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John Frusciante プロデュースによるBLACK KNIGHTSのニュー・アルバム『The Almighty』、明日緊急リリース決定

2015.06.02 20:15

John Frusciante プロデュースによるBLACK KNIGHTSのニュー・アルバム『The Almighty』、明日緊急リリース決定

RED HOT CHILI PEPPERSのギタリストとして活躍し、現在はソロ・アーティストとして活動するJohn Frusciante。彼のプロデュースによるBLACK KNIGHTSのニュー・アルバム『The Almighty Produced by John Frusciante』が急遽明日、日本先行でリリースされることが決定した。

BLACK KNIGHTS X John Fruscianteの完全コラボレーション・ヒップホップ・アルバム第2弾となる今作では、Johnによるギター・ソロやヴォーカル(コーラス)も堪能できる。さらにWu-Tang Clanファミリーも多数参加。日本盤ボーナス・トラックとして収録される「Gang Related」、「The Devil's Pig」の音源も公開されているので、BLACK KNIGHTSの卓越したラップ・スキルと、進化を続けるJohn Fruscianteのサウンド・プロダクションをぜひ味わって欲しい。


また、日本盤リリースに伴い行われたロング・インタビューの一部が公開されているので、こちらもぜひご覧いただきたい。

▼CD付属ロング・インタビュー抜粋
BLACK KNIGHTS『The Almighty』Interview
04/30/2015 by Hashim Bharoocha
Rugged Monk(以下R)
Crisis Tha Sharpshooter(以下C)

-沢山の楽曲をどのようにして2ndにまとめたのですか?

R:『Medieval Chamber』と『The Almighty』を聴くと俺達の成長が分かる。プロダクションもライムもまったく別次元まで進化している。『Medieval Chamber』ではゲストをフィーチャーせずにBLACK KNIGHTSのラップとジョンのプロダクションだけに焦点を当てたけど『The Almighty』では俺達の仲間をゲストとしてフィーチャーしている点が大きな違いだよ。

-John Fruscianteは『The Almighty』でヒップホップをプロデュースすることがさらに自然になった印象を受けました。あなたたちはJohnのプロダクションは今作からどのように進化したと思いますか?

R:『The Almighty』からJohnがやりたいことをヒップホップでフルに表現できるようになった。『Medieval Chamber』では実験している最中だった。Johnがソロ作品を作るときはロックとかエレクトロニック・ミュージックが主体になっているけど、『Medieval Chamber』で初めて本格的にヒップホップに取り組んだ。『The Almighty』からJohnはさらにステップアップしてさまざまなタイプのヒップホップを作れることを見せつけた。このアルバムでNWAとかBOOGIE DOWN PRODUCTIONSみたいにオールド・スクールなブレイクビーツ・トラックにまったく違うスタイルのビートを組み合わせていてユニークなことをやっている。

-「Roundtable Discussion」はfeat. TRICKFINGERとなっています。なぜこの曲でJohnはあえてTRICKFINGERと名乗ったのでしょうか?

R:JohnがTRICKFINGERと名乗るときはミュージシャンとして参加するときなんだ。彼はギタリストとしてこの曲にも参加しているからこの名前を使った。俺たちのアルバムでJohn Fruscianteと名乗るときは大抵メロディやアカペラを歌うときで、TRICKFINGERとしてフィーチャーされるときはギター・ソロを演奏している。Johnはアルバムのあちこちで演奏しているけどあまりそれを全面に打ち出したがらないんだ。『The Almighty』と『Medieval Chamber』の大きな違いはJohnがギター・ソロをたくさん演奏していることだ。

-「Darts Of War」にもJohnのギター・ソロが入っています。彼がギターをレコーディングしているのを見てどうでした?

R:ギター・ソロが最後に登場して大好きな曲だ。TRICKFINGERの存在感が強く感じられる曲だ。あのギター・ソロのお蔭でJohnがまるで俺たちと一緒にライムしているような感覚だよ。この曲と次の曲「Non-Believers」が1番好きだ。

C:Johnがギターを演奏しているのをいつも見ているからもう慣れているよ(笑)。彼の家に居ると30分間ずっとギターを演奏していたりすることもあるよ。

-Johnとは次のアルバムも予定されているのでしょうか?

R:もう1枚のアルバムが予定されていて他のプロジェクトも予定しているよ。Rugged Monkのソロ・アルバムも予定している。BOSTON BLACKIEというのが俺の別名で、BOSTON BLACKIEとTRICKFINGERのコラボ作品だ。RAEKWONがソロ・アルバムを出したときにGHOSTFACE KILLAHがフィーチャーされていたように、俺のソロ・アルバムにもCrisisが参加している。俺は映画が好きなんだけど"Alias Boston Blackie"という映画にインスパイアされてこの名義を思いついた。

 

▼リリース情報
BLACK KNIGHTS
ニュー・アルバム
『The Almighty Produced by John Frusciante』
bk_jk.jpg
6月3日(水)日本先行リリース
¥2,200(税抜)
[RUSH! X AWDR/LR2]
※ロング・インタビュー、Blu-spec CDの豪華仕様。

1. The Truth
2. Hood Liberator (feat. The Reverend Willy Burks)
3. World Renowned
4. New Day
5. Understanding (They Got Love) ((feat. Prodigal Sun))
6. Roundtable Discussion (feat. Trickfinger)
7. Ahead Of My Time
8. Darts Of War (feat. Phoenix Flame)
9. Non-Believers
10. Reptables (feat. John Frusciante)
11. Highrising
12. Techniques & Shockwaves (feat. Kinetic)
13. Hard To Be
14. Finish Line (feat. RZA, Prodigal Sun, Leggezin, Roe)
15. The Almighty
16. Gang Related ※日本盤ボーナス・トラック
17. The Devil's Pig ※日本盤ボーナス・トラック

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