Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Japanese

カミヒカルス

2010年10月号掲載

カミヒカルス

Member:カネモリタナカ(Vo&Gt)

Interviewer:西浦 雅人

カネモリタナカを中心に北海道・函館にて結成させたロック・バンド、カミヒカルス。これまでにシングルとしてリリースしてきた「シャラリラ」、「Yu-re-ru」、「7月20日」を含む8曲入りの作品が遂にリリースされる。今のカミヒカルスの全てを収めたファン待望のデビュー・アルバム。ライヴのような爆発する程のエネルギーが作品に込められており、リスナーに深く曲を刻み込む。芸術はいつの時代も少数派が支えている。だが、彼らの音楽は少数派に終わらない芸術だ。

-初めてインタビューさせていただきますSkream!です、よろしくお願いします。まずは初めてのインタビューになりますので、自己紹介をお願いいたします。

はじめまして、カミヒカルスのヴォーカル&ギターのカネモリタナカといいます。ギターを持って歌を歌ってます。性格は天邪鬼です。

-音楽を始めるきかっけになったことがありましたら、教えてください。

中学の時、それまでほしいものはなんでも買ってくれたのにギターが欲しいと言ったら、それだけはダメだと言われたので天邪鬼な俺は家を飛び出し、お姉ちゃんの家にあったギターを手にしてから全ては始まりました。

-「カミヒカルス」結成の経緯を教えてもらえますでしょうか?

2003年に前のバンドのヴォーカルが脱退してからバンド名をカミヒカルスにしました。自分の作る曲を人に歌ってもらうのが嫌で、自分で歌うようになった。ちなみに当時からやり続けてる曲もありますよ~今回のアルバムにも入ります。

-“カミヒカルス”、かなりインパクトのあるバンド名だと思います。名前に込められた意味、この名前にした理由を教えてください。

1人の時間、曲を作る作業って自分との戦いだと思うんです。生きている中で自分と向き合って生きていくのって一番しんどい。俺の場合、頭で閃くんですよ、変な話かもしれないけど、神様って己の中にしか存在しないと思うんです。なので頭の中で光るからカミヒカルス。スを付け足した理由はなんとなくです。はい。

-函館の出身のバンドもたくさんいると思いますが、函館のロックシーンはどのようなものなのでしょうか?ロックは盛り上がっていますか?ライヴハウスもたくさんあるのでしょうか?

そうですね~偉大な先輩達が沢山いますね。尊敬します。リアルな話、人口の低下でライヴハウスに足を運ぶ人は少なくなってしまいました。若者はクラブに流れたり。。。いい意味でも悪い意味でも函館の人は正直者ですよ。良いものは良い、悪いものは悪いでハッキリしています。ライヴハウスは、年々なくなり、今ではクラブを合わせて3軒くらいしかないと思います。東京からもいろんなバンドさんがツアーで行ってくれたら嬉しいですね。

-2008年5月に上京されていますね。上京するきっかけになった出来事などあったのでしょうか?

バイトや仕事は長続きしないけど、バンドだけは続けられた。自分はギターと歌しかできないし、素直にもっと自分を試したかった。東京で1からしっかり地に足つけてバンド活動をしたくなったんです。