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武藤昭平withウエノコウジ、2ndアルバム『'S Wonderful』を8月リリース

2012.06.29 19:11

武藤昭平withウエノコウジ、2ndアルバム『'S Wonderful』を8月リリース

武藤のガットギターとしゃがれ声のヴォーカルに、ウエノの強烈なロック・スピリット溢れるアコースティックベース。今にもフラメンコを踊る美女が飛び出して来そうな、武藤昭平withウエノコウジのセカンド・アルバムがリリースされる。

日常に寄り添うような悲喜交々の感情が描かれ、決して色褪せることのないテンションと温もりを帯びた新作が完成した。2011年3月にリリースされたファースト・アルバム『マリアッチ・パンクス』に続くセカンドアルバム『’S Wonderful』。武藤は普段のドラムではなく、ガット・ギターとヴォーカルを担当。ウエノも通例のエレキ・ベースではなく、アコースティックベースを起用、両氏これまでのキャリアとは多少趣きも異なるユニット“武藤昭平 withウエノコウジ”(以下、武藤ウエノ)。

武藤のガットギターとしゃがれ声のヴォーカルに、ウエノの強烈なロック・スピリット溢れるアコースティック・ベース。今にもフラメンコを踊る美女が飛び出して来そうなこのバンドサウンドを一言で表現すれば二人マリアッチ(メキシコを代表する楽団の様式)。メキシコのマリアッチは常に生活に密着したもので、冠婚葬祭、あるいは人生の記念日、人々の生活に寄り添う音楽。武藤ウエノは全国の呑み屋に出没をし
てはライヴを行う。

“呑み屋に行く感覚で音楽を楽しんで欲しいんだよね(ウエノ談)”“呑みに行った先にいい音楽があって、その音楽を通してコミュニケーションが取れたら最高だろうな、って。音楽をもっと身近に感じて欲しい、というより音楽はもっと身近であるべきだと思う。この二人編成のバンドなら何処でもできる。呑み屋でもできる。その最少限の編成がこの二人だと思ってる(武藤談)”

そんな武藤ウエノの新作『’S Wonderful』。タイトルは1920年ごろの流行語から。その言葉を見つけ、粋だと感じ、タイトルに冠した。アルバムを通して聴くと、日常に寄り添うように悲喜交々の感情が描かれているとのこと。鳴っているのは二人が弾くガット・ギターとアコースティックベースの二つの楽器の音だけ。にも拘わらず、コーラス・ワークも含めとても多角的にサウンドが作られてたという。StingやBob Marleyのカヴァー曲も収録する。

リリース後にはインストア・ライヴや各地ツアーも計画中。決まり次第公式サイトで発表されるとのことなので、引き続きチェックしよう。


▼リリース情報
2012年8月22日(水) 発売
武藤昭平withウエノコウジ
「’S Wonderful」(ス・ワンダフル)
UKCD-1139・2,940円・UK.PROJECT
<収録曲>
01 ザ・パイド・パイパー・ブルーズ
02 ブエナ・ビスタ
03 イングリッシュマン・イン・ニューヨーク
04 デスペラード・セレナード
05 ロスト・カーニバル
06 パラダイス・ダンス
07 孤独なパリ
08 コヨーテのアンサンブル
09 リデンプション・ソング
10 カルト・レインボウ
11 ライフ・イズ・ワンダフル

作詞:武藤昭平
作曲:武藤昭平 / ウエノコウジ
M-03作詞曲 : スティング
M-09作詞曲 : ボブ・マーリィ
編曲:武藤昭平 / ウエノコウジ

▼公式サイト
http://mutoueno.com/