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INTERVIEW

Overseas

WEEZER

2010年10月号掲載

WEEZER

メンバー:Rivers Cuomo(Vo&Gt)

僕 らのWEEZERが帰ってきた!(Skream!マガジンとしても昨年の11月号以来、2回目の登場!)
し かも帰って来かたが半端ないんです。なんとデビュー時から長年在籍してきたGeffen Recordsを離脱 し、世界最大のインディー・レーベルEpitaph Recordsと契約、移籍第一弾アルバムとなる『Hurley』をリリース、という衝撃的な動きを見せてくれています。
レー ベル移籍、ジャケット写真の謎、などなど聞きたいことがたくさんありすぎなのですが、現在バンドは世界各国から取材オファーが殺到してお り、数分も取れない状況とのこと。本 来なら直接インタビューしたかったのですが、今回は日本の所属レコード会社から“ようやく15分だけとれた”という貴重な電話インタビューを掲載します!

-今作でWEEZER史上初のレーベル移籍を行いましたが、選んだ先がインディー・レーベルであることはとても驚きでした。WEEZERほどのキャリアがあればメジャー・レーベルからも「引く手あまた」だったと思うのですが、あえてインディー・レーベルを選んだ理由は?

まず、Geffenとの契約が終結したんで、今回アルバムを自分たちで作ったんだ。で、それを持って、EPITAPHとのライセンス契約を結ぶことにした。彼らから凄くいい条件を出してもらったんだ。彼らはWEEZERのことも凄く支持してくれている。それに、もともとオルタナティヴ・ロックの世界でやっているレーベルだから、僕たちも凄く居心地の良さを感じている。新しい試みなんで、この先どうなるのか見物だよ。

-では、今のところEPITAPHとは順調にいっていると?

そうだね。EPITAPHとはうまくいってる。彼らは最後のほうで契約のオファーをくれて、アルバムを完成させる上でも、いくつかアドバイスをくれた。とにかく、凄く熱意が伝わってくるし、僕たちのことを大事に思ってくれている。ただ、当然マーケティングの予算はぐっと少なくなったわけで、どういう結果になるのかは見てみるしかない。

-TVドラマ「LOST」のハーリー役を起用した今作のジャケット・アートワークもインパクト大で話題となりましたが、彼の写真を起用した経緯を教えてください。

あるテレビ番組でJorge Garcia(ハーリー役の俳優の本名)が楽屋に入っていくのを見たんだ。ここ、ロサンゼルスでね。ツアー中はライヴの後、いつも妻と一緒にツアー・バスの中で見ていたってくらい、僕はあのドラマ「LOST」が大好きなんだ。だから、彼と一緒に記念写真を撮らせてもらったんだよ。で、その写真をよくよく見てみると、彼の表情がなんともすばらしいんだ。愛情と優しさに溢れていてね。で、アルバムのジャケットにしたらいいんじゃないかって思ったんだ。彼の顔に思い切りズームインして、僕を切り取ってさ。僕の姿はどこにも見えないよ。でも、凄くインパクトのあるジャケットだよね。

-WEEZERのアートワークは毎作風変わりなものであることも有名ですが、Rivers自身アートワークで一番拘っていることは何でしょうか?

言葉にするのは難しいんだけど、見るとピンとくるんだ。頭の中の小さなベルが鳴って「これがいい!」ってわかるんだ。僕たちのアートワークってのはたいてい・・・ うーん、どう言ったらいいんだろう・・・、拍子抜けするくらい当たり障りないっていうのか、不快なほど無害なんだよね。1994年、例えば手足をもがれた人形だったり、衝撃的なイメージを使って、他のバンドがこぞって奇抜なアートワークを競い合っていた時代に、僕たちはメンバー4人が無表情で横に並んだ写真を使って、多くの人の癇に障ってしまった。で、今回もまた、Jorgeの写真を使ったことを不快に感じたり、憂慮する人たちが大勢いる。みんな腹を立てているんだ。