音楽を愛する心が爆発する、ティーンネイジャーさながらのフレッシュな空気がとめど

Reflection"A"

ベーシストのRyo-Heyがサウンド・アレンジャーに転身し、新メンバーのMASAMUが加入したばかりのトライアンパサンディが、初作品から約1年4ヶ月振りの新作をリリース。前作で示した電子音×生楽器がせめぎ合うサウンドスケープは更にシンクロ率

PLANET of the TRIAMPERSAND

元GOLLBETTYのG-YUNcoSANDY率いる紅一点ロック・バンド、トライアンパサンディ。昨年12月に開催された下北沢SHELTERでの初ワンマンも大盛況だった彼女たちのデビュー作が完成した。バンド名は▲+&(トライアングル+アンパサ

血を嫌い肉を好む

シーンに登場して以来、唯一無二と言われてきたドミコだが、その音作りは作品を重ねるごとに磨かれた技術を下地にした挑戦や遊び心に溢れ、誰も到達できないところへ到達した。2年8ヶ月ぶりのフル・アルバムだ。先日最新アレンジ版のMVが公開された「問題

VOO DOO?

予期せぬ曲展開、サイケな音色、ファンクやヒップホップをルーツに感じる腰の据わったグルーヴといった、ドミコたらしめるあらゆる要素をさらに推し進めた3rdアルバム『Nice Body?』から、約1年を経てリリースとなったニュー・ミニ・アルバム『

hey hey,my my?

"NEW FORCE 2017"選出、"FUJI ROCK FESTIVAL'17"出演など躍進中の2ピース・バンド。ギターとドラムの構成上そのシンプルな音をどう料理するかに重きを置く彼らの今作は、重ね録りを用いた重厚感のあるガレージ、変調

深層快感ですか?

とんでもない天才が現れた。川越発の2ピース、"ドミコ"がとにかくすごいのだ。ポスト・パンク、サイケ、ガレージなど、様々なジャンルの枠を飛び越えた独自のトイ・ポップ・サウンドに、TOMOVSKYを彷彿とさせるような気だるくゆるい歌声がクセにな

LAST DAY(S) LAST

先のことを考えるのが苦手と言っていた長谷川 海(Vo/Gt)がこのタイトルを付けたことに成長を感じるし、思えばそれが様々なことを象徴している。例えば、バンド・サウンドを響かせてから疾走する冒頭2曲。鉄板の流れだが、前作と異なる印象に結びつい

希望前線/knock you , knock me/回顧録を編む

デジタル・シングル「備忘録を綴る」を挟み、フィジカルとしては約1年ぶりのリリース。疾走感溢れるギター・ロック、ブラス入りピアノ・ポップ、ドラマチックなバラードと3曲の粒立ちはしっかりと。ひと捻りある展開、歌詞カードを見るとわかる言葉遊びなど

Invitations

遠くまで球を投げるにはいいフォームを体得する必要があり、肘の角度から目線に至るまで、初めはひとつひとつを気にしなければならない。しかし繰り返すうちに身体が覚え、いつしか意識せずともきれいに投げられるようになる。比喩表現になってしまったが、ド

ラブソングはいらない

表題曲は女性からのプロポーズがテーマで、アコースティック・ギターの音色を基調としたミドル・ナンバー。匿名の影に隠れる悪意を揶揄した「イリーガルハイ」は、ピアノのイントロからしてスリリングで、各メンバーのプレイにスポットが当たる場面も。そして

DRAMA STORE

凛とした空気で幕を開け、華やかなフレーズの数々で踊らせるかと思えば、エッジの効いた表現でチクリと刺す。そしてストレートなバンド・サウンドを堂々と鳴らしたあと、思いっきりダッシュしてドタバタとフィニッシュ――関西発のポップ・バンド、ドラマスト

swallowtail

イントロからいきなり聴き手の意表をついてくる「三文芝居」が象徴するように、バンドの果敢な挑戦がたくさん詰まったドラマストアのニュー・ミニ・アルバム。メンバーの加入&脱退もあった昨年はこのバンドにとって変化の年となったが、激流のなかで歩みを止

ラストダイアリー

前作から約半年でニュー・シングルをリリース。表題曲「ラストダイアリー」は一聴するとこのバンドの王道を貫くようなポップ・ソングだが、ストリングスを取り入れていたり、転調や変拍子を用いたトリッキーな展開が用意されていたりと、新たな試みも多い。歌