Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

noovy

2017年10月号掲載

noovy

メンバー:Shawn(Vo/Gt) Hank(Gt/Cho) JK(Ba/Cho) Mark(Dr/Cho)

インタビュアー:山口 智男

今年1月から日本でライヴ活動を行いながらファンを増やしてきた台湾の4人組、noovy。ついにメジャー・デビューを果たす彼らが第1弾シングルに選んだ「Garage」は、結成当初からバンドと苦労を共にしてきたロック・ナンバー。自分たちの体験をもとに新たに書き下ろされた日本語がメインの歌詞には、夢を追い掛けることを諦めないでほしいというメッセージも込められているという。ようやくスタートラインに立つことができたという4人が、デビュー前の下積み時代の思い出も話してくれた。なるほど、天真爛漫な魅力はそんなところから生まれたわけだ。

-前作『ONE』(2017年4月リリースの1stミニ・アルバム)をリリース後、初めて関東圏以外を訪れたライヴではどんな手応えを得ることができましたか?

Hank:最初は不安でした。僕ら、ほとんど東京でしかライヴをやったことがなかったんですよ。(関東圏以外で)最初に訪れたのが福岡だったんですけど、東京から来てくれたファンばかりで、その不安が的中してしまったんです。東京からはるばる来てくれたファンの存在には励まされましたけど、どこに行ってもこういう感じなのかなと思ったらちょっと寂しかったです。でも、このままじゃいけないと思って、広島、神戸でライヴの告知チラシを配ったら、現地のファンや僕らのことをまだ知らない人たちがたくさん来てくれたんです。そこから地方のファンがだんだん増えていった実感はあります。

-じゃあ、各地でのライヴが終わったときには自分たちのファンが日本全国にいるという確実な手応えがあったわけですね。

Shawn:東京に帰ってきてライヴをやったら、今度は地方のファンが来てくれたんですよ。嬉しかったです。

-JKさんとMarkさんは各地での思い出はありますか?

JK:場所によってファンの反応が全然違うのがとても面白かったです。大阪のファンがとても情熱的だったんです。台湾の南の人たちと似ていると思いました。

Mark:現地のバンドと対バンすることが多かったんですけど、みんな親切で方言を教えてくれたり、ライヴが終わったあとアドバイスしてくれたり、そういう交流もできて嬉しかったです。

-へぇ、方言ですか。何か覚えているものはありますか?

Mark:"ばってん"(笑)。

JK:スイタンタン?

Shawn:違う違う。"スイトウト(好いとうと)"だよ。これはどういう意味ですか?

-"好きです"という意味だから、あまりむやみやたらに言わないほうがいいですよ(笑)。さて、いよいよメジャー・デビュー・シングル『Garage』がリリースされるわけですが、メジャー・デビューする意気込みを教えてください

Hank:日本に来てから、勉強として日本のアーティストのライヴをたくさん見せてもらいました。そこで素晴らしいパフォーマンスやお客さんとの一体感をいっぱい見てきたわけですけど、僕らもやっと同じところで活動できるスタートラインに立てたと感じています。いつか自分たちも多くの人を感動させられるライヴができるようになることを目標にして、精一杯頑張りたいです。

Shawn:日本の音楽シーンでnoovyらしい音楽をやっていきたいです。日本にはまだ、僕たちみたいに台湾から来たバンドってそんなにいないと思うんですけど、J-POPやJ-ROCKを聴いている人たちに、台湾にはこういうバンドがいるんだって思ってもらって、台湾の音楽にも興味を持ってもらうきっかけにもなりたいです。

-アルバム『Garage』はどんな作品にしたいと考えて、「Garage」、「イチバンボシ」、「Hey! Ho!」の3曲を収録することにしたんですか?

Hank:3曲とも夢を追い掛けるというテーマの曲なんです。何が起きても夢を諦めないでほしいという想いを込めて、この3曲を選びました。

Shawn:3曲を兄弟に例えると、「イチバンボシ」は末っ子。弱気なんですけど、弱気なりに、でも、頑張っていこうねっていうちょっとかわいらしい曲なんです。「Garage」は次男で、挫折もいっぱい経験したけど、それでも負けずに前向きな気持ちで進んでいこうという曲です。そして、長男の「Hey! Ho!」は堅い意志の持ち主で、一緒に突き進んでいくぞって、みんなを引っ張っていってくれるような曲です。同じように夢を追い掛けているんですけど、それぞれに違う角度から歌った3曲でまとめてみたんです。たぶん、聴いてくれるみなさんもそれぞれに夢を追い掛けていると思うので、どこかで共感してもらえるんじゃないかと思っています。