Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

LIVE REPORT

Japanese

GO!GO!7188ヘンテナツアー09

2009.08.31 @東京JCB HALL

村上 ひろ美

 「待たせてごめ~ん!!」「ヘンテナツアーJCBやってきたぞ~!!ツアーファイナルだ~!!」アッコが笑顔で叫んだ。延期から3ヵ月経った今日、ツアーファイナルを迎えたここJCB HALLには、台風に負けず、首を長くして待っていたファンが詰めかけた。


 良く通るユウの歌声とギターが会場を包み、始まったのは「地球最後の日」だ。力強いターキーのドラムとアッコのベースラインに沿って会場は地震のように揺れる。ステージに向かって必死に掲げられた手だけがやっとのこと顔を見せ、会場のギュウギュウさを物語る。

 2曲目「ちんとんしゃん」になると、サビ前までは大人しくしていた観客も、「♪歌えや踊れや~」の歌詞通り、お祭り騒ぎで踊り狂う。また次の「食わずギライ」ではリズムに合わせて会場は縦ノリで大きな波を作っている。ステージの中央にはお立ち台(?)があり、そこに立ってユウがギターソロを披露すると、会場のボルテージは一気に高まり、ツアーの最終日を会場全体で共有しようという雰囲気とともに、ハイテンションのまま突き進んでいく。アッコがマイクをくわえて叫びながら演奏すると、更にその勢いは増し、JCB HALLのテンションは最高潮へと達していった。


 アルバム『アンテナ』のタイトルチューン「アンテナ」が演奏されると、激しいジャンプの嵐になった。

 「JCB最高~!!」とアッコが口をきった。アルバム『アンテナ』を引っ提げてツアーを開始したのが今年3月。それから5月にアッコが左目の裂孔原性網膜剥離と判明してからツアー延期となった不測の緊急事態。「私達12年間活動してきてツアー延期するなんて初めてで、普通にライブをするありがたさを知って(今回のことは)私達に必要なことだったんだなあって思います。」とアッコは他のメンバー共々、前向きな姿勢で今回の事態を受け止めている様子を話した。それゆえ、今後のライブ告知をするなど、周りの人やファンに支えられたGO!GO7188の勢いは減退するどころか、更に勢力を増してここJCB HALLに帰ってきた。


 ラストはターキーが初めて作った曲だと話す「雨の日だけの恋」を演奏。ノリのよいPOPな曲をターキーがメインで歌い、ユウとアッコは立ち位置を交換してアクティブにコーラスを歌って魅せた。アンコールでは活動を休止していた期間にスタジオに入って作ったという新曲を披露。もう大丈夫だと言わんばかりに、一心に心配していた我々の不安を取り除き、会場は期待と安堵との大歓声に沸いた。


 GO!GO!が音楽に懸ける情熱は海よりも深く、山よりも高くファンを愛している。年内のライブも目白押しということで、健康には充分注意して(笑)今後益々の活躍を期待をしたいものだ。