Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

鶴

メンバー:秋野 温(うたギター) 神田 雄一朗(ウキウキベース) 笠井“どん”快樹(ドラム)

インタビュアー:岡本 貴之

-「Keep On Music」は、インストア・ライヴでお客さんにコーラスを促してましたね。

秋野:「Keep On Music」は今回のアルバムで反響がいい曲なんですよね。

神田:俺らはちょっと、耳休めじゃないけど、遊び的な役割なのかなって思っていたら、"この曲が一番好きです"っていう人が結構いました。ちなみにこの曲は完全に秋野 温ソロ作品です。歌も演奏も全部ひとりでやってるので。

秋野:この曲にサイモン君は関わっていないんですけど、デモの状態をほとんど変えずに、ギターと歌とベースを自分で入れてて、アルバムの色としてこれもこのままでいいんじゃないかって。みんなでクラップで歌えるような感じでどこかで使えたらいいんじゃないかって言ってできた曲なので、すごくいい位置に入りましたね。


"東西大感謝祭"はいろんな想いが溢れる夜になると思います


-"鶴 15th Anniversary 「好きなバンドが出来ました」 ~東西大感謝祭~"が2018年3月31日にマイナビBLITZ赤坂と4月7日に大阪 心斎橋BIGCATで行われます。このライヴに向けて、現時点でどんなことを考えてますか。

秋野:感謝祭ですから、鶴の15年の歩みを表現するために、例えばキーとなった人物、僕らをプロデュースしてくれた方とか転機になった方とかをプレイヤーとして呼ぼうかとかいろいろ話は出てますけどね。鶴の歴史をどう表現するかっていうことを考えてます。

神田:デビュー・タイミングから何年間かやっていたBLITZとBIGCATで、今の精神状態と今のライヴ・スタイル、発信したいことをやれるっていうのがすごく嬉しくて。今の鶴がやっているライヴのスタイルでBLITZでやったことがないので、すごく伝わると思うんですよ。ライヴハウスで収まり切らない俺らのいいところが出ると思うので、それを見せられるのが楽しみでワクワクしているっていう感じです。もしかしたら昔はBLITZを扱い切れてなかったかもしれないんですけど、今の鶴がライヴをやったら相当いいと思うんですよ。

秋野:今回、ステージ上だけじゃなくて鶴に関わった裏方のスタッフさんにも声を掛けてるので、いろんな想いが溢れる夜になると思います。

笠井:俺も当時は完全にBLITZに浮足立っていたので、ライヴをやることで精一杯だったんですよね。今はもう少し自分たちらしさを出せると思うし、お客さんに大きなステージで音も良くて居心地もいい環境で見てもらえる機会もあまりないので、すごく楽しみだし、ぜひみんなにそういう環境で今の鶴を見てもらいたいですね。

-ところで、鶴とは深い縁のあるライヴハウス 新宿JAMが、2017年いっぱいをもって閉店することになりました。このことに対してはどんな想いを持っていますか。

秋野:自分たちが出ていた当時の仲間と未だに繋がりがあるし、1年会わなかった人がいても会えば"よっ、久しぶり!"ってなれるんですよ。学生時代を一緒に過ごした仲間みたいな感じで。そういう空気があるので、何か特別な、大人になってからの青春の場所っていう感覚ですね。

神田:思い出がいっぱいですからね。相当いろんなことをさせてもらったので。自分たちの企画で前日から入ってステージに畳を敷いたりとか。壁に紅白の幕を張ったりとか。

笠井:ガンタッカーっていうホチキスみたいなやつで壁にガンガン穴開けて(笑)。

神田:そのときのガンタッカーの針が残っているかもしれないですからね。

秋野:2月6日の"鶴の日"に"鶴大宴会"っていうのをJAMでやってたんですよ。それを初めてやったときに、"ミラーボールをつけたい"って言ったのが、JAMにミラーボールがついたきっかけだったんです。

神田:JAMには最初、ミラーボールがなかったんですよ。今は俺らがつけたやつじゃなくていいやつを使ってると思いますけど、俺らがつけたやつも10何年使ってたんじゃないかな? ドンキとかで買った小さいミラーボールなんですけど。

笠井:俺らの初ワンマンもJAMだよね。最初は下北沢のライヴハウスとかに出ていたんですけど、JAMだけは対バンのジャンルがぐちゃぐちゃでした。

秋野:いつ出ても異種格闘技(笑)。

笠井:でもそれがすごく楽しくて。パンク・バンドもいればギター・ロックもいて、サイケっぽいバンドもいて、カオスだったんですよ。そこからステージングとかいろんな要素を学びました。天井低いからジャンプしたらぶつかって流血してるやつとかもいたし(笑)。

神田:ステージで脱いでる人とかもいたよね? まだそういうのがライヴハウスに残っていたんだよね。

笠井:あのエネルギッシュな感じは経験してきて良かったなって。

秋野:ああいう経験が「不健康ミュージック」(2008年リリースの1stシングル『恋のゴング』収録曲)のもとになったよね(笑)。