Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

SHAKALABBITS

2015年05月号掲載

SHAKALABBITS

メンバー:UKI (Vo) TAKE-C (Gt) YOSUKE (Ba) MAH (Dr)

インタビュアー:荒金 良介

昨年はレーベル・マネージメント・オフィス"Hallelujah Circus Inc."をメンバー4人で立ち上げ、その第1弾としてアコースティック作を発表したSHAKALABBITS。今年結成16年目を迎え、ますます独自のサウンドに磨きをかけ続けるバンドが久々となるニュー・シングル『Climax』をリリース。新曲2曲とRei Mastrogiovanniが表題曲をリミックスしたテイクを含め、彩り豊かな全3曲で2015年も突っ走り続ける!

-Skream!初登場になるので、基本的なところから話を聞かせてください。SHAKALABBITSは1999年結成になりますが、これまで作品・ライヴと止まらずにずっと走り続けてきた印象があります。自分たちの感覚としてはどうですか?

MAH:いろいろありましたけど、それを含めて楽しめてますね。

UKI:止まらないようにしてきた16年だったと思います。バンドをやり続けたい気持ちと、自分たちの意志ではないところで止まりそうになったときに、誰かのせいで終わりになるのだけは嫌だったので。だからこそ、止まらないように動いてきました。自分たちの作ってるものが自由に発表できないことはストレスに繋がりますからね。今まで一生懸命やってきたと思います。

MAH:わりとすぐに終わるものだと思ってるんです。このままだと、終わっちゃうよって。

-それはバンド自体が?

MAH:そうですね。バンドはすぐに終わるものだと思ってるんですよ。

UKI:始めたときもこんなに長くやるとは思ってなかったですからね。でもその中で別れもあるけど、いろんな人にもどんどん出会うし、人間関係も濃くなっていくから。終わりをちゃんと見ながら、活動していきたいなと。

MAH:ちゃんと終わらせたいしね。辞める理由はいくらでもつけられるし、それをわかっているからこそ、乗り越えてやらなきゃいけないなと。俺らはなるべく続けていきたいから、続けてます!という感じですね。

-TAKE-Cさんはどうですか?

TAKE-C:辞めたら、ライヴが観れなくなるじゃないですか。みんなでFISHBONEのライヴを観に行ったことがあって、FISHBONEもやめていたら、自分たちも目の前で曲を聴くことはできないから。そのライヴを観たときに、"これはすごいことだな"と思ったんです。MAHも言ったけど、バンドを続けて、みんなの前に立つことが大事なんじゃないかと。FISHBONEのライヴを観たときに、改めてそう思いましたね。

UKI:息絶え絶えでしたからね、そのとき。

-そうなんですか?

UKI:そんな中でもFISHBONEのライヴはどうしても観たい!と思って。ライヴを 観て、確信しましたね。

-FISHBONEに救われたと?

UKI:それ以外にも先輩バンドもそうだし、友達のミュージシャンもそうだけど、長く続けてるバンドだからこそ、やり続けてくれて良かった!と心底思えたんです。そのあとにAngelo(Moore/Vo/Sax)と過ごす機会があって、彼の純粋な気持ちにも触れることができたんですよね。いろいろあったからこそ思える気持ちというか、Angeloの言葉は天使的で。このへん(渋谷)もAngeloと一緒に買い物しました。

MAH:帽子が欲しいって言ったんだっけ?

UKI:"UKIが被ってるような帽子が欲しいんだ!"って。

MAH:このへんにはねえぞって(笑)。

UKI:その夜にライヴがあったから戻って来れる範囲で、渋谷の帽子屋さんにたくさん行きました。何だろ、FISHBONEのような先輩がいると、バンドを終わらせるのはまだ早いなと思っちゃう。今まで音楽を辞めたいと思ったことはないけど、精神状態があまり良くないときは、どうにでもなれってときもありますからね。一瞬訳がわからなくなることもあるけど、SHAKALABBITSとしてずっとライヴを続けてきた中で、ステージもフロアも全部ひっくるめたひとつのダンス・フロアみたいな空間を思い出すと、もっと頑張らなきゃ!って気持ちになりますからね。それの繰り返しですね。みんなの笑顔があり、お客さんが私たちを必要としてくれてて、私たちもみんなのことを必要としてますから。バンドを続ける中でダメージが大きすぎるときもあるけど、やっぱり未来を見るのが好きだから、やり続けられるのかなと。

TAKE-C:いろんなことがあるけど、それでも自分たちはやり続けたいという気持ちは薄れないから。

UKI:いつだって楽しい方向に導きたいし、いろんな人を巻き込みたいと思ってます。

-今は自分たちの中で大切にしているものがクリアに見えている?

UKI:はい。だからこその「Climax」ですね。信じることが大事だなと。

TAKE-C:まさに「Climax」だね。

-「Climax」に"この上ないくらいね 信じることにしたんだ"と歌詞にありますね。

UKI:疑うのはすごく簡単だけど、ひとりで生きているわけじゃないですからね。いろんな人と関わっていくことを考えると、信じていかなかったら前に進めないし、すごくつまんないことになっちゃうから。この世で生きている限り、信じながら生きていくしかないなと。

MAH:またそのときによって、信じる対象も変わっていくからね。たまに裏切られることもあるけど、またそこから信じられるものを見つけてやるしかないなと。

YOSUKE:自分たちでやり始めてから、人の大切さというか、バンドのことやメンバーのことをちゃんと気に入ってくれて、付き合ってくれる人が明確に見えるようになったんですよ。本当に仲間に恵まれていると思います。

MAH:調子よく見えるのか、1回離れたくせに手のひら返して連絡してくる関係者もいるし。公私ともに人間的に付き合ってくれる人だけでいいです。

-それは去年、自分たちの会社"Hallelujah Circus Inc."を立ち上げたことも関係してますか?

TAKE-C:そうですね。自分たちでやることで、いい状況になってることを周りにもアピールできてると思います。だから連絡してくるんじゃない?そういう意味でも何かしら結果を残してるんじゃないかな。

MAH:いいこと言うね! 基本、俺の80%は不満でできてますから。

全員:ははははは。

TAKE-C:でもそれがパワーになるからね。

UKI:音楽をやるうえで怒りや悔しさは、私たちには大事なものだし。その気持ちの中でフワフワした優しい身持ちも書きたいと思う。

MAH:うん、だからこそ、特別なものが輝くからね。それでちょっとでも嬉しいことがあると"ヤッター!"ってなるから。

TAKE-C:最終的にポジティヴなものに持って行こう!という気持ちはありますね。