Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

Sunrise In My Attache Case

Sunrise In My Attache Case

Sunrise In My Attache Case

Official Site

メンバー:Kazuya(Vo/Gt) 和希(Gt) cubs(Ba) 岡P(Dr)

インタビュアー:吉羽 さおり

カントリーやサーフ・ポップをルーツに、爽快なメロディを紡ぎ、日々の物語をロード・ムービーへと映すドラマ性や高揚感溢れる音楽を奏でる、Sunrise In My Attache Case。2017年11月にリリースしたフル・アルバム『Sunrise to Sunset』では、心地よいチルアウト感のある美メロ曲から、スタジアム感のある壮大なアンセムまで聴かせたが、最新ミニ・アルバム『Light The Fire』は、キャッチーなメロディ、そして遊び仲間からバンドという形になった4人ならではのグルーヴや呼吸感、また遊び仲間の輪を大きくしていくようなフレンドリーなシンガロングなど、バンドの武器がより強靭になった作品だ。大きな一歩を踏み出す躍動感に溢れている4人に、話を訊いた。

-ミニ・アルバム『Light The Fire』が完成しました。Sunrise In My Attache Caseの新たな面を見せてくれる作品になったなと思うのですが、フル・アルバム『Sunrise to Sunset』(2017年リリース)以降の作品ということでは、変化をしていこうという気持ちもありましたか?

Kazuya:そんなことはなかったんですけどね。とにかく前のアルバム『Sunrise to Sunset』でいったん全部出し切って、そこからの作品やったので、正直言うとネタがないと(笑)。なので結構、悩んで苦しみましたね。

-そうだったんですね。今年4月にはシングル「Tell Me Why」が配信リリースされて。Sunrise In My Attache Caseの中でもキャッチーな曲で、今作へのいいきっかけになっているなと思いますが、「Tell Me Why」はどんなふうにできあがった曲ですか?

Kazuya:僕と和希で旅行で小豆島に行ったんです(笑)。

-旅行や遊びを通してできるっていうのは、いつもながらの感じですね(笑)。

Kazuya:そうですね。そのときに、車でできたての前作『Sunrise to Sunset』を聴いていて。その感じを曲にしたいなと思っていて。

-なるほど、歌詞にそのドライブをしている感じが出てます。

Kazuya:そうですね(笑)。そこからバッと生まれた感じでした。

-この曲は、印象的なギター・フレーズで始まる曲ですよね。これまであまりなかった骨太なイントロで、すごく新鮮な始まりでした。

和希:男臭い感じで、ハード・ロック感がありますよね(笑)。何か印象的なギター・リフがあれば、頭に残るかなっていうのは考えていて。この「Tell Me Why」とか、他の曲でもそうなんですけど、ギターのソロのパートについては"歌えるようなメロディで"、というアレンジを考えましたね。

Kazuya:最初にできたときは、ギター・ソロはなかったんですよ。1番だけポンッとできてしまって、そこからみんなでジャムっていって。結構この曲は早くできたかな。ただサビのメロディは、すごく悩みました。だいたいはできていたんですけど、そこからもうひと声いけへんかな? っていうので。

-高揚感のある、みんなでシンガロングするようなサビになりましたね。そのジャムってアレンジする際には、何かキーワードはあったんですか?

岡P:今回は、作り方が前のアルバムとは違っているんです。とにかく時間がなかったんですよね(笑)。ヴォーカルのKazuyaは作品のリードになるような曲を生み出さないといけない状況だったので、Kazuyaが別の曲の制作を進めている間に、「Tell Me Why」も他の曲でも、ワンコーラス分だけあるものを、他の3人でアレンジしていくという感じで。Kazuyaが0から1を生み出して、僕ら3人はその1をフル・コーラスにしていこうという、分担作業だったんです。これは、今回初かな?

cubs:初ですね、このやり方は。

Kazuya:いつもはだいたい、僕がざっくりと1曲全部作ったデモを、みんなでアレンジしていくスタイルやったんですけど、今回、アレンジについてはみんながやってくれて。逆にその方法だったからこれまでとも違う感じにもなったかな、っていう。僕が出したアイディアじゃなくて、みんなが出したものっていうか。

和希:そのなかでも、今回のアレンジはよりシンプルにしたかな。もっと、わかりやすいものをっていう。

-では、バンド・サウンドっぽくないR&B調のダンス・チューン「Talk About Love」は、どんなふうにできているんですか。

Kazuya:「Talk About Love」は、アルバムに入れようとかじゃなくて、趣味というか、遊びで作っていたものだったんです。これ結構かっこいいなって感じになっていて。一応、提出してみようかっていう感じでプロデューサーさんとかに聴かせたら、"これ、入れるっしょ!"ってなって。"マジすかっ!?"と(笑)。

-これまでのSunrise In My Attache Caseとは、また雰囲気が違う曲ですしね。

Kazuya:これまでと違う色があって、面白いんちゃう? ってなったんです。これはアコギが唯一入ってない曲ですね。エレキ・ギターと──

岡P:ドラムもほとんど打ち込みですね。

cubs:そこに生の音を交ぜているという感じですね。個人的には、この曲がめっちゃ苦労しましたね。ベースとしては、ノリがなかなか大事な曲で。

-自分のバックボーンにはあまりなかったノリ、グルーヴというか。

cubs:そうですね。ノリを作る役割で。

岡P:しかもこの曲は、あまり生楽器が入ってないから余計に大変なんですよね、必然的にベースが大事になっていて。

Kazuya:歪んだギターとかも入ってないぶん、ベースをフィーチャーしている感じなのでね。