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Scott Walker、6年振りの新作が12月リリース、トレイラー公開&ビッグ・アーティストからのコメントも到着

2012.10.17 23:28

Scott Walker、6年振りの新作が12月リリース、トレイラー公開&ビッグ・アーティストからのコメントも到着

60年代にTHE WALKER BROTHERSとしてデビューし、David Bowie、U2、THE SMITHS、RADIOHEAD、Alex Turner(ARCTIC MONKEYS)、Brian Eno、Jarvis Cocker(PULP)、Damon Albarn(BLUR)まで影響を与えたUK音楽界で 最も重要なシンガー・ソングライター、Scott Walkerの約6年振り通算14作目となるニューアルバム『Bish Bosch』が12月19日にリリースされることが明らかになった。

イギリスに2つしかないというチューバ・サックスを始めとし、淡水平巻貝といった古代の天然楽器など、世にも珍しい楽器が多く使用されている本作。Scott独特のユーモアが冴えわたるリリックに、スケールの大きななサウンドが合わさったファン垂涎の内容となっているとのことだ。

そんなアルバムからトレイラーが公開。アルバム収録曲の1部を聴けるのに加え、珍しい楽器が登場する制作過程も垣間見ることが出来るのでチェックしてみよう。さらに、Scott Walkerからの影響を公言している大物アーティストのコメントも続々到着している。



Scott Walker - Bish Bosch (Album Trailer)


<アーティストからのコメント>
■RADIOHEAD
僕らはScottソングが多い。「Creep」もそうだ。プロデューサーがカバー曲だと思い込むほどスコット的だった。常に彼の音楽が原点だからね。
■David Bowie
彼の曲のいいところは絵を描くように音楽で主張していることだね。彼が言いたいことは分からないが、彼が歌うままに曲を受け入れる。そこから何かをつかみ解釈すればいい。
■Brian Eno
『Nite Flights』で彼の音楽に衝撃を受けた。とてつもない曲だからぜひ聴いてみてくれと言ってDavidの制作現場に持ち込んだんだよ。感性の一致というか何か通じ-るものを感じた。ポピュラー音楽でなくオーケストラや実 験音楽のようだった。ポップスの枠組みにありながらそこから遠く離れてる。 これを聴くのは屈辱的だ。今でもこれを超えられない。
■Damon Albarn(BLUR)
彼のメランコリー・ポップは、それまでに聴いてきたものとは紛れもなく違っていた。僕にとって、Scott Walkerを聴いたのが全ての始まりだったのさ。
■Johnny Marr(ex-THE SMITH)
僕がTHE SMITHのラスト・アルバムをどのような作品にしたかったか語ろうとすると、美しくて憂いに満ちた彼の曲から受けたインスピレーションに集結するのさ。
■Jarvis Cocker(PULP)
彼はまるで勇敢な探検者のようだ。世界の未踏の地に向かう人みたいにね。

<リリース情報>
アーティスト: Scott Walker (スコット・ウォーカー)
タイトル: Bish Bosch (ビッシュ・ボッシュ)
発売日:2012/12/19(水)(UK発売日:2012/12/4)
品番:BGJ-10159(オリジナル品番:未定)
レーベル:4AD/ Hostess
税込価格 : 2,490円(税抜価格:2,371円)
※日本盤は歌詞対訳、ライナーノーツ付

<オフィシャル・サイト>
日本公式サイト: http://hostess.co.jp/4ad/scottwalker/
『Bish Bosch』海外特設サイト: http://www.bishbosch.com/

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