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INTERVIEW

Overseas

THROW ME THE STATUE

2009年11月号掲載

THROW ME THE STATUE

Member:Scott Reitherman

Interviewer:佐々木 健治

今、新しいお気に入りのポップ・ミュージックを探しているのならば、THROW ME THE STATUEの名前は覚えておいた方がいいだろう。シアトルで結成されたTHROW ME THE STATUEの音楽は、今の気分にピッタリであると同時に、タイムレスな魅力も放っている。煌きと憂いが同居するメロディ、リズミカルに転がるビート。心地よい高揚感をもたらしてくれる彼等の音楽は、、これから多くの人々の心を掴んでいくことになるだろう。セカンド・アルバム『Creaturesque』について、Scott Reitherman に話を聞いた。

-はじめまして。日本のフリー・マガジン『Skream!』です。セカンド・アルバム『Creaturesque』を聴かせてもらいました。とてもポップで聴いていて心地よい作品ですね。アルバムが完成して、手ごたえはいかがですか?

すごく良い手応えで、ハッピーだよ。『ポップ』で『心地いい』という二つの形容詞は、自分がまさにそういうアルバムであってほしいと願っているので、そのレスポンスは非常に嬉しいね!

-THROW ME THE STATUEはどういった形で活動をスタートさせたのですか?プロフィールを教えて下さい。

実際の始まりは、自分が女の子にミックス・テープを作ったのがきっかけなんだけど、次第に完全なるソロのプロジェクトになっていって、何年か後には数人集めてレコードにしたってわけ。2007年夏の終わり頃、自分ともう一人友達とでBaskersville Hillというレーベルをシアトルで始めて、デビュー・アルバム『Moonbeams』をリリースさせたんだ。そうしたら、Secretly Canadianから連絡があって、サインしたいというので、そうしたんだ。とても嬉しかったよ。『Moonbeams』からの曲をライヴでやるのに、何人も呼びかけ、入れ替えをしてたけど、ちゃんとしたレコード契約のお陰でグループがちゃんと固まっていったんだ。現在Throw Me the Statueは4人で、Aaron Goldman、Charlie Smith、Jarred Grimesと自分、このメンバーで最新のアルバム『Creaturesque』をレコーディングしたんだ。

-あなた方の音楽的なバックボーンは、どういったものですか?PREFAB SPROUTやBELLE & SEBASTIANから、CAKEやBECKといったアーティストまで繋がる音楽性を感じました。

自分的には、THE REPLACEMENTS、THE MICROPHONES、SPOON、GUIDED BY VOICES、THE KINKS、MODEST MOUSE、THE SHINS、ARTHUR RUSSELL AND ROY ORBISONを追加したいね。

-『Creaturesque』を作る上で、前作『Moonbeams』を制作した時との一番の変化は何でしたか?

大きな違いの一つは、前の質問の際にもちょっと触れたけど、前作はほとんどソロ・アルバムに近かったんだよ、でも新作はバンドメンバーが一緒にプレイして出来上がったものなんだ。だからリズム・セクションが今回の方が大きく聞こえると思うんだ。それというのは、ある部分でPhill Ek(THE SHINS、BUILT TO SPILL、BAND OF HORSES)と作り上げた成果でもあるんだけど。Phillと一緒にやったもう一つの素晴らしい成果というのは、各曲の違ったパートや楽器がそれぞれ収まるべき所に収まってるんだよね、まるで楽器の色が部屋一面にばらまかれてるみたいに。それに比べて『Moonbeams』は、楽器がもっと音の役割をしてたと思うんだ、何層も何層も重なって。