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NYから届けられた2011年の"シブヤ系”?日米混合ユニット「ASOBI SEKSU」、待望のニュー・アルバム発売。

2011.02.03 16:03

NYから届けられた2011年の"シブヤ系”?日米混合ユニット「ASOBI SEKSU」、待望のニュー・アルバム発売。

ニューヨークを拠点に、欧米で高い評価を受けているロック・バンドながら、日本人女性ヴォーカリスト:ユキ・チクダテを擁し、楽曲も英語と日本語をミックスした歌詞となっている、ユニークな日米混合ユニットASOBI SEKSU(アソビ・セクス)。
EMIミュージック・ジャパン移籍第一弾となった2009年2月のアルバム『HUSH』(ハッシュ)より、 約2年ぶりとなるニュー・アルバムを2月2日、日本先行発売でリリースした。タイトルは『フローレサンス』(Fluorescence。「蛍光」の意)。

Yuki Chikudate(Vo&Organ&Syn&Bells)と、James Hanna(Gt&Ba&Vo)の2人は、マンハッタン音楽院でクラシックを専攻していた際に出会う。YUKIは、日本生まれの生粋の日本人(日本語ペラペラ)だが、4歳のときに家族とアメリカに移住。以後、LA→NYで育った、マルチ・カルチュラルなキャラクターである。YUKIに歌うことを、さらには日本語で歌うことを薦めたのは、JAMESのほうだったそうだ。2004年にCDデビューを果たした。

彼らの音楽性は、90年代初頭に人気があった、轟音ギターに甘いメロディが載る"シューゲイザー"を彷彿とさせるもの。「始めた頃は、こんな音楽をやるバンドは他になかった。何といわれても、好きな音楽をやってきただけ(YUKI)」。当初は「時代錯誤」とも言われた音楽性が、信念を持って続けているうちに、厳しいことで知られる欧米ロック・メディアで"ニューゲイザー(新世代のシューゲイザー”の意)の旗手”とも呼ばれるように。

過去3作のアルバム・レコーディングや、世界ツアーの経験を経て、おおいに成長した表現力と、何より他のバンドとはレベルの違うポップなメロディが、最新作では鳴っている。さらに、今作のジャケットは、それこそLUSHなど”シューゲイザー・オリジナル世代のバンド”の名作アートワークを手がけたヴォーン・オリヴァーによるもの。「まねじゃなくて、本人が作ってるんだから!(Yuki)」これも、先人たちと比べられることを恐れない自信があるからこそ、だろう。
国内盤にのみ収められている「Perfectly Crystal」の日本語ヴァージョン以外にも、英語の詞に突如日本語の詞が登場する楽曲が、今回も多く収録されている。新作を引っさげ、2月からは北米ツアー、音楽見本市「サウス・バイ・サウス・ウエスト」出演などが既に発表になっている。時代も言葉も国籍も音楽性も、既成概念にとらわれず、自信の感性と信念で紡いでいくASOBI SEKSU。

そんな彼らのレアなインタビューがSkream!WEBに掲載中。
ぜひご覧ください。

ASOBI SEKSUインタビュー >>

Asobi Seksu - Transparence [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

Asobi Seksu - Me & Mary [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

http://www.youtube.com/watch?v=KYuDBdVj8_k

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