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DISC REVIEW

君の唄(キミノウタ) / 答

昨年リリースの『変わりたい唄』から続いているモードが今回のダブル・タイアップ・シングルにも如実に現れている。映画"チア男子!!"の主題歌として書き下ろした「君の唄(キミノウタ)」は"自分で選んだ道があるから"という歌詞で始まり、躊躇いがちな

阿部真央ベスト

デビュー10周年を迎えた阿部真央初のベストは2枚組36曲のボリューミーな内容。『ふりぃ』、『ポっぷ』、『素。』の初期のアルバム3枚からたっぷり選んだDISC 1には今も新鮮なパンチ力を感じる「ふりぃ」、若くして孤独をきちんと味わった人の真実

変わりたい唄

一瞬、デビュー当時のようなポップ・パンクな曲調に"あの阿部真央が帰ってきた"と早とちりしそうになるのだが、帰ってきたのではなく、常に彼女は前を向いて"変わっていきたい"人なのだ。遥か彼方でもあり自分の心でもある場所へ叫ぶ"変わりたい もっと

Babe.

アルバムの冒頭で深い悲しみや諦念を達観した歌唱で聴かせる「愛みたいなもの」が本人いわくのフィクションだとしても、その濃度に引きずり込まれる。そして吐き捨てるような言葉とハードなサウンドの「逝きそうなヒーローと糠に釘男」と強靭な楽曲が続き、か

おっぱじめ!

1年6ヶ月ぶりとなる、オリジナル6作目。痛快に鼓舞するアッパーなTrack.1「這い上がれMY WAY」も、"大人になるほど怖くなり、でも震える足で前へ進もう"と歌う、いかにも阿部真央らしい「優しい言葉」も刺さるだけじゃない包容力がある。す

シングルコレクション 19-24

進学、就職など、多くの人々にとっても人生の大きな分岐点であり、たくさんの変化を得る時期となる19歳から24歳。19歳でシンガー・ソングライターとしてデビューし、今年でデビュー5周年を迎えた阿部真央が、その5年間で制作した全シングル曲を、時系

Believe in yourself

記念すべきデビュー5周年の第1弾リリースは、TVアニメ"ベイビーステップ"のために書き下ろされた表題曲を含むシングル。「Believe in yourself」はベイビーステップの描く世界とシンクロした、夢に向かい努力を続ける人々への応援歌

G

ユニコーンのリーダーとして知られる阿部義晴の7年ぶりのソロ作品"RGB三部作"、その第1弾『R』に続く第2弾EP。力強く跳ねるビートと乾いたギターが生み出すグルーヴ感が最高にロックンロールなTrack.1「ONE AND THREE FOU

Moment

大阪発の女性ツイン・ヴォーカル・バンド、アポロノームのミニ・アルバム。夢に向かって走る様子をキラキラと輝くポップなサウンドに乗せた「Glow」や、新生活を迎える人の背中を押す「信じて」など、卒業シーズンにぴったりな全7曲を収録している。「君

魔法のコトバ

仙台在住のスリー・ピース・バンド雨先案内人の2ndアルバム。前作『おいしい音楽』がタワレコメンに選出、収録曲「おひさま」がアニメのタイアップにも使われるなど活動の幅を広げている。彼らの持ち味はキャラクターも含めた、突き抜けたポジティヴさに溢

おひさま / イエーイ!!

仙台在住、雨先晴太郎(Vo&Dr)西山小雨(Vo&Pf)斉藤ポンチョ(Ba)によるギターレス・スリー・ピース・バンド。初タイアップ曲である「おひさま」、春リリース予定のアルバムから「イエーイ!!」を収録したダブルA面の1stシングルだ。誤解

薄れる藍の渚にて

ライヴ会場やTOWER RECORDS数店舗、オンラインなどで販売した3作を経て、約4年ぶりの全国流通盤をリリース。広島県出身の3ピース・バンドだが4年の間にメンバーは上京、サーキット出演やEggsなどを通してバンドの知名度は上がり、取り巻

君が消える日の空は

広島県尾道を中心に活動する3ピース・ロック・バンドがリリースする初の全国流通盤。疾走感あるサウンドで鳴らす全6曲は、"雨"や"涙"をテーマにしながら過去にまつわる思い出や後悔、詠嘆を歌っていて、高音域でもファルセットを使わない寺見幸輝(Gt

Face to Face

冒頭から焦燥感や揺らぎに脳髄を侵食されていくような、圧倒的な音像。しかし、Track.5「Have a good night」、Track.6「resistance」あたりからは、より率直で、人肌の温度を感じる音や言葉たちがゆるやかに滲み出

BORDERLESS

"スタジオで演奏しながら曲を作っていたバンドが、DTMと向き合い、人力では手数の足りない音を許容したことで、制作とライヴの自由度が広がった"という話は、昨今珍しいことではない。しかし、雨のパレードの場合はひと味違う。"人力で現行のポップ・シ

Ahead Ahead

今年1月に是永亮祐(Ba)が脱退した雨のパレードが、新体制初のシングルをリリース。新たなステージの幕開けを感じさせる表題曲「Ahead Ahead」は、文字通りの前向きなポップ・ソングだ。ポスト・ロックやアート・ロックの下敷きがあるからこそ

Reason of Black Color

"自分たちの中にあったいろんな色たちをそれぞれより濃く表現した作品に仕上がりました"という福永浩平(Vo)のコメントどおり、メンバー自身が日頃影響を受けている音楽やルーツにあたる部分を掘り下げたメジャー3rdフル・アルバム。その結果、ループ

Change your pops

"popという言葉の概念をひっくり返してやるつもりでアルバムを作った"――福永浩平(Vo)がそう想いを込めた作品に掲げたタイトルは"Change your pops"。彼らはインディーズのころから自分たちの音楽に信念を持っているイメージがあ

stage

フロントマンの福永浩平は必ずステージの上で"本気で日本の音楽シーンを変えようと思っている"と話す。そう言うことで、自分を奮い立たせているようだ。表題曲はそんな彼の決意を正直に綴ったもの。ポスト・ロックとダンス・ビート、ポップスを掛け合わせた

You

音楽以外のクリエイティヴ面でも洗練されたセンスを見せ、"アート・ロック・バンド"と称される雨のパレードによるメジャー1stシングル。その高い美意識で描く、静謐な夜のような情緒溢れるサウンドスケープはそのままに、今作ではかつてのポスト・ロック