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INTERVIEW

Japanese

GANG PARADE

GANG PARADE

Member:ココ・パーティン・ココ ユイ・ガ・ドクソン テラシマユウカ ユメノユア アヤ・エイトプリンス キャン・マイカ ヤママチミキ

Interviewer:荒金 良介

-そんな仕掛けがあったとは驚きました。そして、カップリングの「とろいくらうに食べたい」はシュール且つクールな曲調ですね(笑)。

ドクソン:この曲は世界に通用すると思います。"うに!"とか言いやすいし、海外でヒットさせたいですね。

ココ:ピコ太郎的な感じで、バズりたいんですよね。寿司は万国共通だし、日本を代表する食べ物なので、海外でもイケるんじゃないかと。先を行く先輩方に対して、ポンッ! って行きたいなと思ってます。

-なんですか、それは(笑)。

ココ:「とろいくらうに食べたい」でポンッ! と行って、海外公演とかやっちゃうぞって。この1曲に賭けてます。

アヤ:この曲はMVも撮りたいんです。YouTubeにアップされたら、世界に広まるじゃないですか。なので、お願いしたいなって。

-この曲は楽しく歌えた感じですか?

ココ:こういう歌詞なので熱い想いとか、そういうのはないんですけど(笑)、逆にフラットに聴いていただけたらなと思います。

マイカ:曲調はめっちゃかっこいいもんね。振付はまだなんですけど、寿司を握ってる感じをかっこ良くやるみたいな(笑)。おじいちゃんおばあちゃんから子供までできる振付にしたいなって。歌詞は恋愛の重い感じも出ているけど、サビでは寿司を握っちゃう。そのギャップを出したいなと。

ドクソン:それか、1曲が終わったら、のり巻きが完成するとか?

一同:ははははは(笑)。

ココ:いい! いいじゃん、それ!

アヤ:それどういうこと?

ココ:まず酢飯を炊いてね。

アヤ:えっ、炊くとこから?

マイカ:炊いて、巻いて、できたよ! って。

-新たなアイディアがひとつ生まれましたね(笑)。

アヤ:あと、どこかのお寿司屋さんでタイアップを狙いたいですね。

ココ:外国の方はお寿司屋さんに行くし、そこで流れたら、検索しちゃうと思うんですよ。そしたらギャンパレと出てきて、そこから世界へ!

マイカ:そこから入って、「BREAKING THE ROAD」みたいな曲も歌っちゃうんだって。

-「とろいくらうに食べたい」の歌詞は曲調と相まってシュールに聴こえるし、不思議な世界観がありますよね。

ココ:ヨウタ颶風(ハリケーン)さんが初めて作詞作曲を担当してくれたんですけど、いままでになかったような突拍子のない内容ですね。

ユア:恋愛に関してはそこまで共感できなかったので、ひたすらこの曲がどうかっこ良くなるかを考えて歌いました。

ココ:なるべく感情を乗せずに、淡々と歌うのがいいのかなって。

アヤ:私は結構考えて、ワガママな彼女と付き合ったんじゃないかなって想像して歌いました。"幼い頃夢見てた/なりたかった自分の姿"といまの彼女とはギャップがあって、とりあえず"うに食べたい!"ってなったのかなって。

ドクソン:全編欲望に溢れてる歌詞だなって。その気持ちを乗せて、ちょっと切なく歌いました。ずっと欲しがってるような内容なんですよね。

ユウカ:これ作った人は頭がおかしいですよ。いい意味ですよ! 天才だなと思って。なんでサビで突然"とろいくらうに"が出てくるのかなって考えたけど、わからなかったです。ノリでやってもいいのかなって。

-これは完全に脳内ループ曲ですよね。

ユア:一度聴いたら頭から離れない、中毒性のある曲ですよね。

ココ:いいですよね、同じフレーズを何度も繰り返すのはバズるかなと(笑)。実は前作(『GANG PARADE takes themselves higher!!』)を出したときにもこの曲はあったんですけど、惜しくも選ばれなかったので、ここに満を持して入ったんですよ。

-そうだったんですね。結果的に「BREAKING THE ROAD」と対になることで、お互いに引き立て合ってます。では、今年はどんな年にしたいと思ってますか?

ミキ:サキが戻ってきて、また新しいギャンパレを作らなきゃいけないので、早い段階で新しいギャンパレを確立させて、もっともっと上に行きたいですね。そしたら個人もグループも成長できると思うから。

マイカ:この体制はもうすぐ終わるけど、この期間で作り上げたものをちゃんと赤坂で見せて、それをベースにまた新しいものを作りたいなと思います。

ユア:この7人で過ごした日々は楽しかったし、充実していたんですよ。そこを忘れずに、サキちゃんが帰ってきてからも、"エンジョイプレイ、みんなの遊び場"という言葉に負けないようにウチらが楽しまなきゃいけないなと思います。そのうえで、サキちゃんを含めたギャンパレとして飛躍したいですね。

ココ:アヤが入って学んだのは1個1個のライヴを着実にやる。それは崩してはいけないポイントだし、ウチらも楽しんで、お客さんも楽しませる空間作りを大事にしようと。「とろいくらうに食べたい」がバズって、海外に行ってもそれを忘れちゃいけないなと思いますね(笑)。

-ココさんはどうしても海外に行きたい?

ココ:ひと言で言うと、海外に行きたい(笑)。アメリカに行きたいんですよ。アメリカン・ドリームじゃないけど、夢が詰まっているから。アメリカでヒットしたら、アジア、ヨーロッパでもヒットするだろうし。アメリカで流行った曲は息が長いじゃないですか。そこにギャンパレの名を刻みたいんです。