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INTERVIEW

Japanese

岡崎体育 × Skream! × バイトル

2017年07月号掲載

岡崎体育 × Skream! × バイトル

インタビュアー:吉羽 さおり

メジャー2ndアルバム『XXL』がオリコン週間アルバム・ランキング2位を獲得し、自身でも10万枚のセールスを目指し、SNSなどで積極的に働きかけている岡崎体育。メジャー・デビューした現在でも、以前からのアルバイト先であるスーパーマーケットに籍があり、働くなかで培ったこと、そこで得た発想や観察眼は、今の活動に生きていると語る。今回、そんな彼のアルバイトにまつわるエピソードに迫るべくインタビューを敢行。また、普段は経験できないような非日常的なアルバイトが体験できる企画"ドリームバイト"で選ばれた大学4年生、坂木利佳子さんも取材メンバーとして参加し、"学生生活"や"働くこと"について質問をぶつけてもらった。

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-本日はこれまで体験してきたアルバイトについてのお話をうかがっていきますが、岡崎体育さんはオフィシャル・サイトのバイオグラフィに、いつどんなバイトをしていたかを載せていますね。それによると、最初のアルバイトがレンタルビデオ店だとか。

そうですね。最初に長期のバイトを始めたのが、大学に入ってすぐくらいで。地元のレンタルビデオ屋で働き始めました。

-なぜレンタルビデオ店だったんですか。

僕が住んでいるのが京都の宇治というところで、ど田舎なんです。だから、家の周りで自転車で通えるようなバイトらしいバイトがなくて、レンタルビデオ屋が僕の家から一番近いバイト先だったんです。最初のバイトはそんなに長く続けへんやろと思って、とりあえずなんでもいいわと思って始めたのがきっかけでしたね。

-どのくらい続けたんですか。

そのバイト自体は2年ぐらいですかね。大学3年になるときくらいに辞めて。そこからは就職活動をしつつ、スーパーマーケットでのバイトを始めました。

-ビデオ店でのバイトでためになったことはありますか。

流通や小売もやっていたので、今の業種に近いところがあって。レンタルビデオ屋で働くまでは、CDが水曜日に発売されるって知らなかったんですよね。そういう知識とか、あとは店側から見るCDやDVDの発注の仕方とかは学びました。その店は本部の一括管理ではなくて、店舗ごとに仕入れるタイプだったので、店長や社員さんがCDを仕入れているのを見て、"このアーティストは人気やからこんだけ仕入れるんや"とか。京都の店なので、"この人は京都のアーティストやから仕入れるんやな"とか。あと、京都には音楽フェスがあるので、フェスの出演者のレンタル・コーナーを設けたりして。そういういろいろな、小売という立場での音楽の見方、見え方は学びましたね。

-アルバイトでも、CDの紹介ポップなどを書いたりしたことも?

書いてました。自分が全然知らない、聴いたことのない曲のポップも書いてました。僕は結構、夜勤の方やったんですけど──ちょっとアダルトなビデオとかもあるんですけど、全然観たこともないアダルト・ビデオのポップも書いたりしましたね。

-そういうふうにお店に関わる経験、体験をして広がったことは。

ポップに限らず、平台展開をしたり、発売初週のものは普通の什器の陳列ではなくて、特設のコーナーができたりするんです。レコード会社や事務所から、販促のグッズが送られてくるんですよね。すでに作られたものなんですけど、その貼り方の工夫とかは、店舗によってバラバラで。どこにどういうふうに貼って、商品をどういうふうに陳列したらお客さんに見てもらいやすいか、足を止めてもらいやすいかというのを、誰に教わるでもなくやっていくなかで自分で研究して、発見して、という世界だったんです。だから、消費者の立場で"音楽を売る"ことを考えるというのは役に立ったかなと思いますね。

-バイト代を何に使うかなど、目標はありましたか。

最初は大学生活が始まって、友達との交際費であったり、携帯電話代を自分で払うようになったりというためのお金でしかなかったですね。お金を貯めて、大きな旅行に行こうかとか、友達と企画してイベントをやろうとかはなかったです。みんながバイトしてるから、なんとなく俺もしなあかんなっていう感じで始めました。僕が音楽活動を始めたのが、大学1年の終わりくらいだったんですけど、そこからは自分が貯めたお金を音楽の機材費にあてたり、バンドのスタジオ代やライヴのノルマに使うようになりました。

-レンタルビデオ店を経て、次のバイト先がスーパーマーケットですね。こちらはどんな理由で決めたんですか。

スーパーは大学3年からで、それも自転車で通える距離のところでした。今働いているスーパーとは違うんですけどね。スーパーマーケットって社会の縮図だから、いろんなタイプのお客さんがいて、おじいちゃんおばあちゃんから、赤ちゃんまで来るんですよ。だからレンタルビデオ屋で見ていた消費者層とはまた別の心持ちというか、お客さんとの接し方も変わってくるんです。そこから、今の世の中はどういう動向なのかなっていうのも、わかるようになりました。例えば、テレビの情報番組でシナモンが身体にいいぞって情報が出た翌日は、すぐに品切れになる。前日にニュースでどういう商品がどういうふうに紹介されたかで、また発注の数も変わってくるし。天気ひとつとっても、雨の日は客足が遠のくから、そんなに発注とらんでもいいかって、天気予報を見ながら判断してたので。そのへんは意識的に考えてやっていましたね。