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INTERVIEW

Japanese

jizue × fox capture plan

2016年06月号掲載

jizue × fox capture plan

結成10周年を迎え、5月25日にニュー・アルバム『story』をリリースする京都のjizueと、Keishi Tanakaとお互いをフィーチャリングした作品『透明色のクルージング』を5月11日に同時リリースしたfox capture plan。そして、昨年最も多く対バンした相手であり親交の深い2組のインスト・バンドがスプリット盤『Match Up』を5月18日にTOWER RECORDS/ヴィレッジヴァンガード限定でリリースすることを記念して、両バンドのメンバー総勢7名が集まり、座談会を行った。

jizue:山田 剛(Ba) 井上 典政(Gt) 片木 希依(Pf) 粉川 心(Dr)
fox capture plan:岸本 亮(Pf) カワイヒデヒロ(Ba) 井上 司(Dr)
インタビュアー:岡本 貴之 Photo by 加藤 智裕

-両バンドの交流はどのように始まったのでしょうか?

岸本:僕がもうひとつやっているバンド、JABBERLOOPでjizueと何回か対バンしていて、もともと繋がりがあったんですよ。でもちゃんと一緒にライヴをやったのは去年の3月に東京、京都でやったツーマンからですね。

片木:fox capture plan(以下:fox)の1stアルバム『trinity』(2013年リリース)を出してからの勢いがすごかったから、"一緒にやってみたい!"という気持ちはすごくありました。

岸本:foxを結成したころからjizueの存在は知っていたんですけど、僕たちがジャズでもなくインスト・ロックでもなく"新しいことをやりたいな"と思っていたときに、僕たちの理想形に一番近いことをやっていた国内バンドのうちの1組だと思います。ライヴを観た印象は、楽曲そのものや、ひとりひとりのスキルも素晴らしいんですけど、結構バンドらしい一糸乱れぬアンサンブルの感じとか、すごくやり込んでいる感じがあるんですけど、そういうところを毎回リスペクトしています。

カワイ:リハとかストイックにやってそうな感じだもんね。

司:ライヴも、ロック・バンドとかハードコア・バンドなどのシーンにいる人たちと同じようなライヴの熱気がある気がする。

片木:つかっちゃん(井上 司)はもっとエモーショナルなロックのドラムで、MELTENはJABBERLOOPだともっとクールで淡々と弾くイメージだったんですけど、それがfoxのライヴのときはめっちゃ熱いしエモいし速いし賢いなと。理想的なプレイヤーなので、会うたびに"どんな練習してんの?"って聞いています。

岸本:いやいや、そんな大したことはしていないです。JABBERLOOPはフロントマンありきでやってるのでそこが違うのかもしれません。バンドのイメージ的にそういう真逆のイメージを持つ方も多いんですけど、さっき(片木)希依ちゃんが言ったようにエモーショナル的な部分を解放する瞬間が多いのはfoxの方ですね。

片木:私たちは個々のプレイヤーが全然ジャズメンではないし、即興ですごい演奏ができるというよりは、絶対週2でスタジオに入って毎回練習してからライヴに臨むスタイルだから、その辺はジャズのフィールドというよりも、わりとロック・バンドに近いインスト・バンドなのかなと思います。

粉川:世代も一緒やし、聴いてる音楽も近いねんな。

司:しかも、ずっとそういうシーンでやってたんだもんね?

片木:うん、なぜかハードコア・バンドに紛れてツアーとかやってたもんな。

岸本:京都の"ウーピーズ"(※2011年8月に閉店)でライヴやってたんだよね? 俺の友達がBALZACとかSOBUTのコピー・バンドをウーピーズでやっててよく行ってたんですよ。

片木:そうそう。京都にウーピーズという"ハードコアの聖地"と呼ばれる箱があったんですけど。そこがホームでしたね。