OGRE YOU ASSHOLE
『100年後』

震災後の日本の今に生きている現実を音楽にいかに投影するか/しないか、もしくはそのバンド/アーティストが新作においてどのような表現を打ち出してくるのか? は、去年より今年のほうが色濃かった気がする。ひとくくりにはできないが、人と人が衝突や軋轢や共振をしながらひとつの楽曲に向かっていくという根本的な喜びやアグレッシヴさに溢れるくるりの、100年後という自分が存在しない未来をひとつ据えることによって、今鳴っている音やアンサンブルのかけがえのなさをドープに表現したOGRE YOU ASSHOLE。どちらもミュージシャンとしての誠意と“取ってつけたような正義感や焦り”を見透かすようなタフネスに一撃を喰らった。また、APOGEE休止中の永野亮のSSW&ギタリストとしての豊穣を証明したソロ1stはタイトル通り静かでフラットな決意に溢れる。サウンドは様々だが、心臓に素手で触られるような、でも繊細な手さばきの作品をよく聴いた。




永野亮
『はじめよう』


くるり
『坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)』


踊ってばかりの国
『FLOWER』






クリープハイプ
『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』


THE NOVEMBERS
『GIFT』


ASIAN KUNG-FU GENERATION
『ランドマーク』






Chara
『Cocoon』


七尾旅人
『リトルメロディ』


Lillies and Remains
『Re/Composision』



>>ページのトップに戻る

BEST ALBUM 2011 | Skream! SPECIAL